シネマピア

ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ

20110614picm.jpg 子ブタが空を飛び、シンクロナイズド・スイミングを踊る奇想天外なファンタジー!

イギリスの田舎に暮らすグリーン家の子どもたち、ノーマン(エイサ・バターフィールド)、メグシー(リル・ウッズ)、ビンセント(オスカー・スティア)の三人は、農場を切り盛りするママ(マギー・ギレンホール)の手伝いをしながら、戦争に行って音信不通となってしまったパパの帰りを心待ちにしていた。
そんな中、戦火を避け、ロンドンからいとこがやって来た。
都会育ちでセレブ気取りのシリル(エロス・ヴラホス)とセリア(ロージー・テイラー=リトソン)は農場に着くなり、ウンチ臭いと連発。初対面から子どもたちはいがみあい、大乱闘に発展!ママは困り果ててしまった。その時、家のドアを叩く音。扉の外には不気味な風貌の女性(エマ・トンプソン)が立っていた。「私はナニー・マクフィー。必要とされる限り、嫌われても残ります。しかし、役目が終われば、望まれようとも去ります」
彼女が魔法のステッキで床を叩いた瞬間、相手を殴っているつもりなのに、自分自身を殴りはじめる。やがて、自分が痛い思いをすることを知って、ケンカをやめるのだった。

20110614pic1.jpg ナニー・マクフィーのレッスンは五つ!

<ケンカしない>
<礼儀正しく、分かち合う>
<互いに助け合う>
<勇敢であれ>
<そして最後のレッスン○○?>


果たして子供たちはこのレッスンをクリア出来るのか――。

20110614pic2.jpg この夏、とびっきりのファンタジー映画がやって来た。とてもキュートな子ブタたち、生後3週間くらいから訓練され6週目にはもう撮影なんだそうです。子ブタってすぐ成長しちゃうみたい。そんな子ブタたちの名演技(?)をご堪能あれ!
また、子ブタ同様に可愛いのが子ゾウくん。ベッドにもぐりこんで来たりと、なんとも愛嬌のある存在なのです。そんな動物たちにかこまれて田舎で成長していく五人の子供たちの物語。ドタバタ喜劇とファンタジーがこの作品のウリですが、子供たちの心の成長がしっかりと描かれています。戦争に行った父親不在の中でナニー・マクフィーはそれに変わる存在なのでしょうか!?

その中で私が一番注目したのは、都会から疎開して来た、色白で弱々しくやぼったくわがままなどうしようもないシリルくん。ちょっと、言い過ぎかな? そんな彼が物語の後半で男の子から男になるのです! そこが、超カッコイイ! この作品イチオシのシーンです。

ママとおじさんも欠点アリアリだけど憎めない存在。子供たちをまったく仕切れないテンションの高すぎるママ。パパのいない中での子育ては大変だぁ〜! そして、借金苦にあえぎ農場を売るよう迫るおじさんのフィル(リス・エヴァンス)。子供が主役の作品にはこの手のなんとも情けない男が不可欠なんですね!
そうそう、不気味な風貌のナニー・マクフィーって表現しましたけど、はっきりいってブサイクな特殊メイクなんです。レッスンが完了するたびに少しづつ美しくなりますが、エマ・トンプソンの素顔が映し出されるのは本当にラストの一瞬だけ!

この作品のもうひとつのみどころは、戦時中のイギリスの田舎町とロンドンがとても美しく描かれていること。田舎町の麦畑は、なんと1年も前から種を蒔き8カ月間も手入れをして育てたということで、CGなしの自然な風景はとても心がやすらぎます。
また、ロンドンのシーンはモノトーンに統一され、ポイント部分(例えばバス)のみ赤色が使われるという凝った仕上がりになっていて、こちらは人工的な美しさといった感じ。この作品は『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ 』の続編ですが、意外なところで繋がっていますよ! その辺も要チェック!
エンドロールはペーパークラフトのイラストも可愛いく、その後におまけ映像があるので、最後まで席を立たないようにご注意を(癒される〜)。

五人が信頼の絆で結ばれ、みんなで立ち向かえば、不可能も可能になる。子供って知らないうちに大人になっていくんですね! この夏、ファミリーで観てほしい一本です。おとぎの国の遊園地好きカップルにもおすすめです!!


おまけ
この映画の原案となった、イギリスで40年以上も愛され続けている傑作童話シリーズ二作品
マチルダばあやといたずらきょうだい
マチルダばあや、ロンドンへ行く
こちらもこの機会に読んでみてはいかが?


監督:スザンナ・ホワイト
脚本:エマ・トンプソン
出演:エマ・トンプソン/マギー・ギレンホール/リス・エヴァンス
配給:東宝東和
公開:7月2日(土)より、有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー
公式HP:http://tobu-kobuta.jp/

© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.















エンタメ シネマピア   記:  2011 / 06 / 14

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