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vol.9 高橋秀明

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【プロフィール】
高橋秀明(ポパイ高橋)(40歳)
パチンコ漫画の原作者、ライター、編集者。
奥様である「ハイブリッジみちゃこ」さんのアシスタントやマネージャーを務める。杉作J太郎監督率いる「男の墓場プロ」の野方隊隊長も兼任。
このほか、週に2日は、実家の八百屋の仕事を手伝うなど、何足もの草鞋をはいて精力的に活動している。

【高橋秀明さんに7つの質問】

Q1:社会人としてのスタートは?
ある印刷会社に勤めて、営業の仕事を7年間くらいやりました。昔なからの印刷会社で、DTPが普及するなど印刷技術が激変していく中でジリ貧になり、やがてつぶれてしまったのです。
おかげで、私は一時失職しましたが、実家が野方で八百屋をやっていたのが幸いしました。すでに、八百屋は弟が継いでいたので、私は自分の仕事を模索しながら、八百屋の手伝いをすることができたのです。

 

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Q2:出版関係の仕事に就くようになったきっかけは?
印刷会社にいたときに、つながりがあった編集プロダクションの人が声をかけてくれ、編集の仕事にたずさわるようになったのです。このときから、週の月曜日から木曜日までは出版関係の仕事をし、金曜日と土曜日は八百屋の仕事をするようになり、このスケジュールは今も変っていません。
ただ、その編プロもじきにつぶれてしまったんですね。
そこで、その編プロが作っていた、パチンコホール向けの広報誌『P's ANIMO』の編集長を私が引き継ぐことになりました。

 

Q3:パチンコ漫画の原作やライターもやっているんですよね?
はい。編プロ時代に、パチンコの漫画家として有名な谷村ひとし先生と知り合い、「パチンコの漫画を自分も創ってみたい」という話をしたら、出版社を紹介してくれたのです。実は、ウチのカミさんが、以前、漫画の同人誌をやっていたことがあったので、私が原作をして、カミさんが絵を担当したらいいのではないかと考えたわけです。
この話は、わりとトントン拍子に進み、『漫画パチンコランド』(竹書房)では「ポパイとみちゃこのパチンコライフ」、『パチプロセブン』(総合図書)では「突撃!!パチンコママみちゃこ」という連載が続いています。
そのほか、『パチンコフィーバー』(一水社)という漫画雑誌では、「パチ馬鹿八百屋ポパイ」という連載に実話提供しており、東京中日スポーツ新聞では、「ポパイが行く」という新台紹介コーナーを担当しています。パチンコに興味がない人は別ですが、パチンコファンの間では、結構「ポパイ」という名は知られているんですよ!(笑)
 

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Q4:パチンコはもともと好きだったんですか?
昔から、趣味といえばパチンコでした。18歳の頃からずっとパチンコ屋に出入りしています。学校が終わると、友達と行って、どっちがたくさん出たかを競い合っていました。もちろん今でもパチンコは大好きですから、月に25日くらいは、パチンコ屋に行っています。そんな長い時間は打ちませんが、一日2?3時間といったところでしょうか。仕事のネタも拾えるし、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなるので、一石二鳥です(笑)。趣味が、仕事につながって、本当にラッキーだと思います。

Q5:パチンコの魅力はどんなところにあると思いますか?
私は、パチンコは日本の伝統的な文化の一つであり、よほどのことがない限り、将来的になくなることはないと思っているんです。日本全国、パチンコ屋のない街ってほとんどないですよね。どこに行っても、街中にパチンコ屋というアミューズメント施設があり、誰でも手軽に遊べて、束の間のドキドキ感が味わえる…これは他の国にはない、スゴイことじゃないかと感じています。

確かに、昔は、店に入ればパンチパーマの店員さんがいて、オヤジたちがふかすタバコの煙が充満しているというのがパチンコ屋のイメージでした。でも、最近は、「冬のソナタ」の台やアニメの台なども増えて、女性や若者でもプレミア感を楽しめますし、禁煙ホールなども出現しています。ますます、客層も豊かになって、パチンコ産業は活気づいているように思います。

 

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Q6:八百屋さんの仕事もずっと続けていくつもり
編集やライターなどのクリエイティブな仕事って、安定しないことが多いですよね。私自身、勤めていたプロダクションがつぶれたりした経験があるので、そのことは痛感しています。その点、八百屋の仕事は週に2回だけですが、確実に定期収入になるので、これからも続けていこうと思っています。週末は特売などをやるのですが、そのチラシ作りやホームページ作りは、私がやっているんですよ!私のペンネームの「ポパイ」も八百屋の屋号からつけたものですし…(笑)。

Q7:今後の展望は?
人間って、一生のうちで出会える人って限られていると思うんです。縁があって出会った人とは、その縁をつなげていき、その中から新しい仕事が発生していけばいいなと思っています。ミクシイでも、本の原作者、漫画家、音楽関係者など、いろいろな人と知り合うことができました。ダウンタウンの松本さんのお兄さんもミクシイで知り合った1人ですが、何度かお会いして親しくなりました。そして、単行本を出すときに、そのイラストを任してもらったのです。こんなふうに、人とのつながりが広がっていけばいいなと思っています。

 

取材を終えて—

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趣味のパチンコを、仕事に十二分に活かして、活躍しているポパイ高橋さん。これまでパチンコをやらなかった私は知りませんでしたが、パチンコ雑誌のファンにとってはかなり有名な方で、毎月の連載を楽しみにしている人が全国に多いのでしょう。「パチンコの原作は、パチンコ好きな人が書くとツボを得たものが書ける」という高橋さんの言葉に、「このジャンルなら俺にまかしとけ」という強い自信が感じられました。インタビューさせていただいて、パチンコの楽しさがすごく伝わってきたので、「私も今度パチンコやってみたい」と思うようになりました。











読み物 BigUp   記:  2008 / 09 / 01

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