シネマピア

幸せのポートレート

「その結婚、あなたを輝かせてくれますか?」「その“理想”、捨てる勇気ありますか? 幸せ探しをする全ての女性たちへ贈る、この夏一番の感動作」---とのコピーには、思わず反応せずにはいられない。まだ結婚をしていない人たちにとっては、正直に自らに問いただしてみたい質問だろう。

主人公はニューヨークのキャリア・ウーマン。車のハンドル同様、“遊び”の部分がない彼女は、カタイ仕事は難なくこなすが、人間同士のコミュニケーションとなると大の苦手。そんな空気の読めない彼女が、婚約者の彼の実家へご挨拶。陽気で屈託のなく、なんでもさらけ出して話してしまう、とってもイタズラ好きでおちゃめな家族とはどうしても折り合いがつかず、婚約破綻の危機に陥ってしまう。

これほどまで人間関係構築能力がない主人公には感情移入をする余地もなく、ただただ心配で痛々しく思えてきてしまう。こんなに致命的だと、現実にはキャリア・ウーマンも難しいのでは? と、映画の設定そのものさえ覆す勘ぐりが働いてしまう。

どきどきハラハラ、ときには頭を抱えながら見なくてはいけない主人公だけれど、だからこそ、クライマックスのシーンでは余計に心が動いてしまう。ニクイね、監督。エイミー役を演じる、『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスのキュートさは更に輝きを増している。ブラッド役のポール・シュナイダーの絶妙な味にはヤラレっぱなしだ。“理想の結婚”を目指してやまない紳士織女の皆さま。本作で“理想の相手”という永遠(?)の課題に、答えを見出してみてはいかがだろう。

幸せのポートレート(DVD)
監督:トーマス・ベズーチャ
出演:ダイアン・キートン/サラ・ジェシカ・パーカー/クレア・デインズ
配給:20世紀フォックス映画
ジャンル:洋画
公式サイト:http://movies.foxjapan.com/familystone/















エンタメ シネマピア   記:  2006 / 06 / 18

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