トップページ > エンタメ > インタビュー/記者会見
インタビュー/記者会見
「絶対に武道館でワンマンライブがしたい!」
メジャーデビューアルバム『Chu-Z My Music』発売!
Chu-Z(チューズ)あすか、KANA、ミクインタビュー!
7月9日(水)に日本コロムビアよりメジャーデビューアルバム『Chu-Z My Music』をリリースしたPaniCrew・YOHEYプロデュース6人組ガールズグループ・Chu-Z(チューズ)。本アルバムにはまだライブでも披露されたことのない完全新曲となる『Summer Dreamer』が収録される。夏を感じさせる爽やかな仕上がりの新曲を筆頭に、インディーズ時代の人気曲にはリマスタリングが施され、『Choose My Life』や『Bow Wow』といった楽曲は再レコーディングされるなど、アーティストとして音楽的に力の入ったアルバムとなっている。メジャーデビューを果たしたChu-Zのメンバーの中から、今回は、あすか、KANA、ミクの3人にアイドルを目指したきっかけから、Chu-Zの魅力やプライベートまで話を聞いた。
Q:まずは、自己紹介をお願いします。
あすか:Chu-Zのイエロー担当、そしてビジュアル担当のあーちゃんことあすかです。
よろしくお願いします。
KANA:Chu-Zの赤担当、ライブでは盛り上げ隊長のかなぴょんことKANAです。
よろしくお願いします。
ミク: Chu-Zの京都出身、オレンジ担当のミクダ……ポ〜!
よろしくお願いします。
あすか:ポ〜!
KANA:ポって言いました。
Q:アイドルを目指したきっかけは?
あすか:18歳の時に札幌から女優を目指して上京しました。4年間タレント活動をして、そして今の事務所に。そこで「これからChu-Zというアイドルグループを作るんだけどやってみないか?」って誘われました。でも夢は女優ってブレたことがなかったので、ちょっとアイドルはムリかなぁ〜みたいな。だけど「やってみないとわかんないだろ」って言われて、オーデションを受けたら受かっちゃって。最初は「なんで入っちゃったんだろ?」って思いました。曲数も少なかったので、毎日ライブで同じ曲を歌うんです。お客さんも少なくて「これってやる意味あるのかな?」って、その時は思っていたんです。でも、インディーズで『Choose My Life』というCDを出せたことによって、メンバーの意識がすごく変わって「これじゃダメ! 上に行くぞ!」って、みんなで一致団結したんです。グループだからこういった感覚が味わえるんだなって。ひとりじゃこんな気持ちになれないよって、今のメンバーがいるから続けられているんです。
KANA:小学1年生の時にダンスを始めて、それから歌って踊ることが大好きに。小学生の時に『ハロー!プロジェクト・キッズ オーディション』を受けて、落選したんですけど、そのころからアイドルに憧れていました。モーニング娘。の黄金期です。ほんとうに大好きで駄菓子屋にいったらモー娘。のカードをひいたりしてたんですよ。
あすか:へ〜!!
ミク:へ〜!!
KANA:自分もモー娘。みたいになりたいなって思って、でも学生時代はその夢を隠しながら……。
Q:なぜ?
KANA:みんなに知られるのが恥ずかしくて、ずっとアイドルになりたいって言えなかったんです。高校生になって本気で自分の進路を考えた時に、やっぱり自分のやりたいことをって思って、本気で目指そうと。その時にみんなにも公言しました。それからオーディションを何度か受けて行く中で、PaniCrew・YOHEYプロデュースのオーディションに。そして合格することが出来たんです。
ミク:京都の田舎では、東京は別世界って思うくらいの感覚でした。家ではニワトリを飼ってたり(笑)。裏の畑で京野菜を作っていて、おばあちゃんと芋掘りしたりとか。高校3年生の時に、いとこをモデルにしようってみんなで話しをしていて、なにかオーディションはないかなって探していたら、PaniCrew・YOHEYプロデュースのオーディションを見つけて、この人この間テレビに出ていた人だって。でも、みんなに内緒で自分で応募したら通っちゃった。
Q:いとこをモデルにでは?
