まりこさま
まりこさんの怒っている理由がわからなくて、お返事に苦しみました。標準とかキリストとかそういう言葉がお気に障ったようですが、大して意味のある使い方をしたわけではないのです。インデックスになるかな、と思ったまでのことです。そんなインデックスはまりこさんには必要がなかったんですね、きっと。
自分がなぜ小説を読むのかをもう一度考えてみました。たぶん、自分が小説を読みたいと思うのは、自分の意識が固まっているのを感じるから。のどが渇いて、猛烈に水が飲みたいと欲するのに似ていると思います。それにこの小説について、ここ1ヶ月の間に気がついたことは、事件を問題にしているのではなくて、事件に対してどういう態度をとるかが問題になっているのだということです。
作者はこう考えて行こうとしている、自分ならどう考えるだろうか、自分ではこういうふうには考え及ばないが、こう考えてもいいのだ。だから、1つの事実に対して1つの正解があるのではなくて、無数の答案が書けるということで、最終的には自分に合った、納得の行く答えを1つだけ、自分のために選ぶことになるのでしょう。
同じ読み方ができないというのは、困ったことではなくて、びっくりすること、新しい気持ちを持つ戸口に立たせてもらえることで、やはり、そんなにも違う読み方をするまりこさんと話してみてよかったと思います。
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