インタビュー/記者会見

映画『全開の唄』公開前夜祭特別試写会に
佐野和真、中村ゆり、遠藤雄弥、中島愛里、
MCに木下藤吉、そして中前勇児監督が登場!

zenkai001.jpg若者にカリスマ的人気のある沖縄のバンド、かりゆし58の代表曲でもある「全開の唄」、この曲をテーマに今の日本人に「全開!」の大切さを「全開!」でペダルを漕ぐスポーツ、自転車競技を通して「全開!」に生きる素晴らしさ、熱さを伝えるノンストップ「全開!」青春スポコンラブコメムービー。主人公、健一を演じるのは映画やドラマ、舞台などで活躍する若手俳優佐野和真。数々のテレビドラマ、映画にも出演、ガチバンシリーズでは主人公・森紋児 役を演じた佐野が、今回は健一というコミカルな役を演じる。ヒロインには演技に定評のある女優中村ゆり、健一のライバル井沢には元D-BOYSの若手俳優、遠藤雄弥が演じる。また、かりゆし58のギター宮平直樹も出演しており、映画を全開で盛上げている。監督・脚本は『天皇の料理番』をはじめ数々のテレビドラマの演出を手掛ける中前勇児がをつとめる。 この度、佐野和真主演、中前勇児監督の最新作『全開の唄』が2015年10月3日(土)より新宿バルト9他、全国順次公開することになり、それに先立ち10月2日(金)に、都内新宿区の新宿バルト9映画にて公開前夜祭特別試写会が、主演の佐野和真を始め、中村ゆり、遠藤雄弥、中島愛里、MCに木下藤吉、そして中前勇児監督が登場して行われた。

■ストーリー
大学に通う只野健一(20)は大学の自転車競技部に所属している。普段は部活のことで頭がいっぱいの健一だが今日の様子は一味違う?それは恋焦がれている大学のマドンナ高峰椿(20)に告白するからだ!告白した健一は自ら付き合う条件を提示する。それはイケメンの自転車競技の大学チャンピオン井沢遼(22)に勝ったら!と。しかし結果は惨敗、こともあろうに椿ちゃんをイケメン井沢に取られるという最悪の結果に。そんな中、キャバクラで働く女性、川上綾香(27)に出会う。綾香との出会いから様々な事に巻き込まれながら、健一は綾香によって、綾香は健一によって成長していく。そして淡い恋心も・・・優しさを知り、裏切りを知り、友情を知り、父親の愛を知り、コーチの熱い気持ちを知り・・・健一は日に日に成長していく・・。そしてチャンピオン井沢に再度挑戦する!
健一、綾香の恋の行方は?椿ちゃんとの関係は?ライバル井沢との関係は?涙あり、笑いあり、感動ありの全開青春スポコンラブコメストーリー!!

zenkai002.jpgMC:劇中では、主人公・健一の親友役をつとめました木下藤吉と申します。本日は、よろしくお願いします。それではみなさん、ご挨拶をお願いします。
佐野:こんばんは!無事、公開ができて嬉しく思っています。
中村:花金の大切な時間をこの映画のために作っていただきありがとうございます。撮影は、3年半前になります。和真さんを始め、みんなでがんばって作った作品が公開できて嬉しいです。
遠藤:今日は、花の金曜日、ご来場いただきありがとうございます。同じことをいっちゃいましたね(笑)。
中島:花金ね......。3人連続で......。
中前監督:無理していわなくても......。
中島:飲みに行きたかったところ、映画を選んでいただきありがとうございます。
中前監督:3年半前に撮影しました。ほんとうに大変で、公開前夜祭の会場にいられることを嬉しく思います。

zenkai003.jpgMC:本作の見どころ、注目するところは?
佐野:今回は吹き替えなしで競輪にチャレンジさせていただきました。その部分がいちばんの見どころではないのかなと思っています。
MC:普通の自転車とは違うんですか?
佐野:ブレーキがなく、足を固定してこぎます。
中前監督:ブレーキがないので、止めると止まるんです。わかりづらいですが(ギアが固定されているので)戻すとバックします。
佐野:最初は乗るだけでも戸惑ってしまいました。稽古に2ヶ月通いました。遠藤くんと一緒に。
中前監督:実は遠藤くんは、1日だけでした。(会場笑)

