インタビュー/記者会見

映画『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』
サーファー・梅原光太郎役
主演の吉沢悠にインタビュー!

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定年後にサーフィンを始めた中年男の第二の人生を大杉連主演で描き、多くの中年サーファーを生み出すという社会現象を巻き起こした『ライフ・オン・ザ・ロングボード』(05)の世界観を受け継いだ14年ぶりの続編となる映画 『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』 (主演 吉沢悠、共演 馬場ふみか他)が、2019年5月31日(金)より新宿バルト9、鹿児島ミッテ10ほか全国ロードショーが決定。本作は、美しい海が広がる種子島を舞台に、夢に挑戦することから逃げ出した一人の男が、島の人々との交流を通じて、再び自分自身とサーフィンと向き合うことで、人生の輝きを取り戻していく物語。今回は梅原光太郎役・主演の吉沢悠に、本作について話を聞いた。

■ストーリー
サーフィンの才能に恵まれながら、挑戦することから逃げ出して、その日暮らしの日々を送る光太郎。バイトは続かず、アパートからも追い出され・・・。ついに人生は行き詰まり、かつてのサーフィンの師にして恩人・工藤を頼ろうと種子島に向かった彼は、工藤がすでに亡くなっていたことを知る。亡き父の期待を裏切った光太郎を追い返そうとする工藤の娘・美夏。一方で、光太郎からサーフィンを教わり始める一人暮らしの老人たち・・・。美しい海が広がるこの島で、サーフィンを通して人と繋がり、自身を見つめなおしていく光太郎。人々の優しさに支えられ、彼の人生が、そして一度は諦めた夢が、再び動き出そうとしていた・・・。

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尾崎:「渋谷のラジオ」で私がナビゲーターを務めさせていただいている「渋谷のシネマ」の番組に、ゲストとして喜多一郎監督と東堂リサ役の南美沙さんに出演いただき『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』についてお話を伺いました。その時のお話を含めて吉沢さんに本作について伺いたいと思います。まずは、この作品のオファーを受けたきっかけについてお聞かせください。

吉沢:僕がサーフィンをやっていたことがひとつあります。喜多監督は、他の作品でも「人間再生」をテーマに撮られていて、芝居の部分を大事にされている方なので、そういった部分も今回の作品につながったと思います。
尾崎:喜多監督から、吉沢さんと立石さんとで1ヶ月ほど合宿をされてサーフィンの練習をされたと伺いました。
吉沢:ケンくん(立石)とは1ヶ月、その前に僕は2ヶ月ほど練習をしていますので、トータルで3ヶ月くらいになります。それまではロングボードでサーフィンをしていましたので、ショートボードに切り替えてからということになります。
合宿は、千葉と伊豆で行いました。今回はサーフィンが題材に入っていることもあり、サーフィン担当の助監督さんがいました。その助監督さんもサーファーでケンくんと3人で千葉と伊豆へ。伊豆へ行った理由は前作もそうですが、本作の水中カメラマンの土屋高弘さんのお店が伊豆にあり、土屋さんに練習をしているところを撮影してもらうためです。映像を見ながら、どこが悪いのかを研究しました。合宿の目的はサーフィンの上達もありましたが、写り方も学ぶためでした。

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尾崎:サーフィンのシーンはプロのサーファーから見ても納得のいく仕上がりだと伺いました。迫力のサーフィンシーンの撮影はいかがでしたか?
吉沢:土屋さんと僕らができる範囲での迫力のあるシーンの研究をしました。波に乗るシーンや水中に入った後のフィンの絵になる写り方など、土屋さんが色々と案を出してくれました。

尾崎:種子島での本番の撮影はいかがでしたか?
吉沢:波や天候だったり色々と条件が変わってきます。種子島は波のサイズやパワーが違うんです。撮影前に1ヶ月に渡り色々な環境の波に乗っていたことが種子島で活かされました。カレント(離岸流)という沖に流されれてしまう危険な潮の流れがあるんですけど、波に慣れていないと怖いんです。それも合宿での経験から恐怖心もなくできました。
僕らが入れないくらいのエキスパートな人たちのポイントもあります。そのポイントでは一部吹き替えの方に担当してもらいました。

