はいコチラ、酔っぱライ部

縁起物アレコレの件

2013 / 01 / 29

1月も末ともなればいいかげん「正月気分」も抜けるころ。そんな昨今インフルエンザが猛威をふるっている由、皆さん感染していませんか。手洗い、うがい励行してますか。マスクしてますか。

ところであのマスク。きちんとした使い方をしないと意味ないそうですね。顔とマスクの間に隙間があるとそこからウイルスが侵入してあっけなく感染するらしい。
なんでもゴムを縛って適当に短くすると顔に密着して効果が上がるとか。一説には2割前後の防御率がこれをすることで6割以上に上がるそうです。
あまり短くすると耳が痛くなりますけど、そのあたり気をつけると自分の呼吸で曇りがちなメガネも曇りにくくなるし一石二鳥、と思ったのは経験談で、こういうことに気をつけずにつけるマスクはただの「気休め」、俗に言う「縁起物」のようなもの。新年を寿いでこもごも買ったり、持ったり、したりする「縁起物」とは大違いですね。

d20130129_pic1.jpg
今回は「青ネギのモチモチお好み焼き」を。
レシピは後半に
お正月に神社で買う「破魔矢」や「絵馬」。この辺りは昔からポピュラーですが、近頃「縁起物」として流行っているのが「恵方巻」で、「節分の日に巻き寿司をその年の恵方に向かって1本丸かじりする」のが本寸法だという。
ただしこの習慣、発祥・出自が明らかでなく、どうやら「飲食業界の販売促進活動の一環」というところが正体らしい。いろいろ説はあるけれど、発祥が大阪、というのがどうやら一番有力に見えて、この辺り実に「商売上手」ということなのかもしれません。最近はコンビニ業界が引っ張ってますね。そろそろ店頭で騒ぎ始める頃でしょう。

さて、縁起物というと神社仏閣、飲食業界ばかりではありませんで、芝居の世界にもそれがある。というわけで今回は先日出かけた「新春浅草歌舞伎」のお話。若手の役者が日頃は演じられないような大役に挑む、というのが趣旨の浅草歌舞伎。昭和55年以来、毎年1月に公演が行われてお正月気分満載の歌舞伎公演です。

http://www.asakusakabuki.com/

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「新年の歌舞伎舞台」というと必ずと言っていいほど選ばれる演目があるのはご存じの通り。「曽我物」や「式三番叟」あたりが有名でしょうか。今月の新橋演舞場でかかっている「三番叟」は天下泰平、五穀豊穣を祈る「翁の踊り」。先週僕が見物した浅草歌舞伎・昼の部でも「曽我物」として有名な「寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)がかかってチョイと遅めのお正月気分を味わわせてくれました。

曽我物は曽我十郎祐成・五郎時致(そがのじゅうろうすけなり・ごろうときむね)兄弟が父の敵である工藤祐経(くどうすけつね)を討つべく苦労する、という話が手を替え品を替えて語られるのが常。
有名な演目「外郎売り」や「助六」も実はこの曽我物の一演目で、この日の「寿曽我対面」はついに二人の兄弟が祐経に出会う、という下りであります。

ところでこの曽我物がお正月に「縁起物」として舞台にかけられる理由、僕はてっきり「仇に巡り会うことができて目出度い」、という心持ちで選ばれるのかと思っていたらそうではないんですね。

どうやら江戸時代とても人気のあったネタで、毎年必ずお正月には工夫を凝らした新作の曽我物が発表されるのが常だった、というのが始まりらしい。
http://www.kabuki-bito.jp/kabuki_column/todaysword/post_114.html

もうずっと以前からそうだったのかと思っていたけれど、あまり正月の演目として選ばれなくなっていたのを2007年に復活したのがきっかけだそうで、わりと最近のことだった。

もうその頃には歌舞伎を見始めていたから、その年のお正月にもいずれそういう喧伝はされていたはずで、単に「ボンヤリ見物している」のが露呈したような格好ですが、まぁあまり「お勉強」するつもりも毛頭ありませんで、芝居見物の趣旨は「終演後の酒」にあるのは周知の事実。まあいいじゃないスか。カンベンね。

孝太郎丈がよかったな。若手の中にあってはさすがの貫禄でした。松也さん(曽我五郎)が袴の裾を踏んで転びそうになって「ハッ」とさせられたのはご愛敬。若手だとこういうところがあって微笑ましくも楽しいですね。

この日もこの「曽我物」に続いて「幡随長兵衛」を見物、2時過ぎに終演するや浅草公会堂を出て界隈を一巡り、虎ノ門近くの蕎麦屋で蕎麦を肴に燗酒をちょうだいして帰還した次第、こちらも「昼酒」で正月気分を満喫しました。

そういえば子供のころ、松も明けるころになるのにヘラヘラ遊んでいるとと両親から「ほらほら、もうお正月は終わりだよ」と叱られたっけ。思えばこの時期になってもずっとヘラヘラしていられるのは大人の特権。ああ大人でよかった。

d20130129_pic2_03.jpgそんなことを寿ぎながら作った今回のレシピは「青ネギのモチモチお好み焼き」。簡単でしかも旨いのは毎度の通り。モチモチ度合いはつなぎ代わりの山芋の量で調整、具には青ネギの他、そろそろ出始めた桜海老や紅ショウガを入れてみました。じっくり焼いて酢醤油でいただきます。燗酒と一緒に食べてグー。書いていたらおなかもグー(笑)。

今回は軽くこんな感じで終了。皆様ゴムを調節してマスクをただの「縁起物」にしないよう、そして感染せぬようお気をつけて、と願いつつまた次回。

【Panjaめも】
マスクの使い方 ガッテン、ガッテン、ガッテン!

「恵方巻」の起源(Wikiですが)

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