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日本国憲法第九条は維持か？破棄か？
安倍首相が憲法改正の意思を明確に示し、その一つの分岐点になるであろう夏の参議院選挙に合わせて、今の日本社会に痛烈なる一撃を加える衝撃の映画が誕生した。タイトルそのままに日本国憲法第九条に真正面から挑んだ力作。
どのような成り立ちでこの条文が出来たのか？大東亜戦争、日本国憲法成立の歴史、朝鮮戦争、米ソ冷戦、沖縄の米軍基地問題、拉致、核など、多角的に九条の存在に切り込む。果たして、日本国憲法第九条は維持すべきか？破棄すべきか？ハリウッド不朽の名作『12人の怒れる男』のごとく12人の若者が熱い議論を交わす映画がここに誕生した。

監督は、映画『うそつき由美ちゃん』（黒澤明記念ショートフィルム・コンペティション2006奨励賞）他、日本大学芸術学部映画学科の講師としても活動している宮本正樹監督。日本国憲法第九条は“維持”か“破棄”か。本作はその日本国憲法第九条の成り立ちから、今の憲法の問題点、“平和”“戦争”について20代の若者たちが熱く議論し、日本の未来を真剣に考える情熱のエンタテインメントとなっている。

12人の出演陣には、映画『ガチバン』『ハニー・フラッパーズ』の南圭介、ドラマ『仮面ライダーフォーゼ』映画『ガチバンIV』のタモト清嵐、ドラマ『特命戦隊ゴーバスターズ』映画『U-31』の馬場良馬、ドラマ『特命戦隊ゴーバスターズ』『魔法戦隊マジレンジャー』の松本寛也 、ドラマ『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『仮面ライダーゴースト』の聡太郎 、映画『DANCE!DANCEDANCE!!』『純愛ストーカー〜青春ディスカバリーフィルム〜』の荒牧慶彦、映画『ガキ☆ロック』『リュウセイ』の中村僚志 、映画『カバディーン!!!!!!!〜激突・怒黒高校篇〜』『青春ディスカバリーフィルム／警備員の一日』の小笠原健、映画『花の袋』『ライク・サムワン・イン・ラブ』の森レイ子、映画『櫻の園』『アバター』のはねゆり、ドラマ『信濃のコロンボ〜死者の木霊〜』テレビ『ゴッドタン』の綱島恵里香、映画『青春群青色の夏』『断食芸人』の睡蓮みどり。

＜ストーリー＞
20XX年、時の政府は日本国憲法第九条の改正の検討に入った。それに伴い、国民の意思を聞くため、各年代別に諮問委員会を作り、諮問委員会は第九条を維持か？破棄か？の全員一致の結論を求められた。そして、その結論の意見の多い方に政府は従うとした。20代以外の諮問委員会の結論は、維持と破棄が五分五分。これから開かれる20代の諮問委員会の結論が日本の運命を握ることとなった。
諮問委員会のメンバーは様々な職種の20代の若者12人。改正派、維持派、中間派、この問題に興味のない者、皆、様々な意見を持った12人だったが、議論は徐々に熱くなって行く。
憲法の成り立ち、今の憲法が抱える問題点が分かり易く浮き彫りになって行き、議論は深まって行く。それぞれが、日本の未来、若者の未来を真剣に考え、自分の想いを吐露して行き、議論は日本の運命を決める結論に向かってひた走っていく。果たして、彼らの出した結論は？日本の運命は？

脚本・監督：宮本正樹
出演：南圭介、馬場良馬、タモト清嵐、松本寛也、荒牧慶彦、聡太郎、小笠原健
中村僚志、はねゆり、綱島恵里香、森レイ子、睡蓮みどり
企画・製作：映画「第九条」製作委員会
配給：クラスター
公式HP：https://dai9jo.localinfo.jp
公開：2016年7月2日（土）横浜ブリリアショートショートシアターほか全国公開

©2016映画「第九条」製作委員会