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ゆったり温泉。美味たらふく。胸一杯に海山の「気」でリフレッシュしたり、都会の「邪気?」も楽しんじゃう。やっぱり旅はたびたびしたいよね。

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東京からわずか1時間余り。豊かに広がる森、林には微かに冬の足音が聞こえてきそう。深まる中軽井沢の秋を堪能しました。
10月26日:国設軽井沢野鳥の森


10月26日、東京発12:28の長野新幹線で70分。軽井沢で信濃鉄道に乗り換えて次の中軽井沢駅に降り立つ。

いいお天気だこと!
かねてよりの企みを実行に移す。タクシーに乗って「野鳥の森へ」と言いながら、「ウシシ」と自然に笑えてくる。

箱根・仙石原湿性花園
ほんの10分もかからずに「国設軽井沢野鳥の森」の入り口に到着。
本日の逗留先、友人・上野和子に電話を入れる。

「迎えに行くよ、どこ?」
「迎えに来なくていいわ」
「なんでよ」
「野鳥の森の入り口んとこにいるんだわさ。2、3時間歩いてから行くわ」

森の入り口にあるビジターセンター「ピッキオ」へ寄る。受付のお兄さんに脅かされた。
「フツウに熊が出ます」
「もう出現報告があるんですか?」
「今年は栗とかドングリのできが悪くて。そのせいか出現が早いですね」

ギョ!熊さん、どうやらハラペコなんだらしい。
「夜になっても鈴を返しにこなかったら、探しに来てね」お兄さんに熊除けの鈴を借りた。

「草花の時期は過ぎましたね」とは聞いていたが、それでも期待を膨らませながら歩き始める。
歩き始めてすぐ、道端に発見。恐らくアキチョウジ。夢中で撮る。
これに出会えただけでも、もうラッキーこの上ない。
秋も、もう少し浅い時期なら、さぞかしたくさんの草花に出会えてことだろう。どなただか分からないが、咲いた後の姿から必ずやお美しい方に違いなかろうと思わせる草花は数え上げたらきりのないほど、たくさん見かけた。
(軽井沢野鳥の森ピッキオビジターセンター「piccio」
軽井沢町星野 TEL 0267-45-7777)



どこまでも続くかと思える沢沿いの林道を歩く。
絶え間なく耳にゾーゾーと響く谷川の水音が脳みそを洗い清めてくれる。
草花の時期は過ぎていたが、色づいた木々が美しい。温暖化の影響でか、10月も半ばを過ぎても暖かい日が続き、11月に急に冷え込むと、赤く色づくはずのもみじなどの広葉樹がきれいに赤くならない。
「今年は赤いのは黄色から茶色になって、そのまま散ってしまいそう」

とはピッキオのお兄さんから聞いたが、なるほどもみじはたくさん自生していたが、今ひとつ赤くない。
けれど、どうでしょ、この黄色!目が覚めるようじゃありません?!
見詰めていると心身まで黄金色に染まりそう。

あんまりきれいなので、ついついバシャバシャ撮っていたら「黄葉を撮っているんですか?」背後から声をかけられた。振り向いたら「オジサン」だった。
「オジサン」は地元の人のような、別荘に出かけてきているような、聞いてもなんだかゴニャゴニャではっきりしなかったが、この森にキノコを探しに来たんだそうだった。
オジサンと話しをしながら歩いた。このあたりの自然や草花を守る会「われもこうの会」というのがあって、オジサンも会員だというので、草花好きのアタシとは至極、波長が合う。それにオジサンはキノコを探してキョロキョロ。アタシは草花を求めてキョロキョロで歩調もそこそこ同じようなんである。

ってなわけで、なんじゃかじゃと話しをしながらオジサン&オバサンの道行を楽しみながら歩いていた。
と、オジサンが突然叫んだ。

「あったー!!」

オジサンは林道脇の林下を駆けるように降りていく。アタシもそれに続く。見れば、朽ちた桜の木肌にビッチリキノコが生えている。ヌキタケというのだとか。なんでも桜やカバの類の木の倒木や立ち枯れの木で、朽ち始めてからそこそこ時間が経つものの、さほど腐りきってはいないようなのに寄生するキノコらしい。
嗅いでみたら、いい香り!うどんやけんちんなどに入れると抜群に旨いんだって。
「これね、ツキヨダケと似てるんですよ」

ツキヨダケは色といい形といいヌキタケとそっくりで、食べたことのある人の話によると「旨い」。ところが、後が大変。下痢、嘔吐の中毒症状に七転八倒する。など言ったあとで、オジサン「ヌキタケあげましょうか?」
で、思わずアタシは「明日の朝刊みてからにします」


見どころ

【中軽井沢周辺】

さまざまな動植物が棲息する森や、渓流釣りが楽しめる川があり、ネイチャー・リゾートを満喫できる。天然温泉にも恵まれ古くから保養地として文人に愛されてきたため、文学碑や史跡も数多い。
白秋の「からまつの詩」が生まれ、「千曲川旅情のうた」はこの地で作曲された。



セゾン現代美術館 内外の現代美術を中心に収集、展示し、「生きた美術館」として現代美術の愛好者の方々から高い評価を受けている。
開館期間4月下旬〜11月下旬
開館時間AM10:00〜PM18:00 木曜日休館
中軽井沢駅からタクシー10分

軽井沢高原文庫 軽井沢にゆかりのある文人の初版本や手紙を展示
開館時間AM10:00〜PM17:00 水曜日休館
中軽井沢駅からタクシー5分
白糸の滝 高さ3m、幅70mにわたり湾曲した岸壁から幾筋にも流れ落ちる水しぶきはまさに白糸そのもの。

鬼押出し園 浅間山の噴火でできた広大な溶岩帯
中軽井沢駅からタクシー30分徒歩20分
中軽井沢駅からバス36分

軽井沢高原教会 中軽井沢駅から車5分

石の教会
内村鑑三記念堂
内村鑑三の理想を受け継いでいる教会。世界の建築史に残る、神聖なフォルムは一見の価値あり。地下には、内村師ゆかりの品々が並ぶ資料館になっている。
中軽井沢駅からタクシー5分
0267-45-2288

田崎美術館 画家田崎廣助の遺志により、第二の故郷として愛した軽井沢の地に自身の作品を永久保存、展示するために作られた。
10:00〜17:00 水曜日休館
中軽井沢駅から車5分
0267-45-1186

万山望 中軽井沢駅から車15分

軽井沢町資料館 中軽井沢駅から徒歩15分

市村記念館 中軽井沢駅から徒歩15分

記:本屋のおばちゃん、略しておばちゃん/profile

記:小玉徹子 2005.10.26


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