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尾崎:最初にどんな仕事をしてもダメな感じでしたが、演じてみていかがでしたか?
喜多監督の作品は、いつも人間再生をテーマにされていますが、その部分はいかがでしたか?
吉沢:最初に台本を読んだ時に少しダメ過ぎるんじゃないかなと思ったんです。こんな人は人として受けいられないくらい。でも、振り幅があった方が島で変わっていく感じが分かりやすいのかなと。あからさまに挨拶を無視するとか、お礼を言わないとか。その部分は意識して演じました。種子島の子供達は本当に挨拶をします。それも取り入れたり、作品の中で歩いている高校生は島の子供たちなんです。都内では、知らない人になかなか挨拶をしないじゃないですか?あの部分は光太郎の一面を見せつつ、種子島の一面も見せているんです。

尾崎:喜多監督と現場でのやり取りやエピソードなどはありますか?
吉沢:喜多監督は感覚で撮影を進めていく方なので、それに対して自分はその瞬間に対応できているのか?と。こっちが心を開いていないと対応ができないので。言葉でというよりは喜多監督が作り出す情熱のペースにみんなが乗っていくという現場でした。

尾崎:種子島での撮影期間はどのくらいでしたか?
吉沢:僕はサーフィンのシーンの撮影もありましたので、先に現場に入りました。演技のパートと合わせるとトータルで1ヶ月くらいでした。その間はずっと種子島にいました。島の人たちとも仲良くなりました。サーフィンがやっぱり仲良くなる要素でしたね。サーファーの約9割が移住組のようです。移住して来る若い人たちが、例えば病院で働いたりと、島にとってプラスの効果としてサーフィンがあります。最初は移住組の人たちと仲良くなって、次に地元の人たちを紹介してもらってと、どんどんと友達の輪が広がっていきました。一緒にサーフィンをしたり食事に行ったりしましたね。

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尾崎:馬場さん(工藤美夏役)とは対立する関係でしたが、現場ではいかがでしたか?
吉沢:島で気持ちよく過ごせることについて話をしました。人って環境が変わるとナーバスになったりしますよね。僕は先に現場に入っていて、種子島が「すごく楽しい!」と感じていたので、その空気感でみんなが過ごせればと思って、みんなに島の人たちを紹介したりしました。彼女のサーフィンのシーンは、波の荒い日の撮影だったので、それまでサーフィンの経験がなかった彼女には大変だったと思います。

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尾崎:泉谷さん(安田玄十郎役)たちにサーフィンを教えるシーンも印象的でした。現場での泉谷さんはいかがでしたか?
吉沢:70代の人にサーフィンを教えるって今まで聞いたことがありませんでした。その中でサーフィンの楽しみ方が絵的に伝わればいいなと思い、泉谷さんが乗れそうな波で、何度も繰り返しトライをしました。「吉沢、これ楽しいな!立てるなら立ちたいな」って、泉谷さんが楽しそうにサーフィンをされていたことが嬉しかったです。

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尾崎:竹中さん(田上院長役)は、アドリブっぽいシーンもありましたが、現場ではいかがでしたか?
吉沢:半分くらいはアドリブでしたね。アドリブといっても役を外れた芝居ではなく、僕にはない引き出しを持っている方で勉強になりました。竹中さんがいてくださるだけで現場がしまります。僕はそれほど竹中さんからのアドリブはありませんでしたが、看護師の松原奈佑さん(西村奈緒役)は、かなり洗礼を受けていました(笑)。

尾崎:カウンターの奥でワインを飲んでいる人が気になりましたが……。
吉沢:ニック(Nick Kato)さんですね。彼はハワイを代表する写真家で監督の友人でもあり、ずっとハワイに住んでいる方で、今回は種子島に応援に来られたんです。監督がせっかくだから出てくれよって。僕も映像を観てこれは気になるよなって思いました。監督は楽しんでいましたね。

