トップページ > エンタメ > インタビュー/記者会見
インタビュー/記者会見
映画『一人の息子』舞台挨拶!
馬場良馬、玉城裕規、谷健二監督が登場。
馬場「地球に帰ってきました!」
玉城「あれ?なぜ高崎翔太?」
7月7日(土)より渋谷ユーロスペースにて4週間のレイトショー公開となった映画『一人の息子』。 W主演を務めるのは、数多くの映画・舞台・ミュージカルで活躍中の馬場良馬(スーパー戦隊シリーズ「特命戦隊ゴーバスターズ」)と玉城裕規(映画「メサイア外伝ー極夜Polar nightー」主演)。ヒロイン役に『光』の水崎綾女、多数の映画・ドラマで活躍する弓削智久、『恋人たち』の篠原篤が脇を固める。また、ベテラン女優の竹下景子が本作品で息子の関口アナムと初共演を果たした。監督は『U-31』『リュウセイ』の谷健二。
<STORY>
像製作会社で働く山内樹(馬場良馬)のもとに、ある日電話がかかってくる。それは、父が倒れたというもの。 それほど仲がよかったわけではなかったが、樹にとって、父はかけがえのない存在だった。一方、引越し業者で働く倉田歩(玉城裕規)には父がいなかった。東京と群馬、働く職種も環境もまるで違う二人。出会うはずのない彼らが、1通の書類によって繋がっていく。
この度、映画『一人の息子』舞台挨拶が、8月3日(金)に、都内渋谷区のユーロスペースにて行なわれ、W主演の馬場良馬、玉城裕規、そして谷健二監督が登場した。
谷監督:監督の谷です、よろしくお願いします。(会場拍手)
では、ひとことずつご挨拶をお願いします。
馬場:山内樹役の馬場良馬です。遅い時間ですがお付き合いください。
玉城:倉田歩役の玉城裕規です。ようやく馬場さんと共にここに立つことが出来ました。(会場笑)
馬場:久しぶり?
玉城:3ヶ月ほどかな?(会場笑)
馬場:そうかそうか(笑)。
玉城:何があったか分からないですけど。(会場笑)
馬場:ちょっと距離感を感じるよね。
玉城:え?今日、一緒に映画を観に行った仲ですけど。短い時間ですがよろしくお願いします。(会場拍手)
谷監督:馬場さんの話からした方が良いですか?飛ばしますか?
馬場:えーっ!
谷監督:ではいきます。出演を決められた理由や経緯はいかがですか?
玉城:出演を決めた経緯?出演は決まってましたよね?
馬場:そうですね。ギャラが良かったから。嘘です!(会場笑)
実は個人的な話しなんですけど、僕は謹慎3ヶ月をしまして、そのことはこの映画を撮影する前に決まっていたことで、初日舞台挨拶に出られないということで、出演を見送らせていただくことはできないかと監督に話をしました。
谷監督:思い出します。撮影開始2週間前の話で全てのスケジュールが決まっていたので、馬場くんでいかせてくださいと。
馬場:監督から「僕は馬場くんで考えているので」と言ってくださったことが、今ここに立てている理由だと感じています。感謝しています。それは役者の個人的なことなので……。
谷監督:ちょっと馬場くん喋りすぎなんじゃない?玉城くんが……(笑)。
玉城:大丈夫です。
馬場:3ヶ月ぶりに人前に立つと色々と喋りたくなっちゃって!
玉城:若干、シュミレーションしたんです。馬場さんが公共の場に立つのは3ヶ月ぶりかって。
馬場:公共ーーー!!!って言うな!!(会場笑)
玉城:だとしたら馬場さんが全部を喋ってもいいなって。
馬場:大丈夫、前半で喋ったら渡すから。
谷監督:馬場くんが久々にみなさんとお会いするので、後でサインを何枚かプレゼントさせていただこうかと思って馬場くんにお願いしたら「ユーロスペースさんへ」って書いてあるんです。(会場笑)そんなことあります?馬場くん違うよって。
馬場:違います!サインをかいた後に「ユーロスペースさんへ」とか書いた方が良いんですか?って聞いたら「そうだね」って。それで書いたら「馬場くんこの色紙はお客さんにプレゼントだよ」って。
谷監督:マズいですよ。
玉城:でも、レアですね。
谷監督:サインも小さいですよね。自信を持って書けないような……。
馬場:3ヶ月グイグイやって来た玉城さんとは立場が違いますから。
玉城:アハハ(笑)。(馬場を見て)悪いわぁ、ほんと。
馬場:僕は、そういったこともあって、ひとつのターニングポイントだと思って撮影をしていましたので、みなさんに観ていただけたことも嬉しいですし、初日舞台挨拶に立つことはできませんでしたが、ユーロスペースさんが4週間のロングランで上映していただけたので、今日の最終日にこうやって無事に帰って来れたことが役者冥利でもあり、これからも頑張って色々な人に恩返しをしていかなければと思いました。どうでした?オファーを受けた時は?玉城さんは?
