ikkieの音楽総研

第222回 ロック映画編 ボヘミアン・ラプソディ――女王陛下の英国が誇る伝説のバンドQUEEN......フレディ・マーキュリーの怒涛の半生を描いたボヘミアン・ラプソディ絶賛公開中!

2018 / 11 / 27

QUEENと、そのシンガーだったフレディ・マーキュリー の半生を描いた映画、『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました! 俳優陣の熱演や、画面に滲み出るQUEENへの愛情……そして、全編に渡って流れる数々の名曲で胸が熱くなる、とても良い映画でした。

bohemian rhapsody1811.jpg 『ボヘミアン・ラプソディ』では、空港でアルバイトをしていたフレディが、ブライアン・メイ (G)とロジャー・テイラー (Dr)のバンド に加入して、QUEENが誕生するシーンから、85年のライヴエイドでのステージまでが描かれています。QUEENファンには浸透しているエピソードが事実と違った形で描かれているところもあって、「あれ、そうだっけ?」と思ったりもしたけど(ロジャーとフレディはバンドで出会ったのではなく、その前から一緒にブティックで働いていたとか、フレディがエイズを発症したのはライヴエイドよりも後だったはず、とか)、事実を元にしているとはいえ、ドキュメンタリーではないわけだから、そこに目くじらを立てるようなことはしません。フレディのプライベートパーティのシーンで、『Bicycle Race/Fat Bottomed Girls 』のジャケットみたいに女の子たちが自転車を漕いでいたりと、マニアが思わずニヤリとしそうなシーンがいくつもあったし、なによりもフレディ役のラミ・マレックをはじめとする俳優たちのそっくり具合にはみんな満足すると思う。でもそれもね、しっかりと愛情を持って演出されているからこそだと思うんだよね。下手するとパロディやギャグになりかねないもの。

ラミ・マレック(どこかで観たことがあると思ったら、『ナイトミュージアム 』のエジプト王子でした)演じるフレディは、顔はそれほど似ていないのに、表情だったり、ステージパフォーマンスだったりがフレディそっくりでね。マイクの構え方や腕の振り上げ方は言わずもがな、すり足っぽくステップを踏むところまでもフレディみたいで、嬉しくなりました。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』予告編
 


そして、おそらく他ではフレディのことばかり書かれていると思うので、音楽総研らしくギタリスト目線でも書いてみると、フレディに負けないぐらい、ブライアン役のグウィリム・リーも似ています(顔だけならこちらが上かも)。最初に登場したシーンではあんまり似てないなあ、なんて思ったんだけど、ストーリーが進むにつれ、ブライアン本人かと見紛うほどに。穏やかな話し方も似ているし、ギターを持った立ち姿はブライアンそのもの! また、ギターを弾く指の動きと演奏が完璧にシンクロしていてね、これにはほんとに感心しちゃった。『Bohemian Rhapsody 』のソロなんかポジションが完璧だったし……。もしかするとモーションキャプチャーやCGを使っているのかもしれないけど、グウィリム・リーもある程度はギターが弾けるんじゃないかな? ギタリストの俺は、弾いているふりだったり、演奏と手が全然合っていなかったりすると、どんなに良い映画でも興醒めしてしまうんだけど、この映画に関してはまったくそんなことなし! ロジャーもジョン・ディーコン(B)もほんとに演奏しているようにしか見えない。ミュージシャンが観ても納得の出来だと思います。

『Live at LIVE AID』
こちらは本物のライヴ映像です。
これを観てから映画を観るもよし、映画を観てからこれを観てもよし……、
どちらにせよ、映画の完コピ具合に感動することうけあいです
 


劇中で使われる音楽そのものも、ブライアンとロジャーの二人が担当していて(オープニングの20世紀フォックスのファンファーレも!)文句の付けどころがないし、フレディの歌声があまりに似ていると思ったら、ラミ・マレックとフレディにそっくりな歌声を持つシンガーとして有名なマーク・マーテル に加えて、なんとフレディ本人の歌声も使われているらしく、そりゃ似てるわ······というか、本物かい。それはちょっと反則な気もしないでもないね。

Marc Martel 『Bohemian Rhapsody』
こちらは劇中のフレディの歌唱を担当したシンガー(どの程度の割合かはわかりません)。
驚愕のクオリティ! ちょっとした歌い回しまでフレディにそっくりです(顔も似てる)。
ほんとにフレディが大好きなんだろうね……
 


さて、ここまでべた褒めしてきたけど、フレディの怒涛の半生を2時間かそこらで描くのはやっぱり無理があって、QUEENをよく知らない人は、ストーリーの進み方が早過ぎると感じるかもしれないし、QUEENをよく知っている人は、あれもこれも足りない、と思うかもしれない。個人的には、彼らがトントン拍子で成功したように見えかねないなあ……、なんていう危惧も、ほんの少しだけどある。それでも、そんなことを補って余りあるほどの魅力がこの映画にはあった。成功の陰にある孤独や、メンバーや家族との絆······、言葉にしてしまうと陳腐に聞こえるかもしれないけど、そういった全てが伏線として、ラストのライヴエイドのシーンに繋がったのには感動した! 実際のセットリストからは何曲か削られてはいたけど、ほんとにその場にいるかのような臨場感があってものすごく興奮したし、『We Are the Champions 』は泣けてきて困った······。しかし、一番泣いたのはライヴシーンではなく、エンディングで『Show Must Go On 』のイントロが聴こえてきた時だったことを告白しておきます。

『ボヘミアン・ラプソディ』は現在も絶賛公開中。映画館で、大きな音で観るのをオススメします。俺はもう一回ぐらい観に行こうと思っているんだけど、次は応援上映会に行ってみようかな。一緒に歌いたくてたまらなかったんだもの!


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