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【第1回 味覚教育ワークショップ】

スーパーマーケット@台湾-4


「鮭のチャンチャン焼き」は、サケを丸ごと天板にのせて焼く、北海道の豪快な料理です。今回は、サケを半身使いました。半身のサケの皮側をバターをぬった鉄板にのせて焼きます。サケの周囲には、味噌、葱、酒、砂糖などの合わせみそだれを土手のように囲み、キャベツ、タマネギ、キノコなど野菜をいっしょに焼く。食べるときはサケ、みそだれ、野菜をまぜて食べます。「おいしかった。」「レストランで、一人前で提供する方法を教えて欲しい」「魚と野菜を混ぜて出すのか。この食べ方はいやだ、骨があった」「サケ以外の魚でできないか」などの感想がでました。

ホタテのフライ

「サワラとホタテの吉野煮」と「ホタテの貝柱にホッケすり身をはさんで揚げたフライ」は人気がありました。フライの衣には、生臭さを抑える意味でピーナツ粉を混ぜました。ホタテの貝柱は台湾のレストランではよく使われる食材です。

「ホタテの殻焼き」は焼き網をガス台にのせて焼きました。「ネギ、日本酒、醤油」と「ネギ、紹興酒、ゴマ油、醤油」の2種類のタレを用意しましたが、「ねぎ、日本酒、醤油」のほうが美味しいという感想でした。
私が作った「イクラ(鮭の成熟卵)の醤油漬け」を冷凍して持っていきましたが、人気でした。「ぜひ御飯で食べたい」「漬け汁の配合を教えて欲しい」「とってもおいしい」「イクラの粒の食感に、もっと歯ごたえがほしい」という感想でした。「日本風味(出汁、醤油、みりん)」と「ゴマ油風味(ごま油、生姜)」の2種類の味を用意しましたが、「日本風味付けがおいしかった」と言われました。どれも、醤油味のさっぱりしたタレに人気がありました。

ホッケのすり身:東寺揚げ&シイタケの裏白揚げ

寿都町の人が「生のホッケのすり身」を持参しました。「シイタケの裏白揚げ」、「東寺揚げ」をつくりましたが、人気がありました。青魚も骨を除去し、すり身に加工することで食べてもらえると思います。黒キクラゲ、人参、カニ、サヤインゲンなど混ぜ込んで揚げた「薩摩揚げ、真薯揚げ」には、天つゆと大根おろしを添えましたが、厨房から「ワサビ」と「厨房特性ソース」が提供されました。


生臭さをおさえる料理法の例として、魚を揚げて、だいこんおろしで煮る「揚げサワラのみぞれ煮」を紹介しました。酢をつかった「イワシの煮物」をつくりましたが、「生臭い」「骨がいやだ」などの理由で人気がありませんでした。

生臭さからの解放には、「基本は新鮮な魚をつかうこと。青魚は腐りやすいので注意する。洗った後の水気をしっかり取る」などを強調しました。よく使われる魚の下処理として、下煮、湯引き、立て塩洗い等の方法を紹介しました。料理法や味付けに関しては、食べる時に、ハーブや柑橘類や酢を加える方法などを伝えました。「イワシの南蛮漬け」は酢の味が強すぎる、「煮魚」は塩分が濃すぎる、そして「ニシンの塩焼」きは、ニシンに小骨が多いという理由で取りやめました。

以下に、裕毛屋スタッフの魚料理の感想をまとめてみましたが、料理に期待する味覚、嗅覚、視覚など日本人と台湾人の嗜好の違いを実感しました。





・骨の入っていない魚料理を、安心して食べたい願望がある。
・経験的にも、見た目にも「骨が多い」魚は避ける傾向がある。
・「魚の生臭さがいやだ」という人が多い。
・「あるかみごたえにメリハリ」を期待している。
・調味に味噌を使ったり、野菜と合わせた料理に興味がある。
・料理と薬味、ソースを口に入れたときの味の調和にこだわる。
・酢のものなどは甘酸苦鹹辛の5味の調和が悪いようだ。
・魚料理のあしらい、つけ合わせには、ゆでた野菜のほうが良い。
・茹で野菜とマヨネーズの組み合わせが好きだ。
・ワサビが好きである。
・油を使った加熱調理の料理に人気がある。
・テクスチャー(かみごたえ、粘性)の好みが日本人と好みがちがうようだ。
・北海道産というだけで、「安全・新鮮・おいしい」のイメージがある。





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