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【新着情報】カミングアウト

coming001.jpg―きっとあなたの価値観変わります―
「世界がもし100人の村だったら、そのうち11人は同性愛者だそうです。統計学的には2%から10%くらいと言われています。およそクラスに1人いるということになりますね。多くの当事者がそれを隠しています。なぜでしょう」――本編台詞より抜粋

2014年7月20日。劇場公開に先駆け、第23回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で先行上映された。チケットはソールドアウト。キャンセル待ちが数十人にものぼり、急遽立ち見席を設けるほどに。1回のみの上映にも関わらず約400人の観客を動員。エンドロール後はしばらく拍手が鳴り響き、プレミア上映は大盛況に終わった。

徹底した取材活動により、LGBT関連のNPO団体や著名な活動家、新宿二丁目の店舗の方々に絶大なる協力を得て、完成した本作品。

「企画の発端は、不健全な現代日本を揶揄するために“自分自身と向き合う姿”を描こうと思ったこと」。こう語るのは、近年活躍が目覚ましい期待の若手監督・犬童一利。主演を演じるのは、『特命戦隊ゴーバスターズ』の高橋直人。連日の徹底的な稽古により、難しい役所を見事に演じきった。テレビ・新聞・週刊誌などのメディアで実際にカミングアウトをした、当事者の歌川たいじ・一ノ瀬文香・秋山浩介(TooT Aki)も重要な役どころで出演を果たした。「ききまたく」による主題歌『応援の唄』が彩りを添える。映画を観た後、あなたの価値観はきっと変わります。

coming002.jpg【ストーリー】
陽はゲイの大学生。サークルの同級生で親友の昇に片想いをしているが、大学のサークル仲間にも、一緒に暮らす家族にも、ゲイである事は隠している。唯一、新宿二丁目の行行きつけのBar B♭ではありのままの自分でいられる。以前に比べれば、セクシュアルマイノリティも少しずつ生きやすい時代になってきた。しかし仲間達との友情や恋愛の他にも、就職や結婚など将来への不安は尽きない。過ぎ行く日々の中、陽の周囲に起こる様々な出来事。いつしか、陽の中にある思いが生まれ始めていた。葛藤の末に陽が進む道とは……。

【監督コメント】
心の中ではどこか不満を抱きつつも、流れで生きていける現代日本に対して不健全さを感じていました。《自分と真剣に向き合う事》を描くために、今作では同性愛者のカミングアウトというテーマを選択しました。前作『SRS♂ありきたりなふたり♀』では性同一性障害の恋愛がテーマでした。前作・今作と取材をする中で感じたのは、LGBTに対する世間の“圧倒的な情報不足”です。世間がいまだ持つ固定観念や偏見の多くは、情報不足が大きな原因だと感じました。時代とともに環境も変化はしていますが、制度面含め諸外国と比べて日本は遅れていると思っています。《まずは知ること》この映画を通して LGBTに関わる日本の現状が少しでも変わることを願っています。
犬童一利

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脚本・監督:犬童一利
出演:高橋直人/岡村優/夏緒/高山侑子/秋山浩介(TooT Aki)/歌川たいじ/一ノ瀬文香/美漸-Bizen
製作:横川康次
プロデューサー:林和哉
撮影・編集:曽根剛
録音:南川淳
助監督:若松直人
制作:最上勝司
美術:永野桃子
ヘアメイク:堀奈津子
題字:ジャスティス森本
主題歌:『応援の唄』ききまたく
協賛:NPO法人 自立支援センターむく/AlfaRomeo/TENGA
制作:REIZ INTERNATIONAL/LILYFILM
配給:REIZ INTERNATIONAL
宣伝:ボダパカ
公式HP:http://www.comingout.jp/
公開:11月29日(土)より、渋谷ユーロスペース 連日21:00から劇場公開 !!
(初日舞台挨拶あり)

 

©2014映画『カミングアウト』製作委員会





 










エンタメ シネマピア   記:  2014 / 09 / 12

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