シネマピア

【映画レビュー】ティル・デス

tilldeath_001.jpg

仮面夫婦のふたりが迎えた結婚記念日。だが、そこに待ち受けていたのは血塗られた仕掛けの数々だった……! 美しい妻役には『トランスフォーマー』シリーズのミーガン・フォックス、共演は『バイオハザード : ザ・ファイナル』のオーエン・マッケン、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のカラン・マルヴェイ、『ボヘミアン・ラプソディ』のジャック・ロス等、豪華な面々が勢ぞろい。S・K・デール監督による本作は長編デビュー作にも関わらず、米映画レビューサイト Rotten Tomatoes で異例の高評価を記録! シチュエーション・スリラーの金字塔と言っても過言ではない大傑作が、満を持して日本上陸だ。

表向きはれっきとした夫婦とは言え、内心はもう互いの心が離れてしまっている妻のエマ(ミーガン・フォックス)と夫のマーク(オーエン・マッケン)。だが、結婚記念日の当日、夫は妻に思いもかけないサプライズを用意していたのだが……。

tilldeath_002.jpg

老婆心というか何というか、公式のあらすじはネタバレぎりぎりの線を行っているようにも思えるので、公式情報を読み込むのは鑑賞後にした方がいいかもしれない。ポスターもまた、同様の理由であまりじっくりとは見ないことをお薦めする。ということで、当サイトに掲載の画像はポスター以外の場面写真としてある。本作は事前情報を極力なしで観る方が断然楽しめるはずなのだ。

作品の鑑賞前、私は決まってRotten TomatoesやIMDbでの評価をチェックする。本作はRotten Tomatoesで高評価との謳い文句もあったが、実のところ、そうしたサイトで高評価であっても実際に自分が観て面白いと思えるかどうかはまた別だったりすることもある。事実、Rotten Tomatoesで99%の超高評価だったとしても、確かに作品のクオリティとしてはめちゃ高いが、そもそもの作品の方向性やメッセージ性が自分の好みとは合致しない場合も多々あるのだ。従って、たとえそうしたサイトで高評価を記録していても、半信半疑で観始めるのが常態化していた今日この頃なのだ。

だが、本作は文句なしに面白い! 鑑賞後に「面白かった!」と叫んでしまったほど、百パー完璧に面白い作品に出会ってしまった。年明け早々、縁起がいいことこの上ない。開けてみるまでは吉か凶かが分からないおみくじ同様、映画もまた、全編を観終わるまではその映画のすべてを知ることはできない。2022年、新しい年が明けて引いてみた本作というおみくじは、まさしく大吉だった。幸先いいことこの上ない。

序盤は「あれ? 間違えて違う作品を観始めちゃったかな?」と思うくらいに丹念に人間ドラマを描いている。が、すべての伏線は後に余すところなく回収されるので、スクリーンに映るあらゆる情報を読み取っていただきたい。その後、ピタゴラスイッチのように"ある目的"へ向かって展開する怒涛の仕掛け、予想だにしない展開、手に汗握るスリル、ストーリーを形作る要素としての人間の愚かさ、賢さ、完璧なストーリー(私は何度この"完璧"という言葉を使っただろう!)、そして過酷な役に体当たりで挑むミーガン・フォックス。すべてが終わったとき、きっとあなたの口からも感嘆のため息と称賛の言葉が漏れることだろう。


監督:S・K・デール
脚本:ジェイソン・カーヴィ
出演:ミーガン・フォックス、オーエン・マッケン、カラン・マルヴェイ、ジャック・ロス
配給:クロックワークス
公開:2022年2月11日(金) 新宿バルト9ほか ロードショー
公式サイト:https://klockworx-v.com/tilldeath/ 

© 2021 Til Productions, Inc. All Rights Reserved

 


記:林田久美子  2022 / 01 / 08











エンタメ シネマピア   記:  2022 / 01 / 09

あそびすとショップ

美味良品 おとりよせしました

編集長!今日はどちらへ?

アラカン編集長モンブランを行く!

BigUp

asobist creator's file

  1. はいコチラ、酔っぱライ部
  2. ikkieの音楽総研
  3. 旅ゆけば博打メシ
  4. うららの愛♡Camera
  5. Tomoka's マクロビカフェ
  6. 三笘育の登山は想像力
  7. 憎いウンチクshow
シネマピア
おもいでリストにエントリー確実、話題の映画!
【映画レビュー】キャメラを止めるな!

2018年、日本。当時は無名だった…

旅塾

▲このページのトップへ