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これはお遊びのエンターテインメントではない。ホンモノの脱出ゲームだ! 本国アメリカでは、『アクアマン』『メリー・ポピンズ リターンズ』等の超メジャー作との同時期公開だったにも関わらず、興収チャートは堂々の初登場2位を記録し、早くも続編製作が進行中。『ワイルド・スピード』シリーズの製作陣が、『インシディアス 最後の鍵』のアダム・ロビテル監督の命を受けて放つ、命がけの脱出スリラー!

シカゴのオフィス街。高層ビルの待合室に集められたのは、お互い見知らぬ男女6人。数学オタクの女子大生、冴えないフリーター男子、イラク帰りの元陸軍兵士の女、裕福な投資家、中年のトラック運転手、ゲーム愛好家の青年……と、それぞれ職種は様々だ。彼らは賞金1万ドルを懸け、昨今流行りのアクティビティであるリアル脱出ゲームに参加するため、この企業の一室に集ったのだ。ゲーム愛好家青年が幾度となく体験した脱出ゲームのように、このゲームもよくあるただの脱出ゲームかと思われたのだが……。

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命がけの脱出ゲームをストーリーの根幹に据えた映画は、これまでにも数多くあった。有名どころとしては『CUBE』(1997)だろう。密室劇としての要素も踏まえつつ、その多面体は登場人物を別の部屋へ別の部屋へと追いやりながら、その命を狙い続ける。
本作も、この『CUBE』の系譜を継ぐ作品だ。ただ、本作は『CUBE』の22年後に製作されただけあり、"部屋"の複雑さ、リアルさ、迫力は『CUBE』よりも進化を遂げ、その恐怖はより身近なものとしてスクリーンから観客に襲い掛かる。

しかも、本作はただの恐ろしい脱出ゲームではない。各登場人物がなぜこの部屋に集められたのか、その理由が、彼らの人生に影を落とした過去の様々な出来事が、徐々に明かされる。ゲームを進めるうち、登場人物が人間的に成長していくのもまた魅力のひとつだ。また、"どんでん返し"と一言で言うのは簡単だが、予想だにしなかった展開も、ただただ人が残酷に殺されていく様を売りにする作品とは一線を画すところだ。そして、その"結果"において彼らを待ち受ける、理不尽な理由。しかしラストのこれ、もう最初から2作目を作る気満々だったからこの終わり方にしたでしょこれ。

日本でも、頭と体を同時に使うリアル体験型脱出ゲームはもうお馴染みとなってきた。仲間同士で遊ぶお手軽なアクティビティとして、また、映画や食事、ショッピングといったデートコースの中のひとつとして、もはや定着した感がある。
本作を楽しむための一助として、鑑賞前でも鑑賞後でも、そうしたゲームに実際に参加してみるのもまた、いいかもしれない。本作と連動したイベントも行われるそうなので(http://escape-room.jp/info/archives/category/news  )、是非、ご体験あれ。

林田久美子 2020/02/21


監督:アダム・ロビテル
脚本: ブラギ・シュト
出演:テイラー・ラッセル ローガン・ミラー デボラ・アン・ウォール ジェイ・エリス タイラー・ラビーン ニック・ドダーニ ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
配給:東京テアトル
公開: 2月28日(金)より 4DX/2D同時公開! ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
公式サイト:escape-room.jp 

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エンタメ シネマピア   記:  2020 / 02 / 24

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