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■アイ・アム・レジェンド 【洋画】




原作 リチャード・マシスン
監督 フランシス・ローレンス
脚本 -
キャスト
ウィル・スミス
アリーシー・ブラガ
ダッシュ・ミホック
配給会社 -

アイ・アム・レジェンド (文庫)
レジェンドさんという名前の人物の物語ではない。ウィル・スミスが演じる主人公の名は、ロバート・ネビルである。
本作は1954年にリチャード・マシスンが発表した不朽の名作(同名タイトル)の映画化作品である。舞台は2012年のニューヨーク。3年前に地球全土を襲った災厄からただひとり逃れた科学者が主人公だ。いるかどうかさえわからない生き残りの同胞に向け、毎日毎日、ラジオでメッセージを流し続けているが、誰ひとりとして応えてくれる人はいない…。
誰もいない、そしてところどころ廃墟と化したニューヨークの街は圧巻だ。撮影は週末の早朝など、人の少ない時間帯に実際にニューヨークで行われた。交通を完全に遮断するために地元の警官など数百人を動員し、数ブロックを閉鎖して短時間でセットを作りこんだ。それでも見物客は周りにいたわけだが、カメラが回り始めると一様に静かになり、誰も写真を撮ったり音を立てたりはしなかったという。映画作りに対しては国をあげての協力体制を惜しまないという国民性は見事なものだ。
本作はSFアクションであるが、と同時に殆どがウィル・スミスただひとりのシーンで構成された一人芝居でもある。人間が誰とも喋らず、文字でのコミュニケーションもとれず、たったひとりでい続けるとどうなるのか。今でこそ“ヒキコモリ”なる生き方がクローズアップされているが、彼らとてインターネットの掲示板などで誰かしらと会話はしているはずだ。本当の“ひとりぼっち”はありえない。その“ありえなさ”に直面したとき、人はその精神を正常に保つことができるのか。我々の誰ひとりとて直面したことのないその事態を、その恐ろしさを、ウィル・スミスは見事に演じきっている。「偉大な俳優ここにあり」という金字塔が、また新たに映画史に刻まれた傑作なのだ。
そして物語の終焉を迎え、主人公のロバート・ネビルは“レジェンド”となる。彼の愛を、彼の人生を、劇場でとくとご覧いただきたい。…が、とてつもなく怖い映画でもある。筆者などは何度飛び上がったことか。心臓の弱い人は覚悟してシートに座るべし。


・公開 12月14日(金)日米同時公開! サロンパス ルーブル丸の内他全国ロードショー

(c)2007 Warner Bros. Entertainment Inc.


http://wwws.warnerbros.co.jp/iamlegend/

記:林田久美子 2007/12/14