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ゆったり温泉。美味たらふく。胸一杯に海山の「気」でリフレッシュしたり、都会の「邪気?」も楽しんじゃう。やっぱり旅はたびたびしたいよね。
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ガテマラ山の民編vol.3
〜ガテマラの消毒槽温泉〜 |
ガテマラにも温泉があるという。
「温泉」というフレーズを聞いて大和魂をくすぐられた私たちは、ガテマラ北部のケツァルティナンゴからバスと徒歩でその温泉街を目指した。⇒vol.2へ
温泉街に饅頭屋はなかった。
旅館もお食事処もなく、人気さえない。
アスファルトの道沿いに10〜20軒ほどの銭湯的役目を果たす、公衆トイレの発展版的パステルカラーの建物が並んでいるだけだった。
ムム。この味のない町並、どの温泉にするか選ぶポイントがみつからない。なので「最もトイレっぽくない建物」、というかなり消極的な観点からなんとか選抜した。

時間は夕方4時。人気のない通りとは裏腹に、建物の中はとても混雑していた。家族連れが中心で、温泉あがりの人たちは皆ニコニコとハッピーな表情。やっぱり温泉は偉い。
さて、私たちも温泉に入ろう。まず窓口(番台?)でお金を払う。お風呂は全て個室になっていて、大小サイズが選べる。ちなみに1時間で小1室Q15≒210円。大衆食堂でも1食1人Q30 ≒420円くらいはかかることを考えるととっても安い。
そして係のおっさんに案内されていよいよ私たちの個室へ。ガテマラの人たちはどんなお風呂を楽しんでいるのかな〜。ワクワク!
ドアを開けると、そこには小学校のプールにあったような消毒槽があった。
あ、温泉に入る前には体を消毒するのね、ガテマラ人ってきれい好き〜、…というのは妄想で、この消毒槽似のばっちぃタイル張りの溝こそが浴槽だった。
おぉ。素直にひるんだ。色んなところが黒くなっているし(カビとは思いたくない)、砂が散乱してるけど、これってアリだったっけ?
でも、周りのお風呂からは楽しそうな家族の笑い声が聞こえてくる。何を今さら躊躇するというのだ。温泉を前にひるむなんて大和魂が泣くというもの!?
気合を入れなおしてお風呂の準備。浴槽は空だったから水道をひねってお湯をためた。一回ずつお湯を入れ替えるという点では、日本の銭湯より清潔ではないか。浴槽の汚さとお湯の新鮮さで、プラマイ0ということにしよう。
エイヤッと入った温泉は旅で疲れた体に直球で効いた。それに、毎日安宿のぼろいホットシャワーをいつ冷水に変わることかとビクビクしながら使っているから感激倍増。大量のお湯の存在自体がありがたくて天国のようだった。やっぱり温泉は偉い。
ガテマラの消毒槽もどきの温泉は、疲労回復ほぐれ効果・好奇心くすぐり効果・大和魂再認識効果に優れた名湯だった。(!?)
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