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エンレイソウ


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撮影年月日 2004/04/24
撮影場所 奥多摩 
学名 Liliaceae ameryllidaceae trillium smalli 
科目・属 ヒガンバナ科エンレイソウ属 
季節 春 
生育地 林内の湿ったところ 
分布 北、本、四、九 

高所嗜好

分かってはいたが、カタクリがすっかり終わってしまっていて、それでも「1輪ぐらい」という期待も外れ、少しがっかりしていた。
必ず「面白いものがある」と予感はしていていたが、また期待外れで落胆したくなかったので、ふと思いついてビジターセンターに立ち寄った。

これは大当たり。
窓口の人とこの辺りの草花について色々と話すことができ、「今だったら、どこそこに、これこれが咲いている」と観光マップに大方のマークまでしてもらった。

エンレイソウの「住みか」まで、どうしても足が早くなる。

坂道をフーフー言いながら歩いていると前方の土手の上にチラリと見えた。かなりの数が咲いている。
山斜面を開いてこしらえた道の谷側、ガードレールの下を覗いたら、またまたたくさんのエンレイソウの群。

なんとなく山側が撮りやすかろうと、坂道を少し戻って防崩壁の低いところから土手の上に上がった。

それが、見た目より結構高いのよ。

こわーっ!

幅40センチほどの防崩壁の縁に腹ばって撮った。

なんて素晴らしい配色!あでやかでいて、シック。まさしく「神業」!!
撮り終わっても、しばらく腹ばったまま、しばらく眺めた。


問題はその後。
まずはカメラをきちんとしまい、しゃがんだ姿勢になって、そのままちょっとずつ向きを反転する。そろそろ中腰になってゆっくり防崩壁の端っこまで下り着き、ようやく1メートルほどのところからジャンプして着地した時、じっとり汗をかいているのに気がついた。

おかしいな?

バカと○チ○イは高いとこが好きなはずなんだが・・・

記:2006-10-23