インタビュー/記者会見

『エクスペンダブルズ』公開記念にロッキーとドラゴ登場! え、それ違う!?

1メイン_スタ&ドル_03.jpg今回はなんとあの大スター、シルベスター・スタローンとドルフ・ラングレンなのですよ。
アクション超大作『エクスペンダブルズ』(10月16日公開)の監督・主演・脚本を手がけたスタローンと、共演のドルフが、映画PRのため来日。その公開記念記者会見が9月26日、「SHIBUYA-AX」で行なわれたのだ!

ロッキーで一躍有名になったスタローンですが、私の中のスタローンといえば、なんと言っても『ランボー(1976年)』です!!
『ランボー』の原題は『First Blood』で、「ランボー」はごぞんじのとおり主人公の名前=邦題となったのですが、日本で好評だったため原題にも2作目からランボーがタイトルに使われる事になったという話し……これ知ってました? その日本版ポスターにて使われたカタカナの立体タイトルがとても格好よかったので、その後、私がビデオのパッケージデザインの仕事をしたとき、アクション映画ではこの立体タイトルを良く使わせていただききました!

……おっと、話が脱線しました。もちろん『ロッキー(76年)』という金字塔も認めつつ、“アクション映画”としての彼は『ランボー』以降、本格的に走り出したと言っていいでしょう。『コブラ(86年)』、『デッドフォール(89年)』、『クリフハンガー (93年)』、『デモリションマン(93年)』、『スペシャリスト(94年)』、『ジャッジ・ドレッド(95年)』、『暗殺者(95年)』などなど……次々とアクション映画に出演。まさに、私はアクション映画の、スタローンの虜となったのです。
そして今回もう一人の男、ドルフ・ラングレン。説明不要の『ロッキー4/炎の友情(85年)』のイワン・ドラゴですよ! そのルックスとボディで一躍脚光を浴び、彼もドラゴからアクションスターの道を歩み出しました。『レッド・スコルピオン(88年)』、『ユニバーサル・ソルジャー(92年)』、『バニシング・レッド(92年)』、『J.M.(95年)』と……。しかししかし、やはりドルフと言えばスタローン! 『ロッキー4』から25年のスタローンとドルフ競演!! もうテンション上がりまくり!!!

……ふう。私のようにアツい(笑)報道陣、そしてアツいファンによるイベントだ、これは!!

3スタ&ドル2_03.jpgさて、
黒塗りの車で、さっそうと登場した二人。レッドカーペット上でファンの熱烈歓迎を受け、握手にサインに写真撮影にと凄い盛り上がり!! 報道陣の前ではファイティングポーズを披露し、やっとこさイベント会場へ到着。そしてオープニング、爆音とともに燃え上がる炎の中、スタローンとドルフが傭兵(いや、この場合はガードマンではなく傭兵が正しい)にガッチリガードされて登場!! 『王様のブランチ』でおなじみ、LiLiCoお姉さんの質疑応答で、さあ記者会見だ。

「俺は“アクション映画の先生”としてリスペクトされるのを嬉しく思っている。今回、同じアクション映画の仲間や後輩と共演出来てとても嬉しかった」
「今回は俳優だけでなく本物のアスリートも出演していて、彼らが本気で傭兵になろうとするから、『落ち着け、落ち着け』ってなだめるのが大変だった」
「人生は、戦うか戦う事をやめるか、俺は諦めない、譲歩しない、ギブアップしない」

4スタ_03.jpg
おおおおお、アツ過ぎるぞスタローン! ファンも私もすっかり出来上がっております(笑)。
お、あとこれは聞いておかねば、『ロッキー4』以来のドルフとの競演は?
「彼(ドルフ)にボコボコにされて4日間入院したからね……」
わはははは、なんか寂しそう(笑)。

さて、続いては報道陣から質疑応答。あああ、私もなにか考えておくのだった……と思ったところで指名された記者さん、自分がどれだけスタローンファンであるかをアツく語り、その後「質問はありません」。マスコミ関係者の中にも熱いファンがいた……というより、自分の思いを語りたかっただけじゃないか!! ああああああ、やっぱり私も質問を考えてくればよかった、失敗したー!!!!

