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撮影年月日 |
2005/09/19 |
撮影場所 |
箱根 |
学名 |
alsaminaceae impatiens textori |
科目・属 |
ツリフネソウ科ツリフネソウ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
山野の湿地 |
分布 |
北、本、四、九 |
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タヌキでごめん
台ヶ岳のススキ散策路。1本山側のススキに埋もれた細い道?をススキやイタドリの枝をかき分け、テンニンソウの枝をまたぎながら歩いていて見つけた。
タマアジサイを撮った場所からヤブを出ずに正解。片側に雨水でえぐれた溝に落ちそうになりながら、「進めなくなったら戻ればいいや」の勢いで歩いてよかった。
「ほんとにこの辺りのジモッチーだったのねー」狂喜した。
湿性花園でもこれをたくさん見かけたが、ヤブをかき分けての発見だもの嬉しさは格別。
細い花柄が3〜4センチほどの花を吊り下げている。
釣船草。花の形を「釣り船」にたとえ、「吊り」をかけたのだろうか。あっちでもブラン、こっちでもブランと咲いているのは、なんとも愛らしくお茶目な感じ。
撮り終えてヤブからはい出たら、散策しているおいちゃんに鉢合わせ。
ん?おいちゃんの顔が…
「熊だと思った?」
「ほんとだよー」
「熊とまではいかないけど、おばさんタヌキでスイマセンねー」
おいちゃんはなんとなくご一行と離れ、たまたま散策の人並みも途切れて、一人歩きしていたようだった。そこへ背丈よりずっと高く伸びた目の前のススキのヤブが、ガサガサ音を立てて揺れ動いたもんだから、おいちゃん思わず固まってしまったみたいだった。
「いきなり飛び出して来るんだもん、びっくりしちゃったよー」
ところへ、おばさんタヌキがヌッと飛んで出て、おいちゃん、ころり転げそうになったというわけだ。アハハ。
とんだ心筋トレーニングさせちゃった。
はい、ごめんなさいまし。
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