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「なんで、今さら?暴走!迷走?!」「悪あがき、冷や水」などなど、忠告・警告・横ヤリを尻目にとにかく飛んで出ちゃうんです。もう、ほっといてんか〜!!!

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雲をつかまえに〜!!!リベンジ・雲取山縦走・2泊3日

その7.8月26日 酉谷避難小屋〜三ツドッケ


朝6時過ぎには目が覚めていたのだが、出発は8時を過ぎた。
実は転がり込んだ避難小屋には先客がいたのだ。なんでも夜勤明けで小川谷林道を上がってきたとかで疲労回復待ちなのか、なかなか始動する気配がない。戸外で湯を沸かしコーヒーを入れたり、ゆっくりチーズをかじったりして先客が動き出すのを待つ格好になった。小屋では先も後もなく、それぞれがその計画にのっとって行動してかまわない、というのがルールではあるのだが気が引けたのだ。
やっぱり小屋より「テント」の方が格段に快適。すべてマイペースでことが運べる。
夜中に何度も目が覚めて、トイレに行きたかったりしたがゴソゴソするのがイヤでガマンした。音ならびに実質「でるもの」をガマンするのは身体に悪いよ、ほんと。
小屋は急斜面・がけっぷちに建っていて、とてもテントを張るスペースなどなく、テント設営が可能な場所へ移動する時間的・体力的・精神的ユトリは到底なかった。到着後間もなく日が落ちて暗くなってしまい、先客に断って夕食をとるのがやっとだったのだ。

ろうそくランタンの灯りを頼りに、いったん「充電不可」サインの出た電池を再度充電器にセットして試してみたら、携帯が再び起動するようになった。

嬉しいことに小屋のすぐ脇に清水が湧いていた。タンクを満タンにして酉谷小屋出発8:15。これから三ツドッケ、一杯水避難小屋、ソバ粒山を経由して、日向沢の峰をたどれば、あとは川苔山から先の下山ルートは知った道。長い行程ではあるが、まあ8時間チョイのコースタイムを幾分オーバーしても夕方には鳩ノ巣に降りられる。

小屋脇の斜面を上がって山道に出たら、小リスがチョロチョロ走って通った。

酉谷避難小屋から七跳尾根分岐の間で小川谷林道・七跳尾根を上がってきた登山者・女性に、ハナド岩で日原方面からヨコスズ尾根を上がってきた男性とすれ違った。酉谷山あたりで引き返して上がってきたルートを下山するのだとか。

いずれの登山者も「雲取からですかー。スゴイですねー」「テントで縦走ですかー、一度やってみたいですねー」と持ち上げてくれる。オチョウシモンだから、それが滅法嬉しかったりする。ほんとは昨日は泣きべそかいてたくせにね。

ハナド岩は大きな岩が突き出した自然の展望台のよう。やや曇り勝ちだとはいえ、足がすくむほど谷底まで見下ろせ、はるかに山並みの連なりが見晴るかせる。「胸が広がる」というのはこういう光景を目にした時の表現に違いないと合点する。

昨日とは打って変わった明るい歩き。不安状態はどこへやら。チャンチャン歩いて、なんなく三ツドッケ山頂に到着。三方に開けた展望をしばし楽しむ。


記:小玉徹子 2007/08/26


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