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思いが高じて遠距離通畑!? そんなに畑がしたかったんだ!
汗と努力と、ちょっとお気楽な畑作りの顛末を、
畑をしたい、畑で悩んでいる、畑を自慢したい……方々に贈ります。
その9.畑にハリセンボン現る
先日、化粧品売り場でお肌チェックとやらをしました。本当は化粧水を1本買うだけのはずが、美しいお嬢さんに笑顔で誘われ、ついつい、ヘンテコな機械の中に顔を入れてしまったのです。
結果は、まだ表面に出ていないシミが大変なことになっていて、その数なんと170個だそうです。畑で紫外線をたっぷり浴びているので覚悟はしてたけど、まさか170個とは。お嬢さんがニッコリとクリームを差し出します。人間、数字には弱いのです。

写真:畑のハリセンボン君 ニガウリが豊作です。増築した棚に、大きなニガウリがいくつも生っていました。なかなか新鮮な光景。イボイボがあるせいかな、ニガウリがぶら下がってる姿って、なんだか見れば見るほど、とってもユーモラス。手にとってみるとズッシリ。こんなに重くて、よく落ちないもんだ。
我が家が育てたのはアバシゴーヤー。沖縄では、魚のハリセンボンのことをアバシって言うんですって。なるほど、全体的にぷっくりしていて、ハリセンボンがふくれたときの姿に似ているかも。普段スーパーで買うニガウリと比べると、苦味はかなりマイルドです。生でもいけそうなので、薄くスライスして、梅肉、醤油、砂糖と和えてみたら、爽やかな苦味と甘酸っぱさの相性がなかなかグーでした。

さてさて、ニガウリって収穫せずに放っておくとどうなるかというと、黄色くなって実がボカーンと弾けます。お皿に乗っているのは弾けたニガウリの姿(写真)。弾けるってところがさすが南国の野菜!といった感じじゃありませんか。黄色い実に赤い種っていう強烈なコントラストもすごい。ニガウリの熱い南国魂が伝わってくるようです。
写真:黄色くなって(左) ボカーンと爆発(中) ニガウリの種 乾燥中(右) 
畑でIさんに、「種のまわりの赤いところは食べると美味しいですよ」と聞いたので、オットと二人で食べてみる。ホントだ、ほんのり甘酸っぱくて、まるで果物みたい! 弾けてみせたり、甘い種のオマケつきだったり、ニガウリのサービス精神には脱帽です。種は洗って乾燥させてから冷蔵庫へ、しばし冬眠してもらいましょう。
来年も、また頼みますぞ!


写真:よっこいっしょっと蔓返し(上) サツマイモの蔓 長〜いッ(下) サツマイモは、お盆前後にイモが大きくなり始めるので、このタイミングにボカシ肥と灰をブレンドしたものを株元へあげます。それから、蔓の途中に根が生えてきているので、この根を切って蔓返し(つるがえし)もしておきます。
文章にするといたってシンプルな作業ですが、実作業はなかなかしんどいものがあります。育ち盛りの蔓は、四方八方へ伸び放題、蔓と蔓が何本もからまりあって、もうニョキニョキのゴチャゴチャです。そのうえ蔓から何本も根が生えているので、どこが株元なの???という、できれば手をつけたくない状態です。しかも炎天下での作業、どうしてもノロノロモードになってしまい、早く終わらせたいのになかなかはかどらないという、消耗度の激しい作業なんです……。サツマイモ農家の人って本当に大変なんだろうなぁ。
ようやく全部の蔓を交通整理して広げてみると、なんと165センチある私の身長を軽〜く越えておりました。収穫は10月、サツマイモさんとは、まだまだ長〜いお付き合いが続きます。


記:おおたか みき 2007.08.20

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