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撮影年月日 |
2003/01/13 |
撮影場所 |
竹富島 |
学名 |
Amaranthaceae celosia argentea |
科目・属 |
ヒユ科ケイトウ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
畑や原っぱ |
分布 |
インド、熱帯原産。本州西部、四国、九州、沖縄などで帰化 |
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叫ぶのは誰?
腰の高さはゆうに越え、群れをなして原っぱを埋め、風に一斉に揺れる様は見事。
たーくさん摘んで、束にして、逆さに吊るしておけば結構なドライフラワーだねー。
ステキに出来上がっているドライフラワーを購入して部屋に飾るというのはまあ、しない。
わざわざきれいな切花を購入してドライに仕立てることもまず、ない。
だいたいが、秋に摘んできたススキを活けておいたツボの水が切れて、そのままほっておいたらカサカサになる。
それでもなお、それなりの美しさを惜しみ、暇な折を見つけてツボから引き上げ、元の汚れた部分を切り落とし、束にして窓辺に吊るす。
ちょいと寂しければ、散歩のついでに見つけたヘクソカズラの実のカラカラになったのを、ツルごと切ってきて一緒に吊るす。
そんなのがいいと思う。だってね、そういった自然仕様のドライってのは、いわば季節の「忘れ形見」だからね。
しかし人はそれ、それぞれでそんなのは「汚い」と思う向きだってある。
そういう向きが「捨てっちまえ!」と叫ぶまでは、いいように手前ドライを楽しむというわけだ。
叫ぶのは誰かって?
決まってんじゃん…。
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