サクラ咲くサク桜丘

RISOTTOにCURRY? これが今後はSTANDARD!?

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【今回の桜な人々】
RISOTTO CURRY STANDARD
高城 直弥
さん

〒150-0031
渋谷区桜丘町16-8
桜丘ビルB1F
 
マップ

ホームページ
http://www.risottocurry.com/

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「天ぷらそば」という食べ物がある。
文字通り“天ぷら”が“そば”に入っている食べ物、というのはみなさんごぞんじの通り。そう、“ごぞんじの通り”であれば、単品はもちろんのこと、組み合わせても人は考えることなくその食べ物を思い浮かべることができる。「カツ丼」なんていうのもそうだろう。まあ、そば屋ならば「おかめうどん」や「たぬきそば」、「親子丼」などは、最初“ごぞんじの通りではない”食べ物かもしれない。

梅雨空の桜通りを上がっていく。『鳥金』や『マルイ堂』、そして『マンダラ』に『Verity nail』を過ぎると、隣のビルの階下に新店ができているのに気が付く。

『RISOTTO CURRY STANDARD』

リゾットカレー・スタンダード……

“リゾット”とは、チーズやクリーム、トマトなどでお米を煮込んだご飯もの。そして“カレー”は……カレー(笑)。これは両方“ごぞんじの通り”の料理だが、この組み合わせは“ごぞんじの通りではない”。トロトロのリゾットにトロトロのカレー? カレーリゾットはあると思いますけれども、リゾット+カレーはスタンダードじゃないですよねえ(笑)。そんなことを考えつつ、トントンと階段を下りて……。

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「いらっしゃいませ! というわけでリゾットカレーをどうぞ!!」
待つこと数分、目の前に出てきたお皿にはキレイな白のパルメザンチーズリゾットに、トマトベースも鮮やかなカレーが同居している。
かたっぽずつ、もちろんおいしい。そしてスプーンに一緒にして食べると……おわっ、これはうまい。チーズとライスとカレーとトマト、成分(?)だけ並べてみてもこれら確かに合いそうですが、それ以上に渾然一体とした味わいであります。

「リゾットカレーは、以前に働いていたお店で先輩がまかないとして出していたんですね。で、それがおいしいものですから、商品化できるようにいろいろと改良して今に至っているんですよ」
そう教えてくれたのが迎えてくれた店長の高城直弥さん。料理人としてホテルやイタリアンを通過してきた高城さんは、3年前に世田谷代田に『世田谷BAL』をオープン。リーズナブルなBALとして名店の地位を確立し、この5月5日に“2号店”として桜丘の地へやってきた。
「世田谷の周りから広範囲にいろいろと物件を探していたのですが、たまたまこの場所に空きが出ましてね。桜丘というと渋谷でも下町というか、そのようなイメージでしたが、来てみて本当にその通りの町だなあと思いました」(高城さん)

オープン当初、やはりリゾットとカレーの組み合わせにほとんどのお客さんが興味津々。そして想像外の絶品に出会うことから、世田谷からのお客さんだけでなく、リピーターも急増。当初は営業していたランチタイムも「体力の限界を感じまして(笑)」(高城さん)2週間で一休みし、現在はディナータイムに専念している。そしてそのディナーに出てくる料理はリゾットカレー以外は全品500円(税別)! そしてアルコール類も800円のグラッパを除くと全品500円(税別)!!
「グラスワインも一杯500円で、ボトルですと2500円。で、グラスはボトルからきっちり五杯取りです(!)。ワインはみんなオススメなので、ぜひグラスでいろいろと召し上がってくださいね」(高城さん)

オープンから約1カ月。すでに様々な触れ込みでは「空席を要確認で行くべし」と囁かれ、なるほど、取材中も予約の電話が入る『RISOTTO CURRY STANDARD』。桜丘でのいい思い出作りに前途明るい高城さん、ところで“STANDARD”と付けたのはどうして?
「それはやっぱりですね、リゾットカレーこそがスタンダードになるように、ですよ!」(高城さん)

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まもなく開店の18時。
リゾットカレーが“ごぞんじの通り”になる日も近い――そう確信させる賑わいが今日ももうすぐ、いや明日もあさっても、このお店にやってくる。


Q・あなたにとって桜丘とは?
「当店が入っているビルもそうですが、長く住む人たちが多い"人情の街"。 (世田谷BALのある)代田にも似ているところがありますね」


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店内はL字型のカウンターのみ。それでいて人気店だからお客さん困っちゃう〜♪ ご来店の際には空いているかの要確認を!

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さ、来ましたよこれが噂のリゾットカレー(L・800円)! 
チーズリゾットとトマトのカレー、これが合うもんなんですね。シメはもちろん、ワインの肴にもいいと思いますよ。ちなみに一回り小さいSもございます

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こちら
トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ。

トマトの赤とモッツァレラの白だけじゃなく、トマトジュースベースの“海”がまた食欲をそそりますね。
これでドーンと500円





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ナスの
バルサミコマリネ生ハム乗せ

もいただきましょう。
なんにでも合ってしまうナスに利いたバルサミコの酸味と生ハムの塩気がたまりませんな。
そしてもちろん500円






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イタリア北東部、
スッキリとした味わいが人気の白ワイン、
ピノ・グリージョ。

さ、何に合わせましょうかね……
飲み応え充分なボリュームで一杯500円。
「ホント、いろいろ飲んでください!」(高城さん)



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ワイン以外にもイタリアンにピッタリなドリンクが勢揃い。左から発泡性のミネラルウォーター・スルジバ。そしてレモン果汁や皮を使ったレモンチェッロは食後にもオススメ。ピンクグレープフルーツをワインに漬けたサングリアはジュースの如くいけちゃいます(※あくまで酒飲みの感想ですよ)。
もちろんこれらも500円、どうだ!

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お三方が腕を振るってみなさんをお出迎え。カウンター越しのトークも楽しいディナータイムとなりそうです。「お待ちしておりまーす!」






  エンタメ サクラ咲くサク桜丘   記:  2011 / 06 / 13

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