インタビュー/記者会見

映画『バイロケーション』プレミア試写会!
水川あさみ、滝藤賢一、酒井若菜、浅利陽介、安里麻里監督が登場。
『表』と『裏』の2作品、どちらを上映か!?
滝藤「どっちでもいいんじゃない?」水川「なげやり〜」

bairoke001.jpg2014年1月18日(土)より全国公開の映画『バイロケーション』のプレミア試写会が1月14日(火)、都内江東区のユナイテッドシネマ豊洲にて行なわれ、舞台挨拶には、主演の水川あさみをはじめ、共演者の滝藤賢一、酒井若菜、浅利陽介、そして安里麻里監督が登場。
突如現れる “もう一人の自分”(=バイロケーション)に遭遇し、極限状態の中でバイロケに命を狙われる衝撃のサスペンス・ホラーである本作。このバイロケーションは映画の世界を飛び越え、なんと実在する世界に誕生してしまった!! それこそが映画『バイロケーション』、『表』と『裏』の2作品!!!
そこで今回は、『表』と『裏』の魅力を出演者が語り、観客が「見たい!!」と思った作品を上映するという異例のイベントになった。

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マイクが大きすぎて笑いが止まらない
MC:まずはごあいさつをお願いします。
水川:本日は、お寒い中たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。少々、マイクが大きすぎて……(笑)……さっきから笑いが止まらない私たちなんですけど……今回は、綺麗に写ろうとか、いっさい考えずに挑戦した役なので、みなさんに楽しんでいただけたらなと思います。
酒井:うふふふ……ツボっちゃてすみません。今日……(笑)……。ジャンル的にはホラー映画ですが、人間の心理的な部分が色濃く描かれていて、見ごたえのある作品になっています。今回は、『表』と『裏』がありますので、さらに見ごたえが、他の映画よりあるんじゃないかと思っています。
浅利:ホラー映画に出演するのは初めてで、僕が演じた高村勝という役は、ホラー担当ではなく、現実のポジションの人だったので、現実味が出るように一生懸命演じてみました。
滝藤:小学生時代のあだ名は、“らっきょ”です!(開場笑)水川さんが言えって……。楽しんでいってください。
安里監督:高校生のときのあだ名は“サンコン”です!(開場笑)視力が4.0でした。水川さんが言えって……。この作品は、私は企画から参加していて、かれこれ3年が経ちます。まだ始まっていませんが、感無量です。

bairoke003.jpg MC:水川さん、今回はひとり二役でしたが、演じてみていかがでしたか?
水川:まったく違うふたりを演じるというわけでなく、ある意味ひとりだったりもするので、ひとりの役を演じているという気持ちで取り組みました。私が私と対峙するシーンは、(自分を)目の前にして演じないといけないんですけど、私はひとりしかいないから、なんだか複雑な感じでしたね。でも、すごく貴重な経験ができたと思っています。

bairoke004.jpg MC:酒井さんが演じられた役は、母親の狂気に満ちた役だったかと。演じてみていかがでしたか?
酒井:怖いシーンもありますけど、私の役は、愛情がすべての軸になっている女性の役だったので、怖く演じようというよりも、愛情を常に自分の中に持って演じました。

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浅利の埋まっているマイクに笑いが止まらない女性陣
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埋まったマイクを客席に見せる浅利
bairoke007.jpg MC:浅利さんは、現実のパートといった……(女性陣がマイクが気になり笑いが堪えきれなくて……)
水川:マイクが埋まっていて……(笑)。
MC:……失礼しました。勝という役どころは、ストリーの中では重要なキャラクターですが……。
浅利:“バイロケ”(妻=忍)の人とは、距離感をはかりながら演じました。そこが自然に見えないといけないので、リアリティな部分がどう伝わるか、安里監督と相談しながら進めました。

bairoke008.jpg MC:滝藤さんが演じる、オリジナルと“バイロケ”が両極端の性格だったとかと……。
滝藤:……。
水川:滝藤さん、痩せ過ぎ〜(開場笑)。
滝藤:やりにくくはないですね。(開場笑)どうした?
水川:痩せ過ぎ〜。
滝藤:痩せ過ぎ? 役作りで、病気じゃないので心配しないでください(笑)。監督から、凶暴なシーンをやってほしいとのことだったので……。
安里監督:“バイロケ”って、こんなにヤバいってところを加納(滝藤)で見せないとダメなんだって。
滝藤:普段は僕、とても穏やかなんですよ。3人の子どもを愛する父親でね。ちょっと好感度あげようかなと……(笑)。やっていて面白かったですね。そういう(凶暴な)役を演じるのも、見るのも楽しいです。