ミク:ね〜! 京都の大学に進学も決まっていたんですけど、東京は憧れだったので、挑戦してみたい気持ちもあってダンスも歌も好きだったので、大学に進学するのを諦めて東京へ出てきました。両親も後悔はしないでほしいって、背中を押してくれて……(涙)。
京都を離れてひとり暮らしだったのでアルバイトをして生活費に。東京に出てきたからには、絶対に売れるまで帰りたくないって、絶対に売れてやるって。素敵な人がいっぱい集まってくれて、ここまで(メジャーデビュー)来れました。
Q:ズバリ!Chu-Zの魅力は?
あすか:ひとことで言うと、いかつい部分がある(笑)。メンバーにラッパー(KAEDE)がいるんです。そのラッパーが他にはどこにもいない、ある意味男のようなカッコイイラッパー。Chu-Zの自慢です。
KANA:いろんなアイドルがいる中で、たとえば可愛い路線やカッコイイ路線だったり、そのどんなアイドルにも勝てる楽曲を揃えているところがChu-Zの魅力です。対バンの時など、他のグループが盛上がる曲でくるなって時は、こっちも盛上がる曲を持ってくる。ファンからも曲が魅力的だよって言われます。
ミク:6人の個性がバラバラなところです。新しくファンになった人が見ても、6人ともキャラが違うので……。自分で言うのもあれですけど、みんな性格がイイので……。
あすか:ワァ〜(笑)。
KANA:キャ〜(笑)。
ミク:(新しくファンになった人が)誰を推そうかって感じになった時に「箱推しだけど、あーちゃんが好き!」とか。ひとりひとりのキャラが立ってます。
Q:ここに今いる自分以外のふたりの魅力は? また、ここは直してほしいなってところは?
あすか:ウワァ〜(笑)。
KANA:ヤダ〜(笑)。
ミク:ウソォ〜(笑)。
あすか:KANAのイイところは、自分のことを可愛いって思っているキャラ(笑)。自分に自信があるって周りに思われているところがすごいなって。自撮りとかも一度に百回くらい撮ってるし(笑)。でも、まだまだ自分のことが納得できてなくって、もっと可愛くなりたいって。
Q:一度に百回ってすごいですね。
KANA:まだ撮ってるのって、よく言われます。
ミク:ずっと撮ってるんですけど……。
KANA:ここってポジションを見つけるまでに時間がかかっちゃう。光の下でカメラはチョイあげめで(笑)。後は、だれもやっていないポーズを……。今、そのポーズを見つけ中です!
あすか:ミクのイイところは、純粋! 悪口とかいっさい言わないです。
Q:直してほしいところは?
あすか:KANAは、人の家に来ると、扉とか戸棚とか開けっ放しなんです。彼女が帰った後で全部私が閉めました(笑)。
ミク:ティッシュとかも、ゴミ箱に捨てないで机の上とかに……。
KANA:ゴメーン! これから、ちゃんとします。
あすか:ミクは、電車で声が大きい!(笑)
Q:電車移動ですか?
全員:もちろん! 乗ります! 毎日、乗ります!!
あすか:秋葉原でライブを終えた帰りに、他のメンバーは車内ではちっちゃな声で喋るんですけど、ミクだけは「あーちゃん、あーちゃん」って、「Chu-Zってさあ〜」みたいな。名前を大きな声で呼ぶんですよ。静かにしてって(笑)。
ミク:京都にはあんまり看板がなくって、東京の看板がすごくって「見て〜、見て〜!」って大声で。お母さんにも「ちょっと! 声が大きいよ」って言われました(笑)。
KANA:あーちゃんのイイところは、表情のバリエーションが豊富なところです。ライブ中の写真を見ると、その歌詞に合わせて感情を作っているんです。尊敬しちゃいます。私ががんばろうって思える人です。チームを引っ張っていくタイプですね。
ミクの羨ましいなって思うところは、自然に“ミクワールド”が作れるところ。ダポとかキャポとかっていうミク用語があって、でもワザとらしく作ってなくて、そのままのミクなんです。ふだんでもニャピ〜とか(笑)。そういうことが自然に出来ることが羨ましいです。それが、彼女の人気の秘訣でもありますね。
やめてほしいところは……。あーちゃんは、感情がすごく出るところが、先ほどのイイところでもあるんですけど、悪いところでもあるんですよ。あんまりこの話は深入りしたくないんですけど……(笑)。けっこう、まっすぐな言葉を思ったまま言って来るんです。たまに、ガラスのハートがパリンってなっちゃいます。ハッキリ言ってくれることもアリかなって思いますけど、もうちょっとマイルドな感じでお願いします。ミクは……、ミクはあまり人の話を聞かないところ(笑)。
ミク:聞いてる〜。
あすか:あ〜、わかる〜。
KANA:聞いていそうで聞いてない。ミクになんか言うと「あ〜、わかったニャピ〜」みたいな感じで聞いていない。もうちょっと聞いてほしいな。
ミク:あーちゃんは、ビジュアルでは今のアイドル業界でトップ3に入ると思うんですよ。あと、私は日本語がヘタなのでうまく話せないんですよ〜。それで、悩み事を相談すると「ミクは、メチャ良くなってるよ」って、ほっとするひとことをかけてくれるんです。ありがたいな〜って。さすが、私のお姉さん担当です。KANAは、唯一メンバーの中で大学に通っているんです。私たちが寝ている間も、大学のレポートを書いたり。学校にもちゃんと通っていて、でも疲れた表情とか見せないで、全力でグループを盛り上げるChu-Zのエースなんです。その体力が羨ましいなって。
Q:直してほしいところは?