5ドルフ_03.jpgと、そんな報道陣(だけじゃなかったですよ、念のため)に続いては、ファンからの質問タイム。
フ「『ロッキー4』以来となる、スタローン監督の印象は?」
おおお、ファンのみさんの質問のほうが的を得ている(笑)。さすがマニア(←ホメ言葉)だ!
「前回もヒドかったけど、今回はさらにヒドかった」(ドルフ)
ドルフさん、こんな毒舌ジャブ(←『ロッキー4』だけに)を放ったものの、「これほどの大作に出演するのは久しぶりで、彼に感謝したい」としみじみ。うーん、たしかにお久しぶりでしたね(笑)。ところがそんな殊勝な態度も束の間、「今回私を起用したのは、『ロッキー4』の復讐をしたかったんだよ」なんてことも。と、セッション中、終始真面目に答えるスタローンに対し、ジョークを交えてご機嫌のドルフ。ちなみに、スタローンへの「最強の敵は?」という質問には、「自分の娘です(御年64歳、いまだ子育て中)。とても大変で、リトルモンスターです」。あらら、ドラゴではないのね(笑)。

ファンのアツい質問は続きますが、そんな中、ランボーの格好をしたファンを見つけたスタローンが、「彼に話を聞いてみよう」と逆指名。おおお、よかったな、そんな格好で渋谷まで来て(笑)。

6スタ&ドル3_03.jpgフ「スタローンさん愛してます」
ス「OK!  That's No Thank you」
撃沈(笑)。傷心の偽ランボー、真面目に「『エクスペンダブルズ2』はいつごろ作る予定ですか?」
ス「良い脚本が出来れば、来年3月に撮影をスタートする、ブルース・ウィルスも出る、新しいスターも出る」
嬉しい宣言に続いて、偽ランボーな彼に、
「I love you too!」
場内爆笑、ホントによかったなそんな格好で来て!!

7ラスト_スタ&ドル_03.jpgイベントのオーラスはステージサイドからファンに握手のプレゼント。さらにフォトセッションではファイティングポーズ後におお、『ロッキー4』のリベンジマッチのようなポーズまで。
ファンも報道陣も、そして私も大盛り上がりのイベントが幕を閉じたのでした。




……あ、そうそう、映画の紹介を忘れてました(笑)。

アフリカの角、ソマリア――静まり返った真夜中のアデン湾月灯りに照らされた停泊中の大型タンカーに忍び寄る一隻の攻撃用ボート。船内では、船をジャックした武装海賊たちが、身代金が届かないことに業を煮やし、欧米人の人質たちを船倉に集め、ビデオを回して人質の公開処刑を開始しようとしていた。海賊のリーダーが人質の腕を掴み巨大なナタを振り上げた瞬間、数本のレーザー照準が一斉にリーダーを狙った。海賊たちの前に現れたのは《エクスペンダブルズ》の精鋭6人だった。
リーダーとしてチームを率いる軍用銃のエキスパート、バーニー・ロス(シルベスター・スタローン)。元SAS(英国特殊部隊)隊員でナイフの専門家、リー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)。思慮深いマーシャル・アーツの達人、イン・ヤン(ジェット・リー)。フルオート・ショットガンを手にした大型銃器のスペシャリスト、ヘイル・シーザー(テリー・クルーズ)。冷静沈着な爆破のプロフェッショナル、トール・ ロード(ランディ・クートゥア)。そして、狙撃の名手だが、薬物中毒に陥り不安定な精神状態にあるガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)。6人は的確な配置で銃を構え、海賊たちを取り囲んだ――。
その他にアーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ミッキー・ロークも登場。
これは、アクション映画ファンには絶対見逃せない映画だ!!

Expendables_9人揃い組_03.jpg

『エクスペンダブルズ』
監督:シルベスター・スタローン
脚本:シルベスター・スタローン/デヴィッド・キャラハム
出演:シルベスター・スタローン/ジェイソン・ステイサム/ジェット・リー/ドルフ・ラングレン/ミッキー・ローク/ブルース・ウィリス/アーノルド・シュワルツェネッガー
公開:10月16日(土)全国ロードショー
配給:松竹
公式サイト:http://www.expendables.jp/ 











エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2010 / 09 / 28

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