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思いが高じて遠距離通畑!? そんなに畑がしたかったんだ!
汗と努力と、ちょっとお気楽な畑作りの顛末を、
畑をしたい、畑で悩んでいる、畑を自慢したい……方々に贈ります。
その5.虫たちと山わけ?
つい最近、この百菜劇場での畑体験を、外国の人に英語で説明するという、(私にとっては)一大事がありました。もちろん、英語なんて話せませんので、「とにかく単語をつなげてなんとかしのごう」作戦です。ところが、眉間にしわ寄せ必死に考えても、「農業」って単語が出てこない。彼女は少し日本語が分かるので、かなりカッコ悪いですが、ためしに「ノウギョウ」と言ってみました。すると、「Oh!」理解できたという笑顔です。助かった〜!
ところが、彼女の言ってることとジェスチャーが、なんか変です。しばらくして、ようやく私も理解できました。「オー、それは、能ですぅ……」


虫たちの満腹食堂状態だった、コカブの葉っぱ。2週間前、先生に診てもらったときは、あんなに小さく弱々しかったのに、急にど〜んと大きくなっていました。色も栄養過多で濃い緑色だったのが、周りの雑草たちと同じ、健康的な薄い緑色に戻っています。どれどれ、と根元を探ってみると、なんとなんと、コカブの白い実が土から顔を出していました!
このコカブは、3月末にボカシ堆肥(たいひ)の畝と腐葉土堆肥の畝、それぞれに種を蒔いたのですが、芽が出てきたのはボカシ堆肥のほうだけ(どうして腐葉土堆肥のほうはダメだったんだろう? 原因は分からず)。しかも、芽は出たものの一向に成長せず、どんどん虫に食べられるばかり……。「諦めて他のものを植えようか」、何度もそういう話が持ち上がっていました。そのコカブが、よくまぁこんなに、立派になって!

以前、無農薬野菜をレストランに卸しているご夫婦に会ったとき、「ちょっとぐらい、虫におすそわけしてあげてもいいと思ってるの」と、奥さんが話していたのを思い出しました。我が家のコカブは、ほとんど虫たちと山わけ状態ですが、今回はいさぎよく、葉は彼らに、実は自分たちにってことで、ヨシといたしましょう。でも、次はこんなにあげないもんね!

さてさて、夏野菜といえばやっぱりトマト! ツーハタ隊も苗の植えつけを完了しました。目下の心配事は、風で苗が倒れてしまうことと、根切り虫に茎を食べられちゃうこと。ペットボトルでガードしている方がいたので、これはいい! と我が家も同じ作戦を実行しました(いいアイディア、ありがとうございました〜)。

実はこの苗、自宅のマンションで種から育てたのですが、ちょっと面白いことがありました。玄関前の通路でセルトレイに種を入れる作業をしていたら、ご近所さんが通りかかりました。普段は、軽く「こんにちは」と言って、スッと通り過ぎて終わり。ところがそのときは、も〜目が「???」状態。全身が、「何だこの人たち!?」と言っています。そして、いつもより1.5倍は時間をかけ、通り過ぎていかれました。ま、夫婦揃って手にはピンセット、しかも通路に新聞紙を敷いてその上に正座。やっぱり誰が見ても「???」ですよね(笑)。

さぁ、無事、畑デビューを果たしたものの、これからが本番です! マンションの室内で、オイルヒーターにポカポカ温められて生まれた、この超正真正名もやしっこ苗たち。これから天候、虫、病気、数々の困難が待ち受けています。それらを乗り越え、美味しいトマトの実をつけてくれるかどうか。楽しみ半分、心配半分、ツーハタ隊はマーブル状態です。ぐるぐる。

記:おおたか みき 2007.06.04

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