アラカン編集長モンブランを行く！

危うし！モンブラン！！

2010 / 02 / 22

2月20日
伊豆・城ヶ崎でクライミング練習。漁火ゲレンデ。
またクラック？
ここのところクラックの練習が続くので両手がボロンチョだ。指関節、手の甲に念入りにテーピングしてスタート。

「そこ、無理だよ」
1本目をやろうとしたら、いきなり大森さんがやる前からダメ出し。

言われたとおり離陸すらできない。ってか、1歩上がろうとして落ちたがために離陸できずなら、まだマシ。その1歩すら上げようもなかった。スタンスはいきなり胸の高さちょいまで上げなければ他にはない。そのスタンスに足が届かない。左手で右足を持ち上げて、ようやく足を乗せても、これもまた背伸びしてようやくの危ういホールドに手を伸ばした状態で、1歩、踏み出そうにも力が出せない。
11だしね。まあ、無理だわね~

次は「どこやろうかな」など思案してたら大森さん。
「モンブランだけど、日程がとれないよ」
「え？」

大森さん主宰のOFFICE ALPINE企画としてのモンブラン山行は諸事情で企画流れになり、大森さんの後輩ガイド率いるツアーは7月下旬に決行だという。なんでも6月いっぱいと7月中旬まではモンブラン一帯の天候が安定しないのだとか。
ど、ど、どーしよー？！！！

２本目。
前に来た時もできなかったけが、今度もやっぱり核心でギブ。あとで再びチャレンジしてみたが、ダメですわ。もう1歩のところが持ち堪えられない。

「訓練、間に合うの？とてもじゃないが今の歩きじゃ無理だよ。シャモニーで高度順化の時点で返されちゃうよ」

それは承知している。しかしながら6月中旬までにはギリで間に合うはず。いやきっと、間に合わせるさ。
だがセッティングができないというのはどうしようもない。自力で決行は無理。航空券、宿泊先の手配ぐらいはできたとして、とてもじゃないが現地でのガイド手配だのドゴールに降りてからジュネーブ、シャモニーまでの移動手段だの保険だの、山行以前の手続きがとうてい力及ばない。どこかのセットに乗っかるより術はない。

いや、参ったな~

3本目。
メッチャ頑張ったけど、やっぱり決めるところで力及ばず。結局、この日は4本やって4本とも上まで上がれず終いですわ。

上がれる上がれないはグレイドの如何ではない。同じグレイドでも上がれたり歯が立たなかったり。持てる技術と筋力・体力、バランスの総合力がその岩の要求と一致するかどうかなのだろうか。いわば相性のような。

倦まず弛まずやり続けていくうちに、気がつけばいつのまにか、あるボーダーを越えている。何回かそんな実感をもったことがあるが、もう1回戦ある種のボーダーを越えた時点でこの岩もできるようになるんだろう。

恐らく、2010モンブラン企画の実行は7月3日までの日程で遂行は困難なようだ。100歩譲って61歳数日での登頂になるのは致し方ないとして、さて、その他の諸々は如何したものか？
ここが思案のしどころだな~

午後になってボルダーも寄ってきて、漁火ゲレンデは大賑わいとなった。

……………………………………ご一緒しませんか？モンブラン！……………………………………

2010年の7月3日（予定）モンブラン登頂。ご一緒くださる方を募ります。
アラウンド還暦さんはもとよりアラフォーさんもアラサーさんも、お近くの方も遠方の方も、おいちゃん、おばちゃん…
どなたでもご一緒しましょう！！！
もちろん、トレーニングも進捗や情報交換などして、プロセスから楽しみましょう。
内緒で？OFF会もやっちゃいましょう！！！

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女性…1名
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