ikkieの音楽総研

第200回 特別編 ――ギターと俺

2018 / 01 / 23

180123ikkie_1.jpg 2010年に連載が始まったikkieの音楽総研も、今回でなんと200回目! 我ながら、そんなに書いているんだっけ、と驚くばかりです。こんなに続けてこられたのは、読んでくれている皆様と、あそびすと編集部のおかげ……と、俺のがんばりだな! たまには自分を褒めてあげないとね。よくがんばりました! さて、200回目の今回はいつもと趣向を変えまして、俺が愛してやまないギターについてあれこれと。ギターを弾くようになって30年以上になるけど、それでも、ギターに対する興味も情熱も、ギターを始めた中学生のころからいささかも衰えていません。知識や経験が増えたぶん、あのころより強くなっていると言ってもいいくらいだなあ。

ギターを弾き始めたのは、よくある女の子にモテたかったからなんていう理由ではなくて、レコードから聴こえるギターの音にどうしようもなく心が騒いだのと、恍惚の表情で長い髪を揺らすギタリストに焦がれるほど憧れたから。女の子にもモテたかったけど、何よりもギターが弾きたかったんだよね。初めてギターを手に入れたときの感覚は、ギターキッズ以外にはわかってもらえないだろうなあ……。強いて言えば自転車を手に入れた時に近いかもしれないけど、あの“無敵”感は、他で味わったことがない。勉強もスポーツもさほど得意ではなく、何の取り柄もなかった少年が、ギターを手にした途端、自分次第でどこへでも行ける、何にでもなれる、と思ったんだから、まるで魔法にかけられたみたいだったよ。

寝る間も惜しんでギターを弾いて、なんとか演奏が出来るようになると、友人たちをそそのかして念願のバンドを結成した。初めてのライヴは高校1年の秋。あの時の興奮を今でも覚えているし、今でもライヴのたびに興奮する。同じころに、こいつ天才かも、というギタリストに出会って、わりと早い段階で天才と自分との埋めようのない才能の差に気が付いたし、経験を重ねた今になっても自分の実力のなさに落ち込むことはあるけど、それでもギターを止めようなんて一度も思ったことがない。弾けば弾くほど、新しい魅力に気が付くんだもの。

180123ikkie_2.jpg そして、ギターってギア……、道具としての魅力もあると思う。とくに男性にその傾向が強いと思うけど、コレクションしている人も多いし、年代物のギターはとんでもない高値で取引されている。それから、これはエレキギターに限った話かもしれないけど、パーツをカスタマイズしやすいのも男心(というより少年の心)をくすぐるんだと思う。バイクや車をいじるのが好きな人にはわかってもらえるんじゃないかな。俺もご多分に漏れず、ほとんどのギターになにかしらの改造を加えています。楽しいんだ、これが。サイズ感もちょうどいいんだよね。これがドラムやピアノだったらコレクションは難しいし、カスタマイズも大がかりになっちゃう。

ただ、若いころは、道具というよりも武器に近いような感覚だったかもしれない。怒りやもどかしさ……、そんな攻撃的な感情を表現するのには、ギターが最適だった。ギターは時にマシンガンやショットガンになったし、ギターを通して叫び声をあげているような、そんな感覚があったように思う。中年になった今でもそれに似た感覚はあるけど、今は武器よりも相棒のほうが近いかな。でも、武器のほうがカッコいいね(笑)。今年はもうちょっと武器っぽく弾いてみるかな。

もちろん、自分で演奏するだけではなく、素晴らしい演奏を聴くこともたまらなく好きだ。ライヴでも、CDでもいい。高揚感をもたらし、感情を揺さぶる演奏をするギタリスト達に、尊敬の念を抱いている。他にも感動するものはあっても、音楽、とくにロックほどに、あっけなく心を持っていかれるものはないんだよね。そして、その象徴であるギターの魅力に、ずっと心を奪われています……。

『Livin’ on a Prayer』
わたくしikkieによるBON JOVIの名曲のソロ。
お仕事で覚えた曲はすぐ忘れちゃうのに、中学生のころにコピーした曲は今でも弾けるなあ。
 


連載200回記念の自分語りでした。こうなったら300回でも500回でも書いてやろうと思っていますが、連載が始まったころは、まさかこんなに長く続くとは思っていませんでした。本当にありがとうございます。これからも、ikkieの音楽総研をよろしくお願いします!
 

 




※ikkieがなんと「出張ギター教室」を始めてしまいました!
とにかくここから  アクセス! 動画もあるよん。
http://dokodemoguitar.com/ 













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