ikkieの音楽総研

第197回 ライヴレポート編 HUEY LEWIS AND THE NEWS―― 豪華絢爛! 大ヒットソング満載の特別なライヴ

2017 / 12 / 05

11月22日、Bunkamura オーチャードホールで行われたHUEY LEWIS AND THE NEWSのライヴを観て来ました! この日のライヴは、ヒューイいわく全米TOP20以上を記録したヒットソングでセットリストが構成されるという特別な公演で、事前に演奏予定曲として公表されていた曲目は俺が学生時代に夢中になって聴いていた曲ばかり! 小雨が振る肌寒い一日でしたが、ワクワクしながら会場に向かいましたよ。

『Hip to Be Square』
全米3位を記録した大ヒットソング。これ聴くと自然と体が動いちゃうよね。
 


この日のオーチャードホールは3階席に少し空席があったようだけど、俺がいた2階席から見渡した限りは、ほぼ満席でした。そして、予想通りと言うべきか、年齢層はかなり高め。そういえば高校の担任だった正村先生がヒューイ・ルイスの大ファンだったっけ……などと物思いに耽っていると、照明が暗転し、大歓声に迎えられながらヒューイとTHE NEWSのメンバー達が登場! 3人のホーンセクションも含めた9人の大所帯だ。オープニングは『Heart of Rock & Roll 』! 俺の記憶の中のヒューイと比べるとかなり恰幅がよくなってはいるものの、聴こえてくる歌声はまさにあのゴールデンボイスだし、マイクスタンドを斜めに構える姿は往年のPVそのまま!

立て続けに『If This Is It 』、『Hip to Be Square 』と文字通りのヒットソングがプレイされ、客席もどんどんヒートアップ。オーチャードホールはクラシック向けのホールというイメージがあるけど、そういった会場の特性なのか音の反響が大きくて、客席の歓声や拍手が一般的なホールより大きく聞こえる気がする。これはバンド側も気持ちいいんじゃないかなあ。そして、ヒューイの存在感に目も耳も集中してしまいがちだけど、リズム面での主導権を握っているのはTHE NEWSだ。堅実にヒューイの歌をサポートしつつ、色気たっぷりのグルー ヴが心地よい。それに加えて、ギタリストのステフ・バーンズがとんでもなく上手い! 前任のクリス・ヘイズのプレイをなぞりつつ、アップデートさせたプレイが素晴らしい。『Jacob's Ladder 』で披露された長尺のソロは、一流のギタリストだけが持つセンスに溢れていた。ブルージーでメロディアスで、かつロック……、超俺好みだわ!

『Jacob's Ladder』
11/21(俺が観た日の前日)の、ファン撮影によるオーチャードホールライヴ動画。
右側のギタリストがステフ・バーンズ!
 


「アリガトゴザイマス! コンバンハ!」と、ようやくこの日初めてのMC。ヒューイはあらためてこの日の趣向を解説、さらなる期待を込めて客席から大きな拍手が沸き起こる。『I Know What I Like 』、初期の名曲『Do You Believe in Love 』、『Doing It All for My Baby 』……ヒューイはちょっと高音がキツそう? 3夜連続公演の最終日だもんね。それでも、67歳という年齢を考えると、信じられないぐらいパワフルだ。それぞれの出身地を絡めてのメンバー紹介のあとは(キーボードのショーン・ホッパーとはもう40年以上一緒にやっているそう)、「アカペラの時間だぜ! 」と、恒例のアカペラを披露。「知ってる人は一緒に歌って、知らない人は手拍子ね」と始まったのは、サーストン・ハリス の『Little Bitty Pretty One 』。ヒューイは当然だけど、メンバーみんな歌が上手い。ルーツ・ミュージックへのリスペクトや愛情が感じられる素晴らしい歌唱でした。

「Let's Go Back To the Future!」の掛け声の後は『Back in Time 』。ホーンセクションが活躍する楽しい演奏に会場は大盛り上がり! 『Heart and Soul 』、『I want a New Drug 』という人気曲の後は、これまた楽しい『Couple Days Off 』。サビの度にスタッフらしき人達がわらわらとステージ に登場して「Couple Days Off!」って叫ぶんだけど(この曲では出番のないホーンセクションの3人も)、叫んだ後にいちいち引っ込むのには笑っちゃった。そしてこの曲で本編は終了……。

『Workin' for a Livin'』
ライヴのラストはこれが定番らしいです。あの日も盛り上がりました!
 


アンコールは当然あの曲だよね……という観客の気持ちが伝わったのか、「みんなが聴きたいのはあの曲だろ? 俺たちは30年間、ま・い・ば・ん、演奏してるんだけどさ」と笑いを取りつつ、「This One's for You, Tokyo!」と、『The Power of Love 』がスタート! かの有名なイントロに大歓声が起こる。俺は鳥肌が立ちました。こういう曲をキラーチューンって言うんだよね……。この日、少し調子が悪そうに感じる瞬間もあったヒューイの歌は、ライヴが進むごとに喉が温まってきたのか、深みのあるゴールデンボイスを会場中に響かせている。ほんとに良い声だ。アンコールはこの曲だけでは終わらず、観客がコーラスに参加した『Stuck With You 』、ヒューイのハーモニカソロやメンバーそれぞれのソロを挟んで、怒涛のロックチューン『Workin' for a Livin' 』も演奏。全17曲で1時間半ぐらいだったかな。決して長くはなかったけど、名曲の数々を素晴らしい歌と演奏で聴けるという、大満足のライヴでした。
 
他の日には未発表の新曲も演奏したというし、現在進行形のアーティストとしては、過去のヒットソングばかりを演奏するのは複雑な気分かもしれない。それでも、こうやって一晩ぐらいならアーティスト側も楽しかったと思いたい。そして、俺はそんなライヴを観ることが出来てすごくラッキーでした! またすぐにでも観たいぞ!


11/22 Bunkamura オーチャードホール セットリスト
(キラ星の如きヒットソングばかり! それでももっと聴きたいと思うのが凄いよね。)

1. Heart of Rock & Roll
2. If This Is It
3. Hip to Be Square
4. Jacob's Ladder
5. I Know What I Like
6. Do You Believe in Love
7. Doing It All for My Baby
8. Perfect World
9. Walking on a Thin Line
10. Little Bitty Pretty One
11. Back in Time
12. Heart and Soul
13. I want a New Drug
14. Couple Days Off

Encore
1. The Power of Love
2. Stuck With You
3. Workin' for a Livin'


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とにかくここから  アクセス! 動画もあるよん。
http://dokodemoguitar.com/ 













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