ミク:みんなは、だまって笑っていてくれるんですけど、うるさいって思っていることが、あーちゃんは表情でわかるんです。顔がピキピキって、ヤバいヤバいって(笑)。
あすか:顔に出ますね!
ミク:KANAは、オーディションの時からいちばん仲が良いんですけど、仲が良いからかもしれないですけど、自分から約束しておいてドタキャンするんですよ〜(笑)。
あすか:リアルですね(笑)。
ミク:大学との両立で忙しいからかな?
Q:3人での活動は?
あすか:Sun-Chuって名前で活動しているんですけど、Chu-Zのもっとも可愛い3人からなるグループなんです(笑)。
Showroom(ショールーム)という動画配信サイトで生放送を月に2回。Chu-ZのアルバムにもSun-Chuの曲が1曲入ってます。(Type Bに収録)ライブは、最近はできていないのでやりたいですね。
ミク:Sun-Chuは、元祖アイドルの設定なんです。Chu-Zのイエローでのあーちゃんは、毒舌を吐くんですけど、Sun-Chuでは、お人形集めが趣味になっちゃうんです(笑)。KANAは、王道アイドルなので、そのままなんですけど、Chu-Zの時のゴリゴリさは少し……。
KANA:ゴリゴリ……。(笑)
ミク:治まってます。私は京都出身なんですけど、吉田さんって名前になって、標準語でも喋れるお嬢さんキャラになります。
KANA:髪型もChu-Zでは絶対しない、高いツインテールにしたり、アイドルやってますみたいな。
Q:7月9日発売のメジャーデビューアルバム『Chu-Z My Music』の聴きどころと、特典DVDの観どころを教えてください。
あすか:アルバムを通して聴くとChu-Zのワンマンライブを観ているような感じになります。セットリストのような順番で入ってます。まずは、1回通して聴いてほしいなって。最後の方になるとChu-Zの定番の曲で盛り上がっちゃいますよ。
DVDには、アルバムのリード曲の『GIRLS ON THE RUN』が収録されているんですけど、PVの中で私がちょっと泣いちゃいます。それが、本物の涙だって、みんなに知ってもらいたいです。メンバーとか「嘘泣きでしょ!」って言うんですよ〜(笑)。ミクは「風で髪の毛が目に入ったの? 大丈夫〜?」って。ほんとうに『GIRLS ON THE RUN』が大好きで泣いちゃったんです。そこに注目してください。
KANA:アルバムには9曲入っているんですけど、ジャンルが違っていて『IROHA MUSIK』という曲は、今までにないような音楽。ゴチャゴチャしててセリフもあったり。他にはアイドルの王道ソングやKポップ風だったり、歌詞がイイ曲も。いろんな曲が入っているので、Chu-Zを知らない人が聴いても、一曲は心に残る曲があるのかなって。インディーズのころから歌っている『Choose My Life』って曲があるんですけど、それは2年経った今、新しく録り直したバージョンなので、メインボーカルのLUNAと麻衣愛ちゃんの歌い方も変わっていて、そこも聴きどころです。DVDには、PVのメイキング映像が19分入っいます。Chu-Zにとって全員揃っての撮影は初めて。1回目のPVの『a.no.ne』は、個人のデートシーンのような撮影だったので、別撮りだったんです。今回は、たくさんのカメラとスタッフの中での撮影で、いろいろと慣れていない感があって(笑)、素で楽しんでいる感じ。空き時間のでんでん(KAEDE)の変なコントや無茶ぶりやみんなのメッセージも入っているので、ぜひ、観てほしいです。
ミク:ふたりが全部言ってくれはったんですけど……、Chu-Zの集大成的なアルバムになってます。ドライブをしている時にガンガンかけて聴いてほしいなって思います。このメジャーデビューアルバムをスタートに、来年はもっともっと大きくなってるChu-Zを想像しています。みなさん、今チェックしないとダメですよ〜。
Q:趣味について教えてください。また、休日の過ごし方は?