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尾崎:その他にエピソードなどはありましたか?
吉沢:年配の方々と過ごす時間が光太郎が変わるきっかけになっています。その部分を僕自身も大事に演じました。風呂場のシーンでは、玄さんの言葉を光太郎がキャッチして心境が変化していきます。この作品の核となる部分でもありますし、人と人との出会いの中で、そういった瞬間が心に響くんだと思います。そういったシーンを監督は大事に撮られていたと思います。

尾崎:最後にこの作品を観られる方へメッセージをお願いします。
吉沢:ポスターを見ると、サーフィンの映画だと思うかもしれませんが、人間ドラマが描かれている作品です。もちろんサーフィンの良さも充分入っていますが、どなたでも必ず共感が出来る部分が描かれていると思いますので、映画館で種子島の迫力のあるシーンや心の機微を観ていただきたいと思います。

■インタビュー写真
ヘアメイク:山崎惠子 
スタイリスト:大迫靖秀
アロハシャツ:Giannetto(ジャンネット)



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<舞台挨拶決定!>

【場所】
★新宿バルト9(東京)http://kinezo.jp/pc/wald9
【日程】5月31日(金)
【時間】10:00上映回 上映前舞台挨拶
【登壇者(予定)】:吉沢悠、馬場ふみか、香里奈、立石ケン、森高愛、松原奈佑、南美沙、竹中直人、喜多一郎監督

★T・ジョイ蘇我(千葉) http://kinezo.jp/t-joy_soga
【日程】6月1日(土)
【時間】10:00上映回 上映前舞台挨拶
【登壇者(予定)】:吉沢悠、香里奈、喜多一郎監督

★T・ジョイPRINCE品川(東京) http://kinezo.jp/tjoy-prince-shinagawa
【日程】6月1日(土)
【時間】13:00上映回 上映前舞台挨拶
【登壇者(予定)】:吉沢悠、香里奈、立石ケン、森高愛、松原奈佑、南美沙、TEE、喜多一郎監督

★横浜ブルク13(神奈川) http://kinezo.jp/burg13
【日程】6月1日(土)
【時間】14:30上映回 上映後舞台挨拶
【登壇者(予定)】:吉沢悠、香里奈、立石ケン、森高愛、松原奈佑、南美沙、喜多一郎監督

★梅田ブルク7(大阪) http://kinezo.jp/t-joy_burg7
【日程】6月2日(日)
【時間】13:00上映回 上映後舞台挨拶
【登壇者(予定)】:吉沢悠、香里奈、喜多一郎監督

★広島バルト11 (広島) http://kinezo.jp/wald11
【日程】6月4日(火)
【時間】14:00上映回 上映後舞台挨拶
【登壇者(予定)】:吉沢悠、香里奈

★T・ジョイ博多(福岡) http://kinezo.jp/t-joy_hakata
【日程】6月8日(土)
【時間】10:00上映回 上映後舞台挨拶
【登壇者(予定)】:吉沢悠、喜多一郎監督

★鹿児島ミッテ10(鹿児島) http://kinezo.jp/mitte10
【日程】6月8日(土)
【時間】14:30上映回 上映後舞台挨拶
【登壇者(予定)】:吉沢悠、松原奈佑、喜多一郎監督



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出演:
吉沢 悠 馬場ふみか
香里奈 立石ケン 森高愛・大方斐紗子 泉谷しげる
松原奈佑 南美沙 TEE 角田信朗
勝野洋/榎木孝明(特別出演)/竹中直人
監督:喜多一郎
脚本:喜多一郎 金杉弘子
プロデューサー:半田健
制作プロダクション:オフィスアッシュ
配給:Nexone
配給協力:ティ・ジョイ
公式サイト:http://lifeonthelongboard2.com
公開:2019年5月31日(金)より、新宿バルト9、鹿児島ミッテ10 ほか全国ロードショー!

©2019『Life on the Longboard 2ndWave』製作委員会
 














エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2019 / 05 / 28

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