シネマピア

うさぎドロップ

20110810picm.jpg祥伝社『FEEL YOUNG 』に連載中の宇仁田ゆみによる大人気コミック『うさぎドロップ 』(1〜8巻累計発行部数:88万部)が映画化されることになった。

主演の河地大吉役には『ノルウェイの森 』、『GANTZ 』、『マイ・バック・ページ 』等、話題作への主演が相次ぐ松山ケンイチ。今回、自身も初となるイクメン役に挑戦した。独特の魅力を持つ鹿賀りん役には、まだまだ記憶に新しいドラマ『マルモのおきて 』(フジテレビ系)で大人気となった、注目の天才子役・芦田愛菜。『ゴースト もういちど抱きしめたい 』や大河ドラマ『江―姫たちの戦国― 』(NHK総合)など、すでに素晴らしい経歴を持っている。

りんと同じ保育園に息子を通わせるシングルマザーで、ダイキチの憧れのモデル役を演じるのは、ドラマ『美咲ナンバーワン!! 』(日本テレビ系)、『あしたのジョー 』なので今年話題の香里奈。ダンスシーンなど、そのセクシーな演技に注目。
また、会社の同僚役に池脇千鶴、木村了、りんの実の母親役にキタキマユ、謎の男に綾野剛、そしてダイキチの母親に風吹ジュン、父親に中村梅雀と豪華すぎる共演陣が脇を固める。監督はベルリン映画祭をはじめ、海外での評価も高いSABU監督。今回は原作をアレンジした映画ならではの脚本も手がけている。

20110810pic1.jpg祖父が亡くなったことで久しぶりに訪れた実家で、27歳の独身&彼女なしの青年ダイキチは一人の不思議な6歳の少女と出会う。実はその少女・りんは祖父の隠し子だった……。
りんを施設に入れようと言う親族たちの意見に反発したダイキチは、つい、りんを自分が引き取って育てると宣言してしまう。そしてその日から、不器用な男としっかり者の少女とのちょっとちぐはぐな共同生活がスタートする。慣れないながらも一生懸命にりんを育てようとするダイキチと、徐々にダイキチに心を開き始めるりん。二人の姿は観る者すべての心を温かくする――。

この映画の試写を鑑賞したのが5月の中旬。ちょうど『マルモのおきて 』が人気になりだしたころだ。その愛菜ちゃんの演技に感心していたが、しかしそれより前に撮影されたこの作品の演技はもっと凄かった。
そのあまりにもナチュラルな演技は、SABU監督の演出のなせる技。それは、細かい演出をせずに演技をほとんど本人にまかせ、自然にふるまってもらうということ。

ゲームセンターでのシーンの指示出しは「遊んでください」だけ。それがこの二人のナチュラルな演技につながっている。物語は、まだまだ社会から認知されていないイクメンの大変さがテーマだが、同時に働きながら子育てをする母親の大変さにもスポットをあてていて、保育園の保育体制の問題や会社の勤務時間の問題など、考えさせられる点が多い。子育ては一人じゃ出来ない!これからの時代、社会全体で子育てをしていきたいものだ。

時代は変わって、仕事人間の父親を持った子供たちが自分たちはそうなりたくないという思いからなのか、女性の社会進出が進み共働きにより母親まかせではなく一緒に子育てをしていきたいという思いなのか、確実に若い世代の意識はイクメンに傾いてきている。最近、父親による子育てを描いた物語が多く作られているが、これからイクメンへの認知度は、どんどん高まっていくだろう。

イケメンなイクメンと、小さな大女優。この二人の爽やかな演技に注目だ!


原作:宇仁田ゆみ『うさぎドロップ 』(祥伝社)
監督:SABU
脚本:SABU/林民夫出演:松山ケンイチ/香里奈/芦田愛菜/桐谷美玲/池脇千鶴/キタキマユ/木村了/風吹ジュン/中村梅雀
配給:ショウゲート
公開:8月20日より、渋谷シネクイント・新宿ピカデリーほか全国ロードショー
公式HP:http://www.usagi-drop.com/

©2011『うさぎドロップ』製作委員会















エンタメ シネマピア   記:  2011 / 08 / 10

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