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インタビュー/記者会見
劇団『minimumanti(ミニママンチ)』
本番前の稽古場にお邪魔しました!!
第9回公演『何度でも死ぬ。』
2019年3月21日(木)〜24日(日)、『何度でも死ぬ。』を西日暮里 キーノート・シアターにて公演をする劇団『minimumanti』。今回、9回目となる公演の稽古場にお邪魔して、『minimumanti』メンバーと出演者、脚本・演出の座長・岩永大生に本公演の見どころや役どころについて話を聞いた。
【あらすじ】
あなたの想い出消去します。
タチキリヤ。
想い出を消去するためにやってくる様々な訪問者。
想い出を消すことは罪か救いか。
交錯する想い。
バラバラに見える様々な想いがやがて一つになる時、一つの真実が姿を現す。
カコケシヤ姉妹作
★一野瀬裕紀(minimumanti)
タチキリヤという会社の所長、ユキ・ダイスケを演じています。色々と胸に秘めたものがたくさんあります。思い出を消すことへの葛藤だったり、なぜタチキリヤをやっているのか?そのバックボーンが深い役なので、難しい演技ではありますが、とてもいとおしい愛すべき愚者。登場人物とどうやって関わっていくのか?物語の最後には、彼の人間性が分かるんじゃないかと思います。
★北崎望(minimumanti)
タチキリヤという会社の赤羽を演じます。今までの役は、面白い可笑しい役が多かったですが、今回は、そういった所のないクールな役です。いかに自分がクールにカッコ良くなれるか?そういった所に注意しながら演じています。
★たにかわ夕嬉(minimumanti)
タチキリヤに来る訪問者、翁(おきな)を演じています。とても健気な女の子です。考えるところがたくさんあり、バックボーンも複雑です。色んな答えが出て来る女の子。柳が相方で、タチキリヤに来る一番最初の訪問者なので、二人がトリガーとしていられたら良いのかなと思っています。今回はオープニングとエンディングが凄くカッコイイので、そこを観てほしいです。
★稲葉麻由子(PFH Entertainment inc)
タチキリヤという会社で働いている新人のみらいを演じています。彼女は正義感が強くてまっすぐな性格で、何を言われても自分が正しいと思ったら貫き通すところがあります。私とはまったく正反対の性格です。今回は特にオープニングがひとつこの作品の見どころになっています。
★大金日和
昇圭子を演じています。唯一、タチキリヤの常連です。初めて来る訪問者との違いを比べて観ていただきたいです。台本を最後まで読んだ時にタイトルの『何度でも死ぬ。』に、なるほどなと思いました。そこが見どころです。今までにない役を演じているので、その部分を観てほしいです。
★小川秀正
タチキリヤに来る訪問者、坂上を演じています。坂上と内田は、過去にあった出来事を消したいと思っています。二人がどういった過去を持っているのか?二人の関係や背負っている同じ消したい過去について観ている人に想像をしていただきたいです。
★持齋勇樹
タチキリヤに来る訪問者、内田を演じています。ある出来事に負い目を感じています。警戒心が強くウジウジしています。その負い目を感じていることを償いたいけど、消してもしまいたい。今の状況を何とかしたい、自分の弱さと葛藤している役です。
★永友春菜 (株式会社WALK)
所長の元妻の滴(しずく)を演じています。2年前のある出来事から彼と別れました。そして今回、記者が取材に来たことがきっかけで彼と再会します。私は、最初は何も知らないんですけど、色々と知ることで様々な感情が膨らんでいきます。タチキリヤという会社で楽しく働いている所長やみらい達の本当は?というギャップと細かな演出が見どころです。私の見どころもラストシーンにあります。
★藤堂五作
記者を演じています。物語に関わる重要な役です。憎まれ役でもあります。2年前の事件を風化させないように取材をしていて、タチキリヤの所長に清々しくも根掘り葉掘りねちっこく取材をします。元気ハツラツに周りの人をとことん苛め抜こうと思います。
★馬渡直子
掃除をする人です。各々の登場人物にギャップがあり、誰に感情移入をするかで見え方が変わってくると思います。みんながシリアスな演技をしていて、その中で私はすべりにいっているので勇気が入ります(笑)。今回は名前のクイズなどミニゲームがあり、謎解きも出来ます。特典映像もあり、お得です。
★山澤蒼
タチキリヤに来る訪問者、柳を演じています。物語の根幹に関わってくる役で、私と共通している部分もあります。何かを抱えているからの表情とかセリフが自分の過去とリンクします。そういった所では演じやすい部分があったり、逆に近いからこそ分からないことがあったり、演じていて不思議な感覚になっています。柳の感情のメリハリに注目していただきたいと思います。
★ 加藤一博(minimumanti)作曲・音響
今回はシリアスな作風で、選曲の傾向としてはスピード感や速いフレーズなどを意識しています。ゆったりしているシーンで敢えて当たり前を壊していく激しいロックだったりを選曲し、実験的に取り組んでいます。今回のオープニング曲は作曲をしていて激しいメタル系のロックでギターとベースを弾きました。歌は前回公演と同じく劇団員の一野瀬、ファン必聴です!
★岩永大生(minimumanti)脚本・演出
大きく分けると、今回はコメディではないということになりますが、僕の中ではいつもと変わりはないです。仕掛けとか、伏線など、いつもと同じです。最初から最後まで緻密に計算して、色々なものを散りばめているので、瞬きせずに観ていただきたい。もちろんそれを見逃しても楽しめるようになっていますが、全てが見どころになっています。
★第9回公演『何度でも死ぬ。』
【CAST】
一野瀬裕紀 (minimumanti)
北崎望 (minimumanti)
たにかわ夕嬉 (minimumanti)
稲葉麻由子 (PFH Entertainment inc)
大金日和
小川秀正
持齋勇樹
永友春菜 (株式会社WALK)
藤堂五作
馬渡直子
山澤蒼
【STAFF】
脚本・演出/岩永大生 (minimumanti)
作曲・音響/加藤一博 (minimumanti)
照明/イトウユウカ (インプロsalon)
【公演日程】
2019年3月21日(木)〜24日(日)
21日(木)19:00
22日(金)19:30
23日(土)14:00/19:00
24日(日)13:00/17:00
【チケット】
当日4,000円 前売り3,500円
全公演通しチケット18,000円
その他各種割引あり
https://www.quartet-online.net/ticket/minimumanti-nandodemo
【場所】
西日暮里 キーノート・シアター
〒116-0013
東京都荒川区西日暮里1-1-1 パレスいしかわ B1F
https://keynote-theater.tokyo
【劇団ホームページ】
http://www.warahata.jp/minimumanti/
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エンタメ : インタビュー/記者会見 記:尾崎康元 2019 / 03 / 15