勝手に読書録

最強世代1988 田中将大、斎藤佑樹、坂本勇人、前田健太......11人の告白

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作者名:節丸 裕一
ジャンル:スポーツノンフィクション
出版:講談社

最強世代1988 田中将大、斎藤佑樹、坂本勇人、前田健太……11人の告白


本気で甲子園をプロを目指している中高生の野球選手にぜひ読んでほしい一冊!

1988年生まれの11人の野球選手たち。
前田健太(広島東洋カープ)、大野雄大(中日ドラゴンズ)、澤村拓一(読売ジャイアンツ)、斎藤佑樹(北海道日本ハムファイターズ)、福井優也(広島東洋カープ)、大石達也(埼玉西武ライオンズ)、伊志嶺翔大(千葉ロッテマリーンズ)、諏訪部貴大(HONDA※社会人)、鷲谷修也(BCリーグ石川※独立リーグ)、坂本勇人(読売ジャイアンツ)、田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)※掲載順
この錚々たるメンバーを野球実況アナウンサー・節丸裕一が直接インタビューし、彼らの野球観を鋭く聞き出している。

甲子園を、そしてプロ野球、大学野球、社会人野球などさらに上のカテゴリーを目指す野球少年には、いまいちばん参考になり、しかも自分たちの世代に近い凄い選手たちが彼らである。
そんな彼らだって、少年のころからすべてが順調だったわけではない。さまざまな悔しさを乗り越えて今日がある。名門校で1年生からベンチ入り、そして甲子園への出場をも果たした前田健太は、3年生の春の甲子園で活躍。しかし彼は「春の甲子園の記憶は夏ですべて消される」ときっぱり言い切り、夏に出場できなかった悔しさを語っている。

高校の3年間で一度も背番号『1』を付けられなかった大野雄大。そんな彼が『本物の評価』を求め世代ナンバーワン左腕になるためにとった練習方法とは?
澤村拓一は味方が打てないなら自分で抑えると言う。だだ漠然と野球をするのではなく考えて野球をする、その考えとは?
ほかにも、「松井秀喜が畳がすり切れるほど素振りをしているのに、自分は遊んでいては勝負にならない!」(誰の名言かは本書でご確認を)などなど、ちょっと読むだけでこんなにも野球上達のヒントになる話が一杯詰まっている。まさにバイブル!
それぞれの選手の高校・大学時代の出来事から練習方法やライバルに対する思いまで、夢に向かって走り、それをつかみ取った人間の話はとても説得力がある。
一流を目指すということは、こういうことなんだってプロ野球選手を目指す人も、また他の目標がある人も、どうか本書から感じとってほしい!

そう、本書は野球選手の参考書的な存在なだけでなく、誰でもどなたでも楽しめます。
もしドラ 』というビジネス書が野球に役立つように、本書はその逆。野球で一流を目指す彼らの考え方や実行する力は、きっと人生の参考になること間違いなし!!












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