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思いが高じて遠距離通畑!? そんなに畑がしたかったんだ!
汗と努力と、ちょっとお気楽な畑作りの顛末を、
畑をしたい、畑で悩んでいる、畑を自慢したい……方々に贈ります。
その8.野菜たちの健康診断2
学生さんが嬉しくて小躍りしてしまう夏休み初日。百菜劇場では第3回目の連続講座がありました。今回、オットは仕事だったので、久しぶりに電車で畑へ向かったのですが、ふだんはすぐ座れるところを、約1時間ほとんど立ちっぱなし。夏休みが憎い……。

この日、一番聞きたかったこと。それはトマトについてです。「先生、トマトが全滅しました!」先生の姿を見つけるなり質問! すると、「青枯れです。この長雨が原因です」間髪入れず、ズバッと回答がかえってきました。
今年のような長雨は、水嫌いのトマトにとっては最悪。畝を高く作り、よほど水はけをよくしておかないと、まず無理だったのだそうです。関西の土は関東よりも重い上に、この畑の土はかなりの粘土質。この日も長靴に土がねっちり。水ハケは悪い方です。前回見たときは、あんなに元気だった皆さんのトマトにも被害が出ていました。
「そのかわり、ナスはよく育ってるでしょ」と先生。なるほど、確かにお隣さんの畑ではプリッと美味しそうなナスが出来ていた。トマトと反対で、ナスは水が大好きなのだ。我が家のトマト全滅事件は、お天気が原因と判明。こればっかりは、潔く諦めるしかないですね。

ニガウリはなかなか調子が良いみたい。葉の色は健康的だし、花がたくさん咲いて、ニガウリJrの姿も。
先生の診断でも、棚を高くすれば、このままの調子で問題無しとのこと。しかも花が咲けば必ず実をつけるらしいので、これは期待大(思わず花の数を数える)。

それにしても、種から育てたもやしっ子、しかもほとんど手をかけていないのに、こんなにスクスク育ってくれるとは。ニガウリって、なんてズボラ向きの野菜なのかしらん!

さてさて、今回の講座では、夏野菜の収穫方法や、モグラ撃退術、美味しい野菜の見分け方、さらになんと早くも秋野菜の準備について勉強しました。「これから真夏に向かうのに、もう秋野菜の準備!?」と、ちょっとびっくりですが、ファッション・リーダーが、真夏に我慢してブーツを履くのとは訳が違います。野菜作りにとってはこれが普通のタイミングなんですよね。でも正直、我ながら心配だなぁ。「暑くてゴロゴロしてたら出遅れた〜!」なんてことになりそうで……。

連続講座の終了後、ニガウリの棚を高くしたり、草を刈ったり、あれこれやって気がついたら3時を過ぎてました。百菜劇場の畑には私ひとりです。
以前、ちゃんとご紹介できなかったこの「百菜劇場」という名前には、『たくさんのいきものが暮らし、お互いに反応しあいながら、様々なものが生み出される創造的な舞台。畑でできた農産物は、いきものたちのコラボレーションの成果』という意味が込められているのだそうです。
ぐるり見渡すと、春は土色だった畑が一面、鮮やかなグリーンに変身し、たくさんの作物が元気よく育っています。「うんま〜、立派になってぇ。見違えちゃったわよぉ!」と、親戚のオバちゃんのように、思わず声をかけたくなる素敵な眺めでした。

我が家の収穫物はゼロですが、お隣のYさんにいただいたネギ、小舟木エコ村農園の野菜を膝に抱え、キンキンに冷えた電車で大阪まで爆睡して帰りました。幸せ〜。

記:おおたか みき 2007.08.03

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