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ゆったり温泉。美味たらふく。胸一杯に海山の「気」でリフレッシュしたり、都会の「邪気?」も楽しんじゃう。やっぱり旅はたびたびしたいよね。
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思えば、私も今までにいろんな国の色んな町を歩いてきた。
そしてどんな場所でも『危機管理』については自分の皮膚感覚を頼りにしている。
「殺されるかもね!」カラリとやけに明るく怖かったのはブラジルのサルバドール。
「私はもう全面的に女であってオンナであるから狙われておる。」旅に夢中になって中性化しかけていた私が性別を取り戻し気を張っっていたのはイランのイスファハン。
「出るよ…おみ足のない人がいらっしゃる、かも。」それまで霊感とは無縁だったのに湿っぽく冷や汗をたらしたのはベトナムのホイアン。
そして今回、ガテマラ・シティでまた新たな感覚を知ってしまった。ガテマラ・シティは「不気味に怖い」のだ。

理由はいくつか挙げられる。
ほとんどのお店は入り口に鉄砲を持った警備員を配置しているし、その予算のとれない小さなお店は鉄格子を下ろして商売をしている。
また、通りでにらみをきかせる警官がうじゃうじゃいて、だから安心、というよりは、ここまでしないと危ないのだ、という威嚇効果を発揮している。
宿探しをして何件かの宿で部屋を見せてもらったが、全ての部屋の道路側に窓がなかった。薄暗くなるのになぜかと聞くと一言、危ないから。
食堂でご飯を食べていると、いかにも怪しいヘロヘロした動きの兄ちゃんが中に入ってきて握手を求めてくる。断っても断ってもあきらめない。食堂のおねえちゃんも気づいているのに知らんぷり。半べそでオロオロしていると恰幅のいいお客のおばちゃんがやってきて追い払ってくれた。とりあえず助かった。
そんなこんなの積み重ねで町全体に陰鬱な恐怖感を抱いたようだ。見えないどこかで誰かが自分達を狙っている、何の根拠もないのにそう思ってしまう。得体の知れない不気味さだ。暗くなればなおさら怖い。夜7時には早くも自らの心に試合終了のゴングを鳴らし、宿にすっ飛んで帰るという良い子計画を実施したのだった。
ところで、そんな怖い町ならお勧めしないかというと、そんなことはない。町の雰囲気は不気味でも個人レベルで見れば親切な人も多いし、見ごたえのある国立考古学民族博物館と、充実してクオリティーの高いイスチェル民族衣装博物館があるから滞在する価値は大あり。それに、どの国でも首都はそこの縮図と言えると思うから、私としては実際に行って感じてみたい。

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