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ゆったり温泉。美味たらふく。胸一杯に海山の「気」でリフレッシュしたり、都会の「邪気?」も楽しんじゃう。やっぱり旅はたびたびしたいよね。

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まりりんの格安旅行記 トルコ
 その3.2日目午後、トロイ遺跡へ

トロイ遺跡の木馬最初の観光はトロイ遺跡。冬だというのに暖かい日差しに恵まれてバスを降りた。すると冬だからなのかトロイの木馬は修理中。この木馬何代目かの木馬で、その時によりデザインが微妙に違うらしい。

今回のツアーの現地ガイドは、ジャネルさん。自称考古学者。自称と付けたのは、わたしの推測。なにしろイロイロ計算が合わないのだ。現在30歳というわりには10年前からガイドをしているというし、日本に2年いて、アメリカにも数年いて、アメリカではすごく苦労をしてアンカラ大学で日本語の勉強をしてと盛り沢山すぎる。
いつ考古学者になったのか・・・。ギモンじゃ。

牛追いトロイ遺跡は、考古学者に聞いたわけではないが、紀元前3000年にはすでに集落があり、地の利の良さから繁栄と衰退を繰り返していたらしい。見渡す限りの草原には牛追いの姿があり、現在もほとんど昔と変わらぬ生活をしているようだ。トルコは日本と同じ地震国。なのに耐震構造という発想はなく、何度も崩れてはまた同じ方法で建設されているようだ。

バスの窓外に見える建築中の家を見れば一目瞭然。姉歯物件など強固な耐震設計に思えるほどである。コンクリート建築ではあるが、鉄筋などまばら。板で型を作りそこにコンクリートを流し込み、壁は煉瓦というよりはブロックのような、中に穴の開いている煉瓦色のものを積んでいく。完成すれば淡いツートンカラーの小奇麗な家に見えるのだが、グラリときたらひとたまりもなさそうだ。その証拠に数年前に起きた地震では大変な被害が出た。それなのに懲りずに安直な家を建てるとは・・・ナゾである。
おそらく、これは民族的な価値観の違いなのだろうと勝手に想像する。

トロイも何度も地震で崩壊したらしいが、繰り返し町が出来たらしい。何しろ始まりは5000年以上も昔のこと。現在の遺跡は9層に及ぶ都市遺跡で形成されているという。まだ、本物の考古学者による発掘調査が続行されている進行形の遺跡なのだ。

トロイ遺跡そもそもこの遺跡は、ドイツの実業家シュリーマンが、ホメロス作イーリアスというギリシャの英雄叙事詩の中にでてくるトロイ戦争の話を信じて、実業家を引退した後、自費を投入してこの遺跡を発見したらしい。発掘現場からは「プリアモスの財宝」も発見され、多くはドイツに運ばれた。
我がガイド考古学者はそれが気に入らないらしく、シュリーマンは悪いヤツだと言う。
しかし、トルコはイオニア人が殖民したり、マケドニア時代、ローマ時代と占領者がくるくる変わったわけだから、いちがいに悪いヤツとは言えないだろう。とにかく自費を投入したんだしね。

シュリーマンがロマンを感じたトロイ戦争というのは、トロイの王子バリスが女神(占い師?)アフロディーテがいう世界一の美女ヘレネを連れ去ったことが始まり。ヘレネはスパルタ王メネラオスの妃であったことから、怒ったメネラオスが攻撃をしたのだ。しごく当たり前の怒りと思うが、トロイの城は難攻不落。10年も戦争が続いたが、大きな木馬と捕虜一人を差し出し、あきらめてギリシャへ帰る振りをして密かに木馬に兵を仕込み、城門を開けさせ一気に決着をつけたという作戦の、勝利の象徴がトロイの木馬なのだ。
しかし、絶世の美女として生まれると、いろんな目に遭うのだなあ。あたしは何もないや。

遺跡にはイチジクの大木や桑の大木があり、大きな壷や石がごろごろしている。見渡せば、トロイの城が難攻不落というのは納得だ。なにしろ潜んで攻めるというのは無理。360度すべて見渡せる。戦略家なら誰しもこの地に城を構えるだろう。現在この遺跡の主は数匹のネコ。何処からともなく現れずっと道案内をしてくれる。
イチジクの大木と猫
ここではウズベキスタン航空に同乗していたHISの若き旅人たちと再会した。たばこ場というのは不思議と話がはずむスペースで、あんたら何処を回るの?に始まり、今夜のホテルは?など親近感がいっぱい。
彼らは現地に着いて初めてガイドがつくらしい。「5人きりいないから、あのワンボックスカーで回ってます」とか。今夜のホテルはコンヤというと、「それってダジャレですか、コンヤって地名ですよね」と言われてしまった。今夜のホテルはコリンでした。ただ名前が浮かばなかっただけなのさ。だって歳なんだもーん。「どーもホテルも同じみたいなんですよ」って。ひょっとして迷惑?

でも、それ以来彼らに再会することはなかった。ホテルは違ったようだ。
チャナッカレのはずれにあるホテルコリン。ダーダネルス海峡を望むいいホテルでございました。どうやらこのホテル、開発地域にあるらしく、近所には大きな新しいスーパーマーケットがあり、夕食までの時間、探検に。RAKIというトルコのお酒をゲットし、飲み方を聞くが、Takakoさんのヨーグルトを混ぜるらしいという偽情報に振り回され、少々チンプンカンプンの問答の末、水を足せばヨーグルトのような色に白濁するということが判明。
ヨーグルトを入れて飲まないでよかったー。

・・・つづく

記:ひたにまりこ 2006.12.26

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