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ゆったり温泉。美味たらふく。胸一杯に海山の「気」でリフレッシュしたり、都会の「邪気?」も楽しんじゃう。やっぱり旅はたびたびしたいよね。

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遺跡編vol.1
〜世界遺産ティカルは石の山?〜

ガテマラにある世界遺産のティカル遺跡群は中米の中で最も重要とされる遺跡の一つだ。それはマヤ文明最大の都市遺跡で、人口5万を擁するときもあったほどの広大さ。その繁栄は3〜10世紀にかけて続いたといわれる。

今回の1ヶ月の旅で日本にいるときから行くと決めていたのはここだけだ。それは数年前、何かの展覧会で見たティカルの写真が強烈だったから。どうしようもないくらい深い深い、緑のジャングルにうずもる巨大な寂れた神殿。
かっこよすぎた。

だから、期待はとても大きかった。期待が大きすぎると、実際行ったときに残念な思いをする確率が高いこともわかっていたけど、とにかく、期待だけはぷくぷくと膨れあがっていた。

そんな訳で待ちに待ったティカル観光をするべく、年越しをしたアンティグアからティカルの観光拠点となるフローレスへと向かった。


そしてその翌日、苦手な早起きも何のその、朝早くからティカルの遺跡群へと足を運んだ。






入場料を払って遺跡の敷地内に入ると突然ジャングル。どうやら遺跡はこの中に点在しているらしい。とりあえずジャングルウォークを楽しんでみる。ターザン風のツルが垂れ下がっていたり、一つの木に色んな植物が寄生していたり、発見がいっぱいで面白い。





すると突然、石の塊が現れた。おぉ。いきなりびっくりするじゃないか。この石山も遺跡か。巨大なのを期待していたからちょっとがっかり。でもこのポッと出感はいいな。
続いて現れた遺跡も石の山。やっぱりポイントはいきなり出てくるってことで遺跡自体はどうでもいい感じだなぁ…。もっと勉強していれば味わいも違ってくるのだろうけど。



そんなことが繰り返されると、少しずつ不安になってくる。やっぱり期待が大きすぎたか。でも、それも想定済みのはず。そんなモンだよ。展覧会の写真に勝るものなんてないんだから。勝手な解釈で自分を納得させた。
純粋にこの有名な遺跡を楽しもうと思い、感動重視の崇高な気持ちからテーマパークのワクワク気分にモードを切り替えた。

この後、すごい出会いが待っていたのに、このときの私はとても不謹慎だったのだ。


つづく

記:大屋智子2006/10/06

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