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「なんで、今さら?暴走!迷走?!」「悪あがき、冷や水」などなど、忠告・警告・横ヤリを尻目にとにかく飛んで出ちゃうんです。もう、ほっといてんか〜!!!

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クライミング講習@三ツ峠・山梨県 オバチャンの皮かぶった、やっぱりオバチャン

その3.5月24日、25日 クライミング講習@三ツ峠


さて2ルートはやっつけた。さほど前腕と脚にブルブルきていない。3回目ともなれば多少、要領を覚えたのか、あるいは初回の岩から垂直岩壁で、2回目には歯が立たないような難しい岩に挑戦したからなのか。「まあ、その両方よね〜」など独りごちする。が、それも言わない。
経験とは不思議なもので、最初に手に合わないほどの難しいのをやってみると、次にそれより易しいのが「ラクチン」に思える。どころか、見ただけで「あ、簡単!」と思えたりする。が、言わない。あくまでも「オバチャン、頑張ったよ〜」スタイル。

右2本のルーフはとんでもないことになっている。
地上7、8mまでほぼ垂直面の岩におおいかぶさるようにルーフが突き出ている。(乗り越えた先に平らなスペース・テラスがあるのをオーバーハング、続くのをルーフというのかな?)
垂直壁面の終点にボルトが打ってあって、そこにカラビナをかけ、その先にアブミ(2センチ幅ほどの帯状ヒモが段々になっている)をかけ、アブミの段々に足をかけて1段ずつ上がって次のボルトに届く高度を獲得する。
もう1本携えたアブミを次のボルトにかけ、それに移動したら、前のアブミを回収する。ってのを何度もくり返すんだらしい。

とてつもなく大変そう!
けど、メッチャ面白そう!やってみたい気満々だけど、言わない。ヤラない、ツモリ。

さて「中3本」の3本目。じっくり先陣らのお手並みを拝見するに、見かけよりはずっと難しいらしい。背丈が大きくてコンパスが長いからといって上手くいく、というものでもなく、腕力・握力に優れているからいいというわけでもなさそう。
要は身軽、すなわち自らを維持するに適した身体とバランス感覚がものをいうとみた。
「初めて」組から渡ってきた人ら、スクール生の初級組みでここを登りきった人はわずか。上級スクール生も降りてきて言うことにゃ「メチャ・ムズ」。
だけどね〜、見てるとヤレル気がすんのよ。
「一応、やってみま〜す!」なんて。

なんなく1メートルは行ける。が、その先がどもならん!
スタンスは斜めってるとはいえ、広めが2箇所もある。なのにどうしてもそこから先がダメ。90センチ高さに斜めに広がった岩に、ごく手前に斜めに亀裂がある。そこをつかんで身体をひきつけ上げようとしても、次のスタンスは90センチ上に持ち上げるよりなく、ホールドが手前過ぎて力が入らない。
やっぱり、もう少しバネあれば!
瞬発的な腕力脚力が欲しい!!
願わくば今ひとつ体重落としたい!!!

「ギブで〜す」
ここで、なんとかあがれちゃったらカッコいかったんだけど、やっぱりオバチャンはオバチャンだったわ〜
クヤシイけど…

「そりゃそーだべ」
って顔してるビレイヤー。ちょい「ム」。内心よ、内心。
「やっぱ、ダメでした〜」
など、ヘラヘラ笑っちゃうアタシが情けない。

そろそろ3時になろうかという頃、時折パラパラだった雨がザーッに変わった。天気予報、ピッタンコ。アタシの思惑もバッチリ!

「用意できた人から上がってください」
聞くが早いか、とっとと片付けて、引き上げ先発隊入り。
でも…
なんか損した気がするのはナゼ?!

夜になってますます雨脚が強くなり、翌朝も朝からじゃんじゃ降り。
午前中は装備講習、ロープナットの講習。午後からは室内でアブミの練習。

なんだ、簡単ではないけど、やればそこそこなもん。
もうね、オバチャンの皮かぶるのや〜めたッと。
どうせ中身は正真正銘のオバチャンなんだし「身のほど知らず」ぐらいアツカマシなオバチャンの特権は大いに活用すべし、と心得た!

次回は意識改革!!!


記:小玉徹子 2008/06/05


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