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撮影年月日 |
2008/07/04 |
撮影場所 |
硫黄岳・八ヶ岳/長野県 |
学名 |
Scrophulariaceae pediculasis veticillata |
科目・属 |
ゴマノハグサ科シオガマギク属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
高山帯の砂礫地 |
分布 |
北(大雪山系)、本(北・南アルプス、八ヶ岳、白山) |
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本場は硫黄岳
硫黄岳山荘、夏沢鉱泉の小屋が企画した「森の学校」なる八ヶ岳の草花観察会にでかけた。
大興奮の連続で山登りの「大変」もどこかへ忘れてきてしまったよう。硫黄岳山頂手前の山斜面はこの世のものとも思われぬ草花が咲き乱れていた。
岩くれの間に間にこんもりと華やかな色合いの花をつけるタカネシオガマは、ひときわ目を引く。
あまりにも個体数が多くて、最初はわーわー大喜びしていたのが、そのうち「ああ、シオガマね」などチラリ一瞥をくれるだけで、目は他所を泳ぎ、別の草花を探すようになる。
なんて罰当たりな贅沢三昧!
7月には行者小屋から阿弥陀岳、赤岳、権現岳に登った。8月に入って2日から4日まで白山に出かけた。11日から14日までは剣岳にも登った。いずれの山も、図鑑にはその分布域に上げられているが、硫黄岳ほど豪華なタカネシオガマの群れを見かけなかった。
花期は7月下旬〜9月上旬
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