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コバノタツナミ


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撮影年月日 2020/05/07
撮影場所 横浜市緑区 
学名 LAMIACEAE Scutellaria indica var.parvifolia 
科目・属 シソ目シソ科タツナミソウ属 
季節 春 
生育地 海岸に近い畑の縁や土手、山の岩上など 
分布 本州(関東地方以西)、四国、九州 

好機到来!!

横浜市緑区の森に出かけた。道を外れて歩いて見咎められたのがご縁で草花「友だち」になった女性がコバノタツナミの居場所を教えてくれた。

あまりにもの可愛さに大興奮した。タツナミソウやオカタツナミソウは知っているが、いずれとも違う、全身が細やかな毛におおわれていて、柔らかで滑らかだ。花も小柄で色合いも愛らしい。引いた画像は奥のピンクのが実際に近い。

三叉路になっている真ん中の広がりは周りの道筋より少し盛り上がっていてその分日差しも多く注がれる。もとは笹ヤブだったのを整理してしばらくしたら出現したのだそうだ。
笹が薙ぎ払われれば大きく育った落葉樹林下は冬場は日が差してぬくぬくしていて、夏になれば葉が茂って影を作り厳しい暑さから守ってくれる。か弱い草花たちにとっては、またとない好生存条件だ。きっと土の中で環境が整うのを待ちわびていたのかもしれない。

すごいなあ!と思う。
騒がず嘆かず10年だって20年だって何十年だって黙って夢見ながら待つ。誰かの目論見で何かの拍子で絶好環境が訪れるなど滅多にないのに、しびれを切らすでもなく、いわば待つでもなくそこにじっとしてたたずみ続ける。全ては天の巡りあわせに預けて。

まあね、とてもじゃないが真似できないやあねー
業が深すぎて…



花期は5月から6月



記:2020-05-13