アラカン編集長モンブランを行く!

仙丈岳登山-1:長衛小屋・テント場まで

2010 / 01 / 18

2010010901.jpg1月9日
何が心配だったかって、ザックの重さ。でかけしなに測ったら14.4kgだった。食料は「旨いもの食おう」などははなから放棄して、アルファー米など軽いものを「飢え死にしない程度」の最低量に絞ったのに、この重さ。ありがたいことに雪山は雪があるから水を持っていかなくてよいとして。しょってみたらズシッとこたえる。

年末09年31日から2010年1月2日にかけての赤岳鉱泉・アイスクライミング練習の時は小屋泊まりなので、ずっと荷物は軽かったにもかかわらず、赤岳山荘から鉱泉までのたった2時間余りの登りが惨憺たる有様だった。今度はテント泊。しかも初日のテン場までの登りは6時間から上の長い行程。
「皆について行くのは大変だろうな」
最初から自信喪失。

が、想像をはるかに超えて、ついていけなかった。それはもう、無残!
アイスクライミング講習で赤岳山荘から赤岳鉱泉までの2時間弱の歩きが、あまり情けなかったので、下山早々からいつも巻いている1kg×2の重量を増やして1.5kg×2にし、通勤ザックにオモリを入れて9.7kgにしてしょって歩いたりもしたが、何の役に立ってんだか。14.4kgのザックで雪道を歩くのは、あたかもアンクル4kg×2ほどを巻いて歩くが如く身が重くてシンドイ。

2010010902.jpg夏場だと川原をさかのぼることになるらしいが、山すそは半端な積雪量で不規則に石・岩がごろごろしていて歩きにくいだろうということで戸台から戸台大橋を渡って幾度かショートカットして、基本、林道を行くことになった。北沢峠まで17kmと聞いただけで「ギョ」。

もうそのショートカット時点で遅れる。雪もついていないのに、樹林下の不規則な道をひと足ひと足乗り越すのに、荷が重い分だけ負担がかかる。スピードが出ない。腰から下の筋肉が固まったよう。関節関節が油が切れたようにスムースに動かない。気がつけば、電池が切れたみたいに足が止まりそうになる。

高度が上がるにつれて道は凍結氷がついていたり、積雪していたり。ますます遅れる。気温もどんどん下がってくるにつれ積雪量も多くなる。雪山用のグローブをしていても指先が冷たいのを通り越して痛くなってくる。
パーティーとの距離はどんどん広がり、豆粒のようになり、そのうち姿さえ視界に入らなくなる。時折、見通しのいい谷を挟んだ九十九折に出ると、その開きはなんと2折れ。叫んでも声も届かないかもしれない。

2010010903.jpg恐らく雪山ならではの白銀の美しい風景も広がっているんであろうが「チラ見」するぐらいで、とてもじゃないが「堪能」するゆとりもない。
下ばかり見て歩いているからか、ザックの重みが方に食い込んで痛い。遅いし一人ぽっちだし、冷たいし痛いしで、もう半泣き。

時々、スポットで待っていてくれるパーティーのところにたどり着いても「ごめんなさい」も言えない。「そんなのは聞きたくない」ムードが漂ってるし。「この分で行くと6時間半ぐらいかかるなー」「着いたらすぐ日が暮れますよ」「ヘッデン・ヘッドライト用意しといたがいいな」なども聞こえないふり。

休憩場を出る時は「今度こそついてくぞ!」と頑張るんだが、やっぱり見る間に離される。そのくり返し。情けない。ミジメ。悲しい…
いや、「辛い」も「ミジメ」もクソもなく、そんな泣き言いうより、1歩でも前へ。それしかない。一体、どんな形相で歩いていたことやら。

2010010904.jpg長衛小屋・テント場にたどり着いた時はもう5時も近かった。都合、6時間半の行程だったことになる。テント設営の途中で日が暮れ、皆、ヘッデンをつけて作業する。申し訳ないとは思うんだが、口にも出せず。一緒に黙々作業するより術もない。

例によって宴会が始まる。
「そんだけ元気なんだったら、もっとさっさと歩いて!」
「止まってれば元気なんス」

こういう時、明らかにしょげかえった面持ちになれればいいんだろうが、辛くても哀しくても、たとえ惨めで胸が押しつぶされそうであっても「アハハ」表現しかできないどころか、むしろなんか余計に陽気に振舞ってしまう因果な性分だから、さらに顰蹙の上塗りになる。ほんと、ダメね~
スマセン。

「明日はもっとちゃんと歩いてよ」「また日が暮れちゃったはなしよ」
「はい、頑張ります!」

元気に言ったはいいが…
あああ、明日こそ本番。登頂。
「頑張る」ったって、急に早く歩けるようになるわけもなく、といってやっぱり「頑張る」しかないのよね~

*画像は全てby T.Sさん。
カメラを持っていくの忘れたわけじゃ決してない。ただ、とても撮ってる場合ではなかった。

T.Sさん。共同装備の8人用のテント、ポール一式を一手に引き受けて、しょってる荷物は30kgオーバー。
その上、ほとんど常にビデオカメラを回し、時々は静止画も撮影。うらやましい限りの立派な「脚」の持ち主。
体力・パワーに支えられてこそもてるユトリなのです。






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