シネマピア

サイレントヒル

ジャパニーズ・ホラーが、今度はゲームの世界から快進撃だ。本作は日本のゲームメーカー、コナミの大ヒットゲームの映画化作品である。

全世界で530万本以上を売り上げたこのゲームの映画化権には、ハリウッドの大手映画会社各社が一斉に狙いをつけていた。そんな中、自らのメッセージをビデオに託し、見事コナミの重役会で監督の座を手にしたのがクリストフ・ガンズだ。『ジェヴォーダンの獣』で鮮やかかつ斬新な映像世界を繰り広げた手腕により、その戦慄の世界は彩られる。

情緒不安定な9歳の娘が時おり口にする地名、サイレントヒル。夢遊病の彼女を治したい一心で、母親はその地に赴く。そこが血塗られた過去を持つ街だとも知らずに…。街はまるで生き物の胃袋のように母親を取り込み、決して逃がさない。呪われたシチュエーションはとどまるところを知らずに、時間の中をこれでもかと繰り返す。異形のものがうごめく姿は、何故それだけで恐ろしいのだろう。得体の知れないものがもたらす恐怖…それは自らの身の危険を想起させ、そのおどろおどろしい物体に自分自身も成り果ててしまうのではないかという錯覚さえ覚えさせる。見知らぬものが持つ、未知の力によって、想像のつかない事態が引き起こされるように思えるのだ。

しかし、いつの世も“母”は強い。どんな局面でも自らの命を顧みずに子どもを守るその姿には、神聖ささえ垣間見られる。神がこの世界を作り出したのならば、“母”と“神”は同義語に等しい。全人類は、例外なく一人残らず、母親から生まれ落ちたのだから。

サイレントヒル(DVD)
SILENT HILL SHATTERED MEMORIES(任天堂 Wii)
監督:クリストフ・ガンズ
出演:ラダ・ミッチェル/ショーン・ビーン/ローリー・ホールデン
配給:松竹
ジャンル:洋画















エンタメ シネマピア   記:  2006 / 06 / 25

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