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【第2回 味覚教育ワークショップ@台湾-3

魚介類のすり身団子

台湾のポピュラーな食品に、魚介類のすり身を団子にした「魚丸子(魚丸)」があります。店頭には、「魚丸子(魚丸)」「蝦丸子」など何種類もの並び、火鍋(鍋料理)、関東煮(おでん)、麺料理、煮物、そしてお弁当のおかずなども使われています。松花堂弁当にサケとホッケのすり身を使った料理を入れました。

台湾には鶏肉のすり身を湯葉で巻いて揚げた「炸鶏捲」があります。今回は、ホッケのすり身を湯葉でまいて揚げた「東寺揚げ」、サケとホタテのすり身を油揚げに巻いて煮た「サケのすり身ロール」、サケのすり身をホタテにはさんで揚げた「ホタテフライ」を作りましたが、どれも人気がありました。

北海道では、冬は鮭1匹が安く買えるので、料理に使ったあとの、皮についた身や、骨などについた身をこそげ落とし、すり身を使った料理は主婦の知恵です。

「日式火鍋(日本風鍋料理)」の具に魚のすり身団子

「日式海鮮鍋」のセット

サケの栄養

脂肪に含まれている脂肪酸
EPA(エイコサペンタエン酸、IPA)には血小板凝集抑制作用があり、血栓症予防。
 動脈硬化に関与する血中コレステロール値の低下効果。
DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の活性化に役立つ。

肉の色「サーモンピンク」
サケの身の色素(カロティノイド系色素のアスタキサンチン)には、抗酸化力。
 老化制御効果。

タウリン
アルコールによる肝臓障害の予防効果、疲れ目の回復効果。血圧を正常化させる働き、
 動脈硬化予防。

ビタミンB6
ビタミンB6、ナイアシンを含む。胃腸の弱い人、皮膚疾患の予防効果もある。
B6は熱に弱いので、刺身(いったん冷凍)のように加熱しない食べた方が栄養学的に
 理にかなった料理法。
北海道では、生サケを油と酢、ニンジン、ショウガなどで漬け込んだりマリネ、サケと
 野菜の漬け物をつくる。

ビタミンEの抗酸化作用
ビタミンEは血行をよくし、胃腸を温め、肩こりの解消効果。
性ホルモンの分泌を整え、血中の不飽和脂肪酸の酸化抑制、老化促進物質生成抑制効果。
 細胞を丈夫にし血管を若わかしく保ち、老化遅延効果。

氷頭(ヒズ:サケの頭の軟骨)
氷頭なますは、サケの軟骨を酢につけた料理。
氷頭にはムコ多糖類が含まれ、関節と関節の間をなめらかにしてくれる働きがある。


骨基質や細胞同士の接着剤のような働きをするコラーゲンが含まれている。
ビタミンDも含まれ、骨と一緒に食べると骨粗鬆症や骨軟化症予防になる。

    *サケは医者いらずの魚といわれる。

サケ料理

サケを1匹つかう
理想的。サケに含まれている栄養素の吸収をよくしたり、また、魚肉に不足しているビタミンCや食物繊維等が多く含まれている野菜、キノコ、昆布などの海藻類、貝類といっしょに食べるようにするとよい。

焼き汁や煮汁も食べる
「石狩鍋」「三平汁等」「アスカ鍋」はサケを1匹丸ごと使い、野菜類、キノコなどを入れ、汁も一緒に摂るので、胃腸が弱い、下痢気味の人、お腹の冷えやすい人にぴったりの料理である。

野菜やキノコなどと一緒にホイルで焼く
「チャンチャン焼き」も良い。生活習慣病予防のためにも、毎日1切れ(約100g)のサケ等の魚、そして、多種類の野菜やキノコ類、海藻、貝類を組み合わせた料理を食べることをお勧めしたい。

高血圧予防
塩分は極力少なくし、味付けは、生姜やニンニク、香辛野菜、そして昆布やカツオ節の旨味を上手に使えば、丈夫な体づくりに役立つサケ料理ができる。






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