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思いが高じて遠距離通畑!? そんなに畑がしたかったんだ!
汗と努力と、ちょっとお気楽な畑作りの顛末を、
畑をしたい、畑で悩んでいる、畑を自慢したい……方々に贈ります。
その11.畝の衣替え
9月17日。百菜劇場の周辺は、稲穂が緑から黄色へと色を変え、「収穫の秋」を感じるのどかな雰囲気。ところが実際は、立ってるだけでフラフラしてくるような灼熱地獄…。
そんな中、畑仕事の中でもっとも過酷な作業(私にとって)である、畝作りをしました。

普通、畝は太陽の陽がまんべんなく当たるように、南北方向に立てます。ところが秋から冬にかけては、東西方向に畝を立てる「冬畝」がオススメだとN先生はおっしゃいます。
この畝は、方向だけでなく、畝の形も重要なポイントで、春夏の畝のように平らではなく、北側を高くし、南側に向かってゆるい斜面になるよう作ります。
秋から冬の太陽は、春や夏と比べると高度が低くなります。東西方向で、さらに斜面がある畝ならば、太陽の陽が畝の斜面に対してほぼ直角にさすことになり、土が暖まりやすくなるという仕組みなのです。

実は、この冬畝のことは、去年も先生に教えてもらったのですが、実行に移せなかったんです。だって、真夏に畝を立てなおすなんて、想像するだに恐ろしくて…。

でも、土が温まれば肥料の分解も早くなり、作物の生長を助けることに繋がります。遠距離ツーハタの我々は、こまめなケアが出来ない分、せめて土台となる部分はしっかりやっておこうと思い、今年は畑の半分で、冬畝作りにチャレンジしてみました。
これまでと違う方向に畝が並んでいるのは、大々的に部屋の模様替えをしたようでなかなか新鮮。しんどかったけど、がんばった甲斐があったなぁという眺めです。
ただしその代償は大きく、その後数日、私が「イデデデデーッ」状態になったのは、言うまでもありません。

●この日収穫した野菜は 白ナス、唐辛子、ニガウリ の3種類


お皿に乗ってるイカゲソみたいな物体は、前回書いた干しニガウリ。かなり大きいニガウリだったのに、乾燥したらこれっぽっちになってしまった。

フライパンで茶色くなるまで炒った後、試しに2、3本グラスに入れてお湯を注いでみる。ネットで検索すると、そのままじゃ飲めないほど苦いとかマズイって評が多いので、よほど強烈な味なんだろうとちょっと腰がひける。
けれど匂いをくんくん嗅いでみると香ばしいかほりだ。ニガウリを連想させるような匂いはまったく無い。そろりひと口飲んでみる。
あら、予想を裏切って苦味はまったく無し。番茶みたいで美味しい。な〜んだ、とちょっと拍子抜けした。

ところが、美味しいのでお湯を何度も足して飲んでいたら、だんだん苦味が出てきた。ひょっとすると、ちゃんと煮出したお茶はやっぱりスゴイ味なのかも…。

種も栄養価が高く、お茶にして飲むと健康にいいのだとか。次は種と実のブレンド茶を飲んでみよう。もちろん煮出しで。




記:おおたか みき 2007.09.21
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