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ゆったり温泉。美味たらふく。胸一杯に海山の「気」でリフレッシュしたり、都会の「邪気?」も楽しんじゃう。やっぱり旅はたびたびしたいよね。

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グアダラハラ&メキシコシティ・おバカ探訪編その2
〜マリアッチとソンブレロ〜


翌日、グアダラハラのメイン通りを歩いた。まず目に付いたのは、昨夜のおっさん達が着ていたような、刺繍と金具でいっぱいのど派手ウェスタン系スーツを売る店の数々。

これはマリアッチのための衣装やさん。
マリアッチはグアダラハラで生まれたメキシコを代表する音楽のことで、ギターや太鼓を演奏しながら主に愛の歌を歌う。10人前後で編成されるマリアッチ楽団は、ほとんどがおっさん。


おっさん達は夕方になると広場に集合して仕事を始める。食事をしている人やベンチに座っているカップルに「マリアッチいかが?」と声をかけ、承諾をもらうとその人たちを取り囲んで甘〜い歌を歌いまくる。







♪愛してるよ〜キミが命さ〜キスしていいかい〜ルルル〜♪(推測!)


売る方はもちろん、買う方だって相当ノリがよくないと成立しない商売だ。
でも、見ていると結構な確率で歌が始まっている。
はじけた人がいっぱいなんだ!



さて、通りを歩いていると、どうもおっさんに目がいく。だって、多くのおっさんの頭の上には大きなソンブレロ(大きなツバのついた帽子)が輝いているから。ジーパンとTシャツなどの普段着にソンブレロ、というスタイルが一般的だが、ときにはビジネス用にやや改まった格好をした人も被っていることがある。
メキシコ第2の都市でこれだけ見受けるということは、ソンブレロこそがおっさんであるための必須ツールなのだろう。

その通りにも何軒かソンブレロ専門店があった。ショーウィンドウを覗いてみると、あらびっくり。高い! 日本円にして2万円のものがたくさん。メキシコの物価は日本の6掛けほどの感覚だから、これは高級品だ。こんなスットンキョウな必須ツールでも(メキシコの皆様、失礼しました)そんなに格式高いものがあるなんて…。
目を丸くしてショーウィンドウに張り付いていたら、ソンブレロを被ったおっさんが隣にやってきて、その高級品を見つめたまま動かなくなった。



安いものももちろんある。でもおっさん達は、より気合の入ったソンブレロを被ることをひとつの目標として掲げているようだ。きっとこれこそ男の証。「どーだ! オレはメキシコのおっさんだぞ!」とソンブレロを被って胸を張るのだ。

そういえば、店内にいた青年は野球帽を脱いでソンブレロを試着し、鏡の前で嬉しそうにポーズをとっていた。おっさんと自覚したことを喜んでいるかのよう…。明るいな!

おっさんの元気はメキシコの元気だ、きっと!

記:大屋智子2006/06/01

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