シネマピア

【映画紹介】ココロ、オドル

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映画『ココロ、オドル』は沖縄慶良間諸島の美しい自然を背景に、不器用ながらも愛を求める3組の家族の物語を描いたオムニバス映画。SSFF & ASIA 2015「ジャ パン部門」優秀賞、LA映画フェスタ・コンペティション「ゴールデン・ジパング賞」を受賞した短編映画『こころ、おどる』の長編化作品。

■ストーリー
●第一話
『夫婦になれない男と女』

座間味島の民宿「満月荘」に、外国人カップルのメグ(仲宗根梨乃) とクリス(ダニエ ル・ロペス) がやってきた。日本語が通じない2人を、英語が通じない民宿のおばぁ(吉田妙子) と孫の雄飛(尚玄) が出迎える。話せない中でも意思の疎通をはかり、島に馴染もうとするメグに対し、終始不機嫌なクリス。互いにすれ違ったまま、島での日々を過ごすのだが、実はメグにはある秘密があった。
●第二話
『心の通じない親子』

兄夫婦に息子(普久原ローサ) を任せ、5年も音沙汰のなかったヨシヤ(仁科貴) が、 恋人(赤嶺かなえ) を連れて帰ってきた。息子を引き取りたいと懇願するヨシヤだが、 実は横領罪で追われる身であった。満月荘のおばぁと雄飛は、2人を温かく受け入れるのだが、放って置かれた息子や育ての親である兄夫婦は穏やかではいられない。 人生をやり直したいヨシヤの願いは叶えられるのか。
●第三話
『家族になれない父と娘』

サバニ職人の夏樹(加藤雅也) は、妻が不倫相手の竹一と島から出てしまい、娘(池間夏海) と2人だけの生活を始めることになる。しかし父と娘の距離は余りにも遠く、 関係はギクシャクするばかり。そんな折、竹一がひとりだけ島に戻ってきた。そして娘の引き起こしたある事件のために夏樹は竹一と対峙することになる。

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■プロフィール
監督:岸本 司(きしもと つかさ)
1968年、沖縄県名護市出身。映像ディレクター・映画監督。地元沖縄にこだわり、沖縄を撮り続けるローカル映像作家。 監督作に「アコークロー」(07)、「エイカーズ」(14)、「沖縄を変えた男」(16)他 TVドラマ「琉神マブヤー」(08)、「ハルサーエイカー」シリーズ(11〜12、17) など
■コメント
「慌ただしい日々の生活から離れて、沖縄独自のロケーションが生み出す南国の世界にどっぷりと浸って欲しいとの思いで本作を撮りました。その小さな島ではファ ンタジーがまだ失われていないようです。勿論、現実は厳しく綺麗事だけでは乗り越えることは出来ないかも知れないし、ファンタジーは軽蔑すべき嘘かも知れません。しかし見方を変えればそれは力になると思います。本作を観たあなたが、笑いながらも今よりもほんの少しだけ人を信じる気持ちが芽生えたのなら嬉しく思います。どうぞ映画館で心地よい南島旅行を楽しんでください」




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監督・脚本:岸本司
出演:尚玄、吉田妙子、ダニエル・ロペス、仲宗根梨乃、仁科貴、池間夏海、加藤雅也
製作・配給・著作:ファンファーレ・ジャパン
公式サイト:
https://twitter.com/kokoroodorumov
https://ja-jp.facebook.com/kokoroodorumov/
公開:
【沖縄先行公開】
桜坂劇場:2/2〜4/16
ゆいロードシアター石垣島:2/2〜3/1
よしもと南の島パニパニシネマ宮古島:4/12〜4/25
シアタードーナツ・オキナワ:5月〜ロングラン予定
【北海道】ディノスシネマズ札幌劇場:5/17〜5/23
【東京】 新宿ケイズシネマ:6/22〜7/5
【その他予定】
別府ブルーバード:7 月予定
小倉昭和館:7月予定
大阪第七藝術劇場:7月予定
【参加映画祭】
大阪アジアン映画祭 (2019年3月)
沖縄国際映画祭 (2019年4月)
ハンブルグ日本映画祭(2019年5月)
熱海国際映画祭 (2019年6月)
 














エンタメ シネマピア    2019 / 05 / 07

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