zenkai004.jpg遠藤:3年以上前なので忘れてました(笑)。
佐野:遠藤くんは、最初からうまかったんです。コーチに差があるといわれてました。
中前監督:助監督から、遠藤くんは大丈夫ですと。
佐野:だから僕はひとりで黙々と練習をしました。
MC:遠藤さんはもともと自転車が好きで、ふだんも乗られているんですよね。
遠藤:ロードレーサー役の映画に出演させていただいたこともありまして、ふだんから自転車に乗ることが多いんです。バンクで走るシーンは、傾斜がすごくて大変でしたね。
佐野:恐かったし、何度も転びました。

zenkai005.jpg中村:遠藤さんは1日しかがんばっていませんけど、佐野さんはすごく......。
遠藤:すみません、1日しかがんばらなくて......。(会場笑)
中村:役を飛び越えた佐野さん自身のなにかが透けて見えるんじゃないかなって思っています。その輝きをぜひ観ていただきたいです。私はキャバクラ嬢役で、年齢的にもちょっともうこれからはできないかなって思っていて......。
中前監督:そんなことないですよ。
中村:ほんとですか?これが(キャバクラ嬢役)最後かなって観ていただけると嬉しいかな。
MC:ゆりさんのプリティーな姿とキュートな姿をどちらも観ていただけると......。
中村:同じじゃない?
MC:プリティーな姿やセクシーな姿を......。
中島:さっきキュートって!
MC:注目してください。

zenkai006.jpgMC:中島さん、役を演じてみて難しかったところは?
中島:私は2面性のある役で、ゆりさんと対峙するシーンもあり、あの時はお互いにイヤな感じになっていたんです。
中前監督:今でも尾を引いてない?(会場笑)
中島:中村ゆりさんは大好きです!
中村:ありがとうございます。
中前監督:中島さんは素で演じています。
中島:いいえ!2面性があって大変だったんですけど、その表と裏の顔を楽しんでいただければと思います。
MC:可愛らしい顔をしていますが、映画の中では毒々しい感じになってますので......。
中島:いっちゃってる!
MC:今のはギリギリセーフです。(会場笑)

zenkai007.jpgMC:監督にお話を伺います。
競輪という特殊なスポーツの映画ですが、撮影に関して苦労されたところは?
中前監督:スケジュールがタイトでバギー車のスケジュールがおさえられなくなり、ママチャリに私とカメラマンが乗って撮影することになりました。佐野くんと遠藤くんが(自転車)走っているんですけど、私が運転するママチャリより速いんですよ。(会場笑)その部分が苦労したところですね。スプリントは800mを2周しますが、ストーリーが終わらないので何週も走ってます。
MC:汗だくで走っているシーンがカッコ良かったですね。

zenkai008.jpgMC:最後にメッセージをお願いします。
佐野:ほんとうに「全開」にがんばった作品です。熱いものを感じていただき、なにかみなさんの後押しになったら良いなと思っています。最後まで楽しんでください。
中村:スポーツあり青春あり、若い世代の役者が役を飛び越えがんばった作品です。そんなところを注目して観てください。
遠藤:元気の出るまっすぐな作品になっています。そのもらった元気でみなさんの生活が豊かになっていただけたなら嬉しいです。台本を読んでビックリしたんですけど、僕はイケメン役ということで、そのプレッシャーと戦いながら演じましたので、その部分も観ていただけたらと思っています。
中島:みなさんがいわれたように「全開」でまっすぐな笑える熱い作品です。最後まで楽しんでください。そして「面白かったよ」ってみんなに伝えてください。
中前監督:木下くんからもひとこと。
MC(木下):映画が初出演で緊張しましたが、みなさんに楽しんでいただけるようがんばりました。温かい目で見守ってください。

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監督・脚本:中前勇児
出演:佐野和真 中村ゆり 遠藤雄弥 / 中島愛里 河相我聞 / 宮平直樹(かりゆし58) / 斎藤洋介 / 佐藤二朗 / 六平直政 / 浅野和之
エグゼクティブプロデューサー:井上常明 河野正人
プロデューサー:佐伯寛之 大形美佑葵
製作:「全開の唄」製作委員会(START クラスター)
配給:クラスター
宣伝協力:ボダパカ
公式サイト:http://www.zenkai.asia/
公開:2015年10月3日(土)より新宿バルト9他、全国順次公開

©2015『全開の唄』製作委員会
 













エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2015 / 10 / 09

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