あすか:休みが出来たら、映画を観に行きます。最近では『晴天の霹靂』を観ました。演技の勉強として観たり。
Q:演技の勉強として……。
あすか:あっ、ちょっと付け加えました(笑)。好きだから観てます(笑)。
Q:好きなジャンルは?
あすか:けっこうドロドロした作品が好きです。悪い女の人が出てきたり……(笑)。
KANA:ライブを観に行くことです。アイドルのステージを直接ナマで観て、表情や動きの研究をすることが好きなんです。休みの日に行きたいライブがない時には、You TubeでアイドルのPVを観て勉強して自分に活かしてます。あーちゃんとは、よくライブに行ったりします。
ミク:私は韓国が大好きなんです。人も土地も……行ったことはないですけど(笑)。韓国のドラマや音楽が好きなので、DVDを観たりします。ちょっとハングル語の本を読んだりも。
KANA:ミクはハングル文字がちょっと書けるんですよ〜。
あすか:すご〜い。
Q:最後に、憧れの日本武道館での単独公演への思いと、今後の活動について教えてください。
あすか:今まで私は“がんばる”って言葉のほんとうの意味を知らなかったんじゃないかと。今、初めてがんばっているって感じます。今年25歳になってアイドルとしては年齢が上の方なので、後2年で武道館に行くって決めています。27歳までに!!
今後については、ひとつのことに捕われない自由な今のスタイルは変えずに、メンバーも変わらず、純粋な心でこのまま行けたらなって思います。
KANA:ここまで来たからには、夢は叶えるしかないなって! 最初Chu-Zは、ファンがゼロの状態から始まりました。2年間インディーズでライブを重ねるごとにファンが増えていき、家族や友だちも応援してくれて、応援してくれる人がいるなら、その人たちの夢も叶えたいなって。Chu-Zは、いろいろな人に支えられているので、みんなへの恩返しの意味も込めて、絶対に武道館でワンマンライブがしたいです。
メジャーデビューという、ここまでこれたことがほんとうに奇跡なんです。私が観ていたアイドルはテレビで観ていた人たち。今後は、私が憧れていたアイドルに自分もなれるように、だれもが憧れるChu-Zになれるようにがんばりたいです。
ミク:ライブといったら大阪城ホールでやるものだと思っていたんですよ(笑)。東京に来てライブだよって言われて「どこやろ」って思ったら、小さなハコだったりして「あっ! これもライブって言うんや〜」って(笑)。そんな感じのスタートだったんです。O-Westでワンマンをして、O-Eastでワンマンをしてとだんだん大きな会場になって、そして武道館へと夢は膨らんで。小さな奇跡が集まってここまでこれたんだなって。今、こうやってメンバーや関わってくださるみなさんやこれからもっと応援してくれる人が増えると思うんですけど、その人たちの夢を乗せて武道館まで行きたいなって思います。
今後は……、切磋琢磨がんばるでござるって感じです(笑)。
KANA:あははは! ござるで終わりました(笑)。
あすか:きゃははは!! イイ締めでした(笑)。
★サイト
http://columbia.jp/chu-z/
★Chu-Z Official Fan Club
http://chu-z.net/
★Chu-Z Major Debut Album「Chu-Z My Music」(日本コロムビア)
CDの詳細はこちら
http://www.asobist.com/news/n140604-02.php
Tweet |
エンタメ : インタビュー/記者会見 記:尾崎 康元(asobist編集部) 2014 / 07 / 15