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思いが高じて遠距離通畑!? そんなに畑がしたかったんだ!
汗と努力と、ちょっとお気楽な畑作りの顛末を、
畑をしたい、畑で悩んでいる、畑を自慢したい……方々に贈ります。
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5月中旬の土曜日、百菜劇場には朝からたくさんの人が集まりました。野菜作りのイロハを学ぶ、連続講座の第2回目です。今回は、先生と一緒に畑を大移動しながら、いろんな「どうして?」を解消。植えたサツマイモがほとんど枯れてしまった、トマトの苗の元気がないなど、次々飛び出す疑問を先生がズバッと解決してくれました。
ツーハタ隊の畑で一番の問題はコカブです。4月に種をまいたのですが、生育が悪く、虫に食われて穴だらけ。その姿たるや、虫もうっかり落ちるんじゃ? と思うほど……。近くにいた方が試しにペロンと葉をめくると、「あ、いたッ!」アブラナ科の葉が大好きな、キスジノミハムシさんがいました。現行犯です!
このコカブはさすがに食べられすぎですけど、農薬を使わないので、ある程度の虫食いはしょうがないものと思っていました。ところが、「虫に食われるのは、野菜が不健康なのも原因のひとつ」と先生。健康で丈夫な野菜は虫の被害を受けにくく、不健康で弱い野菜は虫を引き寄せてしまうのだそうです。先生による診断結果は、葉の色が濃いので栄養過多でしょうとのこと。チッ素分が多すぎると、葉の色が濃くなることも初めて知りました。どうやらボカシ肥料の食べすぎで、不健康な体になっていたみたい。野菜も腹八分目が肝心なんですね。
葉の色が健康かどうかを調べるには、周りに生えている雑草たちと比べるといいそうです。同じ色なら健康。濃すぎたり、薄すぎるようなら、問題アリです。
イチゴは順調に成長して、いくつも赤い実ができていました! 甘さは控えめだけど、酸味とのバランスがちょうどよく、口の中に爽やか〜な後味が広がります。でも、心配していたとおり、すでにいくつか食べられた形跡が……。「クーッ、やっぱり鳥に先を越されたか!」と思いきや、先生の推理では、なんとナメクジが犯人! ナメクジの食生活なんて想像したことなかったけど、まさかイチゴ好きとは。
先生からの対処法は、イチゴの下に草やワラなどの座布団をひいてあげること。土から離すことで、ナメクジが簡単に近づけなくなり、さらに土に触れて実が痛むのも防ぎます。実はビールも好物なので、飲み残しを側に置いておくという手もあるそうです。匂いにつられてフラフラ〜ッと吸い込まれていくのだとか。それにしても、イチゴといい、ビールといい、ナメクジったら見かけによらずグルメなんでびっくりです。
ジャガイモは、芽が出ていなかったのも元気に伸びてひと安心。モリモリ成長している姿はなかなかいい眺めです。大きいのは丈が30センチぐらいになっているので、土の中で実が出来始める頃。そろそろカリウム肥料を与えた方がいいと診断されました。カリウムはジャガイモの生育に欠かせない養分。草や木を燃やした灰、「草木灰(そうもくばい)」をあげるのがベストだそうです。
発酵器(コンポストとも言うようです)を使っての、生ゴミ堆肥作りも体験しました。この容器の中に生ゴミと土を入れ、微生物に分解してもらいながら、ゆっくり堆肥化させていくのです。この日、初めて発酵器なるものを見たのですが、見た瞬間、頭の中にある物が浮かびました。一緒にいた方も同意見だったので、やっぱりこの形はどう見てもあれにそっくりです。知らない人が畑でこれを見かけたら、「どうしてこんなところにト○レが!?」って、ビックリするだろうなぁ。

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