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ゆったり温泉。美味たらふく。胸一杯に海山の「気」でリフレッシュしたり、都会の「邪気?」も楽しんじゃう。やっぱり旅はたびたびしたいよね。

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ガテマラ山の民編vol.1
〜国境越え〜


メキシコからガテマラへ。国境を越える日はいつもウキウキする。

国境と言ったって、ただ人が勝手に引いた線。人も文化も習慣も、国境なんて無視して連続するもの、グラエーション式に緩やかに変化するものだ。アジアを中心に旅していたときはそう信じていた。

でも、南米大陸を旅してからは、明らかに『国の境い目』として機能している線もあるということを知った。
国境を1歩またいだら別世界。民族も衣服も食べ物も習慣も総入れ替え。

さてさて、メキシコとガテマラは国境をまたぐと変わるのか変わらないのか、また違う国境感があるのか……ワクワク!



歩いて国境を通過し、次に目指す町、ケツァルティナンゴ行きのバスを探して歩いた。ん? 早速なんか違う気配。アイスの売り子(売りオヤジ含む)がやけに多い。甘いの大好きの私にはかなりいい傾向。
そして、歩き回ってやっとこ見つけたバスも、う〜ん。味の出具合がメキシコとは全然違う。メキシコバスが大学生のお兄ちゃんなら、こっちはひいおじいちゃんの老いっぷり。恐る恐る乗り込んでみると……。ひゃぁっ!

これはもう、バスの超初歩の本分「人や物を一つの地点から別の地点へ運ぶ」ということのみをまっとうする、ある意味とても潔い物体。安心快適、車窓を眺めるのがバスの楽しみ! なんて甘いフレーズは忘れ去ろう。とにかく、鮨詰め。幼稚園の送迎バスの2人掛け座席にちょこっとおまけをした程度の狭さの超老朽シートに、ヨ、4ケツ!!!

ここで日本人4人を想像してはいけない。ガテマラおばちゃんのお尻と言ったら、日本人の3倍はある迫力サイズなんだから! つまりは、オバちゃんが2人含まれるシートの場合、日本人8人を想定しなければいけないのだ!!!
人間、やればできる。

驚くのはこれだけではなった。この日、素晴らしい出会いを果たしたのだ! 

おぉ。未来的。こんな親子が乗り込んでくるとは。私が憧れるオルメカ文明の巨大人頭像と同じ髪型ではないか! 
それはガテマラの後メキシコに戻って見学する予定の遺跡だが、まさかフライングして、しかも生きた形でお目にかかれるとは…。

メキシコとガテマラは、人や文化は確かに連続していた。でも、グラデーションではなかった。国境付近でなにかが吹っ切れたかのように、色んな事柄が大げさに、濃密になっていた。お味噌汁を飲んでいて、とけきっていない味噌の塊を飲み込んだときのような…。もちろん全く違う事柄だってたくさんあった。でも、大雑把に言って、ここの国境は味噌汁と味噌の分かれ目だったと思う!
記:大屋智子2006/07/17

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