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「痩せ過ぎ〜」と滝藤に語りかける水川
bairoke010.jpg MC:制作段階から『シックスセンス』を意識されていたと……。
安里監督:謎解き映画というか、そういった意味で『シックスセンス』だったり、自分の好きな謎解き映画を参考に作りました。謎解きをしながら楽しんでいただきたい映画ですが、基本は人間ドラマ。素直に楽しんでいただければと思います。

MC:本作にはさまざまな形で“バイロケ”が発生しています。映画、本編でも『表』と『裏』と結末の違うふたつの作品が存在します。今日の試写会では、お客さまには『表』と『裏』とどちらが観たいかを決めていただきまして、多数決で多かった方を上映しようと思います。登壇者のみなさんには『表』と『裏』どちらが好きなのかうかがいたいと思います。それを参考に多数決をとりたいと。
安里監督:観終わった後の気分がまったく違う2本なんですけど、個人的には『表』が大好きです。原作の世界観が良く出ている『表』。『裏』はまったく雰囲気の違った感じです。映画らしい終わり方ですね。
水川:私も個人的には『表』が大好きです。『表』のほうがちょっともやっとします。『裏』は、結末を提示できる終わり方です。
酒井:観ていただきたいのは『表』だなって。心理描写が入り組んでいて、『表』だけでも充分に複雑。その後になぜ『裏』を作ったのかと。
浅利:『表』の方がいいのかな……?ん〜、あ〜、答えずらいな〜。
水川:今、思っちゃった! 『裏』をここで観ておけば、『表』が公開して観にいったらそれ……。
浅利:そうだ! そんなこともありだね。
水川:『裏』は(2月1日まで)、待たないといけない。
浅利:どっちも観に行ってください。
滝藤:僕は絶対『裏』です。あのラストがね。水川さんのあの太陽の光と……照明とね。
水川:観てないんじゃないの?
滝藤:観てない……(開場笑)。
水川:ウソつき!
滝藤:台本読んで、想像で……。どっちでもいいんじゃない?
水川:なげやり〜。

bairoke011.jpg (その後、多数決で『表』か『裏』か……)

水川:わかんない〜。
浅利:カチカチやってますね。
水川:ちょうど半分くらい〜?
酒井:最後の滝藤さんが効きましたね。
浅利:そこの列が面白い。
酒井:『表』、『表』、『表』、『裏』!

(集計の結果、『バイロケーション』は『表』に決定)

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bairoke013.jpg ■Story
ある日スーパーでニセ札の使用容疑をかけられた桐村忍(水川あさみ)。10分前の防犯カメラ映像には、いるはずのない自分が映し出されていた。
連行された忍は、刑事から想像を絶する真実を聞かされる。“バイロケーション”それは、自分と同じ容姿でありながらまったく別の人格を持つ、もう一人の自分。
通称バイロケと呼ばれるその人物はオリジナルよりも凶暴な性格を持ち、必ずオリジナルを殺しにくるのだと。バイロケに悩む者たちが集う「“バイロケーション”の会」へと連れてこられた忍は、大学生の御手洗巧(千賀健永)、謎めいた少年・加賀美榮(高田翔)らと出会うのだが……。

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原作:法条遥『バイロケーション』(角川ホラー文庫刊)
監督・脚本:安里麻里
水川あさみ 千賀健永 高田翔/滝藤賢一 浅利陽介/酒井若菜/豊原功輔
『表』主題歌:黒夢『ゲルニカ』
『裏』主題歌:FAKY『The One』(avex trax)
配給:KADOKAWA
公開:1月18日(土)バイロケーション表/2月1日(土)バイロケーション裏 全国ロードショー
公式HP:http://www.bairoke.jp/
 

©2014「バイロケーション」製作委員会












エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2014 / 01 / 16

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