玉城:えっ!
馬場:もう僕の時間は終わりましたから。
玉城:馬場さんとW主演でというお話をいただいた時に、それまで馬場さんとは『弱虫ペダル』や『青春ディスカバリーフィルム』などで共演していて、今回の2人の関係性はどういう形になるんだろうと。お客さんに「またこの2人か」と危惧していましたが、逆に新しい部分を見せられればとという楽しさは感じていました。
馬場:今回W主演で演じさせていただきましたが、物語では二人は表裏一体というか、でも交わることはほとんどなく……。
谷監督:一ヶ所だけ一緒に撮影しているんですよね。歯医者さんの所で。
玉城:現場が一緒でした。
馬場:シーンとしては……。
谷監督:でも、その歯医者さんで撮った写真がすごく良くて……。
玉城:階段ですか?
谷監督:そう。ちょうどパンフレットの裏表紙に使っているんです。そのパンフレットも今日は売っていますので。(会場笑)
馬場:商売上手ですね!!!
谷監督:玉城くんのインタビューが載っている僕が編集長を務めている「シネフィルブック」という本も後、5冊だけ売ってますので。
馬場:後、5冊で売り切れてしまう?
谷監督:本屋さんでは大きいところでしか置いてないので、ネット販売次第で。(会場笑)
じゃあ、話を戻しますかね?で、馬場さんは3ヶ月間、何をしていたんですか?(会場笑)
玉城:それは監督の疑問じゃないですか?
谷監督:一週間くらい前に馬場くんと共通の知り合いと「もうすぐ帰って来ますね」って。そしたら「海外から戻ってくるの?」って話になって。
玉城:いい感じに流れてるじゃないですか?
馬場:残念ながら馬場良馬はスケールが違います。地球に帰ってきました!
玉城:バカなの?
馬場:やっぱ、リハビリが必要だなっーーー!!!3ヶ月ぶりだとちょっと違うな。アンテナがちょっとズレちゃうんだよね。
玉城:飛びたいほうだいだよね、色んなところに。(会場笑)
馬場:ほんと?今はドカーンと来るところだったと。お客さんの目が見られない。
玉城:宇宙に行ってたからチューニングが合わない。
馬場:もう、宇宙の話はやめろって。
谷監督:今後、二人はどういった活動を?
馬場:活動?
谷監督:舞台やってますとか……。
玉城:個人的な?
馬場:急に告知みたいな感じになりましたね。
谷監督:ここからは、僕もあんまり二人と会わなくなっちゃうので。
玉城:逆に聞きたいことがあるんですけど、良いですか?健康食品会社「アサヒ緑健」の青汁のCMがありますよね。今回の(映画)ポスターを見てください。馬場さんと沖縄人が写っているじゃないですか。あれ?なぜ高崎翔太?(会場笑)
馬場:まあね、百歩譲って僕はしょうがないよね!
谷監督:玉城くんの名前も挙がったんです。映画の特別協賛もしていただいてCM等、今後一緒にやっていきましょうという話になったんですけど「そんなに健康的なイメージがない……」(会場笑・拍手)
馬場:CM向きではないと!!役者としてはピカイチだけど。玉城とは付き合いが長いですし、心を許せる友ではあるけど、その選考理由はわかる気がします。
玉城:健康そうじゃない人が、青汁を飲んで健康になればいいじゃない!!そのパターンもあるんじゃない! 馬場:ビフォーアフターを撮ってもらえばね!
玉城:べつに健康体だけど!!
谷監督:イメージです。
谷監督:ここで告知をはさみますと来週の(8月11日)土曜日から名古屋・シネマスコーレで上映開始です。9月1日(土)からは前橋シネマハウス、9月22日(土)からは京都シネマで上映が開始になります。
谷監督:では、最後にメッセージを。
玉城:映画の素晴らしさが広まっていったら、僕らが表現者としている意味もあるし、これからも日々精進していきたいなと思っています。これからもよろしくお願いします。
馬場:みなさんに評価されて、長くいろんなところで上映さたら良いなと思います。この後、名古屋、前橋、京都で上映します。みなさんお越しください。本日は、ありがとうございました。
出演:
馬場良馬 玉城裕規 / 水崎綾女 / 弓削智久 篠原篤 / 根本正勝 高崎翔太 関口アナム 三城千咲
中野マサアキ 森本のぶ 大塚ヒロタ 双松桃子 橘美緒 有馬健太 三浦健人 三坂知絵子 新津ちせ / 竹下 景子
監督:谷健二 (映画『U-31』『リュウセイ』、PV 欅坂46 渡辺梨加 『ベリカ2号機』)
製作:「一人の息子」製作委員会
主題歌:「Lights」ReN(Booost Music)
配給:セブンフィルム/トキメディアワークス
Tweet |
エンタメ : インタビュー/記者会見 記:尾崎康元 2018 / 08 / 06