ikkieの音楽総研

第195回 ライヴレポート編 ARNEL PINEDA----稀代の名シンガーによる、人柄のにじみ出たアットホームなライヴ!

2017 / 11 / 07

日本列島を台風が縦断していた10月22日、JOURNEYアーネル・ピネダのソロライヴに行ってきました! 今回のライヴはアーネルのソロアルバムからの楽曲に加えて、彼が若い頃から親しんできたというクラシック・ロックの名曲もプレイ。アーネルと世代が近い俺にとっても馴染み深い曲ばかりだったし、その名曲の数々をアーネルのヴォーカルで聴くことが出来るという、本当に楽しいひとときでした。ただ、今回は俺がいつも観に行っているライヴとはちょっと雰囲気が違ったんだよねえ。

『Owe』
アーネルの最新ソロアルバムから。この日のライヴでも披露されました。カヴァーよりも、この曲がいちばんぐっときたかな……。
 


8月の上旬ごろ、アーネルのインスタグラム に、来日公演のチケットだと思われる画像が「ソロアルバム のツアーをやるよ!」というコメントと共にアップされました。「これは行かねば!」と、すぐさまプレイガイドや大手プロモーターのサイトでチケット情報を検索するも、まったく出てこない。不思議に思ってもう一度画像をよく見ると、会場や日付は入っているものの、連絡先が「00-0000-0000」になっている。これはファンが希望を込めて作ったジョーク画像だったのかなあ……とがっかり。しかし、一週間ほど経ってから、洋楽アーティスト情報サイトでツアー開催のニュースを発見! ジョークじゃなかった! 

今回のライヴは輸入レコード店が主催し、チケットもそのレコード店で購入するとのこと。最近は大手プロモーターが招聘していないライヴも多いらしいし、まあこんなこともあるんだろう……とレコード店へ出向いて、チケットを購入すると、整理番号が37番。座席のあるホールが会場なのに指定席じゃないの? 発売初日に買ったわけでもないのに番号も若過ぎるし……といろいろ疑問が浮かびつつ、もしかすると、日本在住のフィリピン人に向けてのライヴなのかもしれないと思い付く。アーネルはフィリピン国民のヒーローだろうし、日本在住のフィリピン人たちがたくさん集まるんじゃないか。それに、俺は全然知らなかったんだけど、アーネルは去年も来日していて、そういうライヴをやっていたみたいなんだよね。もしかすると、フィリピン人たちのコミュニティでは今回のライヴのことが話題になっているのかも。

171107arnel.jpg ライヴ当日、いまだ解答のない疑問を抱えつつ、大雨の中を会場の一ツ橋ホールに向かう。人通りのあまりの少なさに、お客さんいるのかな……と不安になりつつも会場に入ると、フィリピン人とおぼしき方々でいっぱい! 日本人は1割ぐらいだったんじゃないかなあ。スタッフもおそらくフィリピン人で(日本人の方も少しいました)、いきなり英語で話しかけられる。外国に来たみたい! 整理番号順に並ばせられるわけでもなく、チケットを見せてすぐに客席へ。仕切りが悪いというか、仕切りがない感じ(苦笑)。俺が持っている8000円のチケットは18列目以降だとのことで、800人ほど入るという客席の中ほどに着席。座席のことは事前に情報がなかったけど、そういえば15000円のVIPチケットがあったなと思い出す。

一ツ橋ホールはライヴなんかよりも講演会やセミナーに向いていそうな小さめのホールで、設備も古いし、機材も充実しているとは言えない。アーネルの前には前座のライヴがあったんだけど、その照明のショボいことと言ったら! いまどき文化祭でももうちょっとマシだろう、というぐらい酷かった。照明の技術も素人そのもので、カーネル・ピネダとかいう偽者が出てくるんじゃないかと不安がよぎる。しかし、30分ほどのインターバルを挟んで、本当にアーネル・ピネダが登場しましたよ! 豪華な演出があったJOURNEYのライヴとは違い、ショボいとしか言いようのないスポットライトだけに照らされて登場したアーネルは、オープニングからフルスロットルで伸びやかな歌声を聴かせてくれる。本物だ! しかし、観客は大人しく座ったまま……。フィリピンの人達ってこういうノリなのかなと思っていると、アーネルの「もっとそばにおいでよ!」の一言で、観客のほとんどが立ち上がり、客席前方へ殺到。もうVIP席とか関係ない(笑)。いいのかなと思いつつ、俺も前の方に行きましたよ、ええ。その後2曲ほどはそのままの状態だったんだけど、一応配備されていた警備員(フィリピン人のおばちゃん)に促されて席に戻る。この後もアーネルが煽ると前方へ行き、2曲ほど聴いたら元の席へ……ということを繰り返しました。アーネルは何度も客席に下りてきて盛り上げていたし、やっぱり観客が大人しいと思ってたのかもね。

『Sana』
タガログ語(たぶん)の歌詞によるバラード。英語で歌うときとちょっと声の印象が変わるよね。
 


ライヴはカヴァー8割、オリジナル2割といった感じで、メインはカヴァーソング。JOURNEYと違って主役はアーネルだけだったわけで、JOURNEY以上にアーネルの歌が堪能出来る、素晴らしいライヴでした! ただ、バンドの演奏はアーネルに比べるといまひとつで、やっぱりアーネルの歌はJOURNEYのようなワールドクラスのバンドで聴きたかったかなあ。それでも、少々ゆるめのアットホームな雰囲気がアーネルの人柄を表していたようにも思ったし、こんな小さな会場でアーネルのライヴを観られたのは貴重な経験だったかも。外国にいるみたいだったしね。楽しかったです!

『Jump〜My Sharona〜Sweet Child O' Mine』
これは去年の来日公演かな? ステージ前のカオスな状態がすごいけど、今回もこんな感じでした。
 


この日演奏されたカヴァーソングは、俺が覚えているかぎりではこんな感じでした。
フィリピンの人たちが大合唱していたタガログ語の曲は誰のなんて曲なのかまったくわからず……

Golden Slumbers〜Carry that Weight(THE BEATLES)
Live and Let Die(WINGS)
Here I Go Again(WHITESNAKE)
Mr. Roboto(STYX)
Carry on Wayward Son(KANSAS)
We Will Rock You(QUEEN)
I Want to Break Free(QUEEN)
The Show Must Go on(QUEEN)
Bohemian Rhapsody(QUEEN)
Sweet Child O’ Mine(GUNS N' ROSES)
Poor Some Sugar on Me(DEF LEPPARD)
I Love Rock 'n' Roll(JOAN JETT & THE BLACKHEARTS)
Back in Black(AC/DC)
Eruption〜You Really Got Me(VAN HALEN)
Dreams(VAN HALEN)
Jump(VAN HALEN)
Straight from the Heart(BRIAN ADAMS)
(順不同) 


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