インタビュー/記者会見

映画『丑刻二参ル』1週間連日舞台挨拶!!
16日、主演の小野塚勇人(劇団EXILE)を始め、
藤原新太、山形啓将、Shinyong、川松尚良監督が登場。

usikoku1116_01.jpg11月14日(土)より都内江東区のユナイテッド・シネマ豊洲にて公開されている、映画『丑刻二参ル』。その1週間連日舞台挨拶の16日(月)に、主演の小野塚勇人(劇団EXILE)を始め、藤原新太、山形啓将、Shinyong、そして川松尚良監督が登場した。

骨ノ髄マデ凍ル様ナ晩森ノ奥ニ見テシマッタ・・・木槌(きづち)ヲ振ウ白イ影ヲ・・・
この夜を生き残れたらーもう、怖いものはない。
デビュー作である殺人ビデオ・ゴアスリラー『MACTO』でいきなり第三回ひろしま学生キネマ祭グランプリ。セルフプロデュース/監督・脚本を手がけたゾンビ映画『葬儀人アンダーテイカー』で世界5大映画祭に招待上映、ハリウッドの「マーヴェリック・ムーヴィー・アワード」で作品賞、監督賞含む5部門ノミネート。相原コージ原作の短編ゾンビ作品『Z 世界最後の夏』でジャパン・フィルム・フェスト・ハンブルグ招待上映。
Jホラー次代のリーダー、川松尚良監督が叩き付ける全く新しい戦慄!

ushikoku1116_02.jpg川松監督:それでは、キャストのみなさんをご紹介します。
小野塚:健二役を演じました、小野塚勇人です。本日は、ありがとうございます。
藤原:渉役を演じました、藤原新太です。本日は、よろしくお願いいたします。
山形:秀役を演じました、山形啓将です。よろしくお願いいたします。
Shinyong:沙耶香役を演じました、Shinyongと申します。よろしくお願いします。
川松監督:小野塚くんが演じます健二は、高校時代に映画研究部に所属していて、その時の同級生が渉と秀、そして沙耶香が後輩という形で作品に登場しています。

ushikoku1116_08.jpg川松監督:リハーサルや撮影時のエピソードや役作りなどいかがでしたか?
小野塚:役作りに関しては、川松監督と話し合って監督のイメージに近づくよう努力しました。後は、自分のもっているものの中から健二らしさをどう伝えられるかを考えながら演じました。
川松監督:小野塚くんがリハーサルに参加する前に、他のメンバーは、ずいぶん前からリハーサルを重ねていました。その中に途中から参加するプレッシャーなどは、小野塚くんにはありましたか?
小野塚:稽古場に行くとすでに出来上がっていたので「えっ!マジカッ!!」といった感じでしたね(笑)。そのひとつひとつの出来上がっているものに対して、自分が素直な形で反応できるよう務めました。現場に慣れないように新鮮さを残しながら、本番でも同じテンションで望めるように意識しながら稽古しました。
Shinyong:若手の俳優さんが多かったので、監督から演技指導を2ヶ月間していただいた後の小野塚くん投入だったんですよね。

ushikoku1116_03.jpg川松監督:全体では3ヶ月間くらいになりましたね。
山形:監督から役作りの時点で、その役のバックボーンいただいていました。
藤原:僕の場合は助監督という設定で、健二と僕は脚本を書いていて、健二に先を越されてといった感じの細かな設定がありました。
小野塚:だからあのシーンであの表情というわけですね。
山形:必見です。

ushikoku1116_04.jpg藤原:小野塚さんが合流する前に、代役の方と健二を脅すシーンでハードに演技していたんですけど、小野塚さんが合流した時に、どうするか?このテンションでいけるのか?と自問自答しました。監督が気に入ってくれていたこともあったので、そのテンションで望みました。
小野塚:本番では20回くらいきてましたね!間違えない!!
山形:よくあそこまで叩くよなって(笑)。

ushikoku1116_06.jpg川松監督:ふたりにはその場面で人間らしさといった魅力を出していただきましたが、Shinyongさんには、また違った形で見せ場を作っていただきました。
Shinyong:ゾンビというか化け物化していくといったところを、1ヶ月ほどの準備期間があったので、川松監督と人間の恐さを動きで表現することについて話をしました。監督は演技指導になると熱くなるかたで……(笑)。迫真の化け物を演じられたと思っています。
山形:Shinyongさんの芝居を観て凄いなと。
藤原:ゾンビのゴールはわからなかったんですけど(笑)、凄いんです。
Shinyong:凄いだけじゃわからないかと……(笑)。
藤原:観たら凄いから!!
川松監督:人間が人間ではなくなるという芝居と健二のリアクションも重なって、あのクオリティになってますね。
小野塚:だから、あんな感じになっちゃいますよね!そんなところも気にして観ていただきたいです。
Shinyong:ふだんはモデルの仕事で綺麗なところしか見せてないので、こういった機会をいただいて嬉しかったです。自分の内面が出せたのかな……。
藤原:また違ったShinyongさんを観られますね!

ushikoku1116_05.jpg川松監督:今日は、秘蔵映像の話をしたいんだけど……。
小野塚:森の中で見てはいけないものを見てしまい見つかり恐くなって逃げ出し途中で崖から落ちるシーンがあって、気合いを入れて演じましたが、その部分が全てカットされていました。(一同笑)
川松監督:いろいろと演出的な意図があって、泣く泣くカットしましたが、ファンの方々に申し訳ないので、公開後しばらくしたらどこかでお見せしたいと思っています。
Shinyong:良かったですね。

ushikoku1116_09.jpg川松監督:今までのホラー映画のように、人間は人間、怪物は怪物といった、はっきりとした区別がある作品ではないんです。その部分がこの作品の核になっています。みなさんが物語の誰かに共感できる映画だと思っています。その部分を観ていただきたいです。
藤原:最初に台本を読んだ時にイイヤツが出てこないなって(笑)。
Shinyong:確かに!!
小野塚:善と悪と、誰もがもっている部分が描かれている作品だと思っています。だから誰もが共感できる、ホラー映画だけど人間味のあふれる、その人間関係の部分を細かく演じさせていただきました。
Shinyong:生きてる人間が一番恐いかもと、撮影に参加して思いました。
川松監督:この映画に出てくる健二を追いかける一番強烈なキャラクターが、なぜ生まれたのか?その理由がわかった時に、今まで恐いと思っていたものはそうではなく、一番怖いものはそれを生み出した誰かなのでは?そういったところも感じて観ていただければ思います。本日は、みなさんありがとうございました。

その後、小野塚直筆のサイン入りポスターが3名の方に抽選でプレゼントされた。

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監督・脚本:川松尚良
(『葬儀人アンダーテイカー』『Z −世界最後の夏-』)
製作:小浜圭太郎
プロデューサー:丸山恵子 中村之音
特殊メイク:中田彰輝(ZOMBIE STOCK)
写眞:ハヤシアキヒロ
撮影:坪沼佑治
照明:藤森玄一郎
録音:島津未来介
美術・編集:川松尚良
スタイリスト:山下幸一郎
メイク:堀川貴代
助監督:鷺卓矢
制作担当:細谷光
音楽:松田純一古屋美和
主題歌:Mystical Play「Limited Story」
制作プロダクション:ASIA PICTURES
制作協力:Takujiクリエイトアーケロンピクチャーズ
宣伝デザイン:尾崎康元
公式HP:http://www.ushikoku.net/
公開:11月14日(土)、ユナイテッド・シネマ豊洲にて一週間限定レイトショー

©2015「丑刻ニ参ル」フィルムパートナーズ













エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2015 / 11